ぬいぐるみの作り方！うさぎやくまをフェルトで簡単に手作りできる！

ぬいぐるみの顔の表情には、デザインするためのポイントがあります。ぬいぐるみの顔のデザインをする時には、ついつい楽しくなってぬいぐるみの笑顔の表情を作りがちです。ですが、ぬいぐるみの表情は笑顔で作ってはいけません。何故ならぬいぐるみは、悲しいときも嬉しいときも、持ち主がどんな気持ちの時にでも気持ちを反映して、受け止めることが出来なければならないからです。そうやって、持ち主の感情を受け止めることによって、ぬいぐるみは持ち主の大切なパートナーとなってくれるのです。

ですから、ぬいぐるみの表情は、なるべく無表情に見えるように作るべきなのです。市販の多くのぬいぐるみも、なるべく無表情に見えるように作ってあるのはこのためなのです。

ぬいぐるみと言えばくまのぬいぐるみが思い浮かぶという人も多いのでは無いでしょうか？　「くまのプーさん」や「ティディーベア」など、人気のくまのぬいぐるみは沢山有ります。ぬいぐるみのくまは、大きくて優しいというイメージが有るのでしょう。

一方、手作りのくまのぬいぐるみはパーツや色の切り返しが少ないので、うさぎや人型のぬいぐるみよりも簡単に作ることが出来ます。くまのぬいぐるみの作り方を覚えれば、そこからうさぎや人型のぬいぐるみの作り方に発展していくことが出来ます。

くまのぬいぐるみを作るためには、くまのぬいぐるみの型紙と、作りたいくまのぬいぐるみのために布やフェルト、目や口を表現するために刺繍用の糸やボタンを用意します。現実のくまの表面の毛の色は茶色やグレイですので、ぬいぐるみに使う布やフェルトの色もそれに合わせましょう。

市販のぬいぐるみには、チェック模様などの様々な色やパターンを使った派手なぬいぐるみもあります。これは立体物として、しっかりとくまのぬいぐるみのディフォルメがなされているから可能なのであって、手作りのぬいぐるみでチェック模様や実際のくまの色と違う色を使うと、くまに見えなくなると言うこともありえます。手作りのくまのぬいぐるみの布の色として使いやすい、無理の無い色は、茶色、黄色、オレンジ、黒、グレイトーンのブルーになります。

うさぎのぬいぐるみも、くまのぬいぐるみと同じくらい人気があります。「ミッフィー」や「ピーターラビット」など、人気のぬいぐるみがあります。大きな耳が特徴的でわかりやすいので、白いうさぎ意外にもいろいろなカラーや模様のうさぎのぬいぐるみが有ります。

うさぎのぬいぐるみを手作りする場合は、くまのぬいぐるみにながい耳を付けるだけでうさぎのぬいぐるみに変えてしまうことも出来ます。しかし、もっと特徴にこだわるならば、くまのぬいぐるみよりも若干立体的な顔を作ると、さらにうさぎらしく見えるでしょう。

うさぎのぬいぐるみを作る方法は、くまのぬいぐるみを作る方法とほとんど同じです。くまのぬいぐるみの型紙を使って、耳を大きくすればそれだけでもうさぎのぬいぐるみを手作りすることも出来てしまいます。しかし、ちゃんとしたうさぎの型紙は、くまのぬいぐるみよりも線が細く華奢な形をしていますので、うさぎのぬいぐるみを手作りするときは、うさぎのぬいぐるみの型紙を使った方がより満足できるはずです。