ヘアカラーのトーンとは？明るさの選び方は？【表・見本あり】

アッシュ系のヘアカラーのように、寒色系のヘアカラーは染料の粒子が大きいので、髪の内部に浸透しにくい特徴があります。そのため、アッシュカラーは他のカラーリング剤と比較すると色落ちが早いです。

暗髪アッシュカラーで他のカラーリング剤と併用したり、パーマをかける場合は、なるべく別々に施術をして髪を傷めさせないことで、アッシュカラー色落ちが良くなります。

暗髪でアッシュを強く出したい場合は、ブリーチをします。ブリーチ後に暗めのアッシュでヘアカラーをすると、透明感のある暗髪アッシュになります。

髪の毛全体をブリーチするのが不安な場合は、毛先だけをブリーチしたり、ハイライトとして一部だけブリーチする方法もあります。ブリーチでハイライトを入れてから暗髪アッシュに染めると、髪質が柔らかく見える効果があります。

暗髪で透明感のある髪色にしたい場合は、暗髪&グレージュのヘアカラーがおすすめです。暗髪グレージュとは、グレーとベージュを合わせて作ったヘアカラーの造語です。

暗髪でグレージュのヘアカラーにすると、光の屈折で髪の毛がアッシュとベージュの2色に見え、外国人風の自然な透明感のある髪質を表現できます。

暗髪グレージュはアッシュとは違い、赤みをソフトに消してくれるカラーになります。そのため美容室では暗めに染めておき、2、3週間で色落ちしてくるのを待ちます。暗髪グレージュは時間が経つほどに自然な明るさや透明感が生まれてくるヘアカラーになります。

■参考記事：グレージュはどんな色？

暗髪グレージュが似合う人気のヘアスタイルは、ボリュームの大きなロングやセミロングのウェーブヘアです。暗髪グレージュは深みのある色のため、ボリュームのあるヘアスタイルでも軽さや透明感を作り出してくれます。

ミディアムやボブショートで暗髪グレージュにすると、クールでセクシーな雰囲気にすることも可能です。

黒髪のボブテイストは重たく、どうしても子供っぽい印象になりがちです。しかし、暗髪カラーは、ブラウンの配合量が少ないため、重たく見えない特徴があります。

暗髪カラーでショートボブにすれば髪に軽さが出るので、子供っぽくない落ち着いた大人の雰囲気になります。また、暗髪のベージュ系カラーであれば、髪の赤みを取って透明感を表現してくれる効果があります。

暗髪ショートボブは前髪から顔周りにかけて束感を作ることで、小顔に見せながらもスッキリとした雰囲気になります。

モデルや芸能人から人気の高いミディアムヘアですが、ミディアムのヘアスタイルは女性らしさを出しつつ、ロングより重たく見えない長さが魅力の特徴です。ミディアムヘアーの特徴を活かすために暗髪にすることで、よりヘアスタイルに軽さや透明感が生まれます。

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