材料を揃えたら、いよいよ作り方に入ります。編み始めはまず全部の糸を束ねて、端を数㎝残してひと結びします。次に先端をテーブルなどに固定して、10㎝くらいまで三つ編みで編んでいきます。
編み始めの部分を三つ編みにする際、芯糸と巻き糸の区別は特別意識しなくても大丈夫です。束ねた糸を均等に分けて、三つ編みしましょう。10㎝くらいまで編めたら編み始めの作り方は終了です。もう一度ひと結びして、平結び(平編み)の作り方に突入です。
ミサンガ平結び(平編み)⓶編みだしたら
平結び(平編み)の部分は、動画『平編みミサンガの作り方』を見ながら、一緒に手作りしていきます。動画では芯糸(クリーム色)を2本、2色の巻き糸(水色とピンク)を1本ずつの、3色・4本を使っています。
⓵端をひと結びし、中心に芯糸、両サイドに巻き糸(動画では左が水色、右がピンク)がくるように、糸を配置します。
⓶左の巻き糸(水色)を「4の字」の形になるように、芯糸に重ねます。
⓷右の巻き糸(ピンク)を⓶で重ねた巻き糸(水色)の上に置き、次に輪の下からくぐらせ、左上に引き出します。
⓸2本の巻き糸を引き締めて、結び目を作ります。この時点で2本の巻き糸の位置が、最初と逆になっています。(左が水色、右がピンク→左がピンク、右が水色)
⓹右の巻き糸(水色)を「逆4の字」の形になりように、芯糸に重ねます。
⓺左の巻き糸(ピンク)を⓹で重ねた巻き糸(水色)の上に置き、次に輪の下からくぐらせ、右上に引き出します。
⓻2本の巻き糸を引き締めて、結び目を作ります。これで編み目が1つ完成です。またこの時点でも、2本の巻き糸の位置が⓸の時と逆転しています。(左がピンク、右が水色→左が水色、右がピンク)
⓼⓶~⓻を繰り返しながら、予定の長さまで編みます。
ミサンガ平結び(平編み)⓷編み終わり
予定の長さまで平結び(平編み)で結び終えたら、ひと結びして編み終わりの部分の作り方に移ります。編み終わりの部分は、編み始めと同じように三つ編みして、ひと結びして終了です。もし平結び(平編み)だけで疲れてしまった場合は、平結び(平編み)終了部分の結び目から10㎝程度のところで、もう1度結び目を作って終わらせる方法でもOKです。
ミサンガ平結び(平編み)⓸補足
・使用する芯糸の本数は基本的に自由ですが、編み始めと編み終わりを三つ編みにする場合、糸の合計本数は【3の倍数(3本、6本…)】になるように設定するのが良いでしょう。例えば芯糸4本、巻き糸を2色1本ずつの、計3色6本などが考えられます。
・今回は【編み始め→平結び(平編み)→編み終わり】の流れでご紹介しましたが、【平結び(平編み)→編み始めと編み終わり】の順番で作っても、問題はありません。
・芯糸の本数を増やす場合は、巻き糸を長めに用意しましょう。例えば糸3本と6本では太さが2倍になるので、巻き糸は1.5~2倍とっておくと安心でしょう。
・編み目の詰まり具合によっても、巻き糸の長さは変わります。編み目を詰める場合はそれだけ結び目の数も増えるので、巻き糸は長めに用意します。
・使う巻き糸の長さが予測しにくい場合は、糸をあらかじめ切り取らず、束のまま使うのも作戦のうちです。
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