そして光の存在と対面する際、自分の今までの人生を振り返るとされています。査定のようなものなのでしょうか。そこで自分の人生に今まで起きた出来事、それに対して自分がどういう行動を取ったかを確認します。大事なのは自分の人生は勝ち組だったか負け組だったかということではなく、「起きた出来事に対して自分がどういう反応をしたか」というものだそうです。なかなか深いですね。
どれだけ周りに尽くしたか
ここでのよい人生を送ったかどうかの判断は「どれだけ周りにつくした人生であったか」と言われています。臨死体験を経験した人のほとんどはこの大きな存在と出会うことで自分が大きな世界のほんのちっぽけな存在であることに気付かされるといいます。俺が私がという気持ちがはやってしまいますが世界にどれだけ思いやりを持って接することが出来たかが焦点になるようです。非常に耳が痛い話です・・・・。
臨死体験のステップ⑦ 現世に帰される
今はまだ死ぬべきときじゃない?
最終的には人生の振り返りを終えて大きな光の存在によって現世に帰されるとされています。ここも宗教や年齢に関わらず、ほぼ必ず何か上位の存在の意思によって決定されていると臨死体験者は感じているようです。何とも不思議な話ですね。でも全く国や年齢、性別や環境の違う人が同じことをいうのを見ると信憑性も凄まじく増してきます。
現世に帰ってくる理由がある?
スピリチュアルな臨死体験がネットでは特に多く見受けられますが経験者の多くが「現世に帰ってきたのには理由がある」あるいは「自分には使命がある」と考えていることが分かりました。ライトワーカーとして目覚める人もおり、臨死体験をすることで自分が大きな世界に活かされていると感じる傾向が強いです。他人に信じてもらえるかどうかは別として、もし本当に上記のような臨死体験をしたら霊能的な現象も信じますよね。百聞は一見に如かずです。
科学的に臨死体験はありえる?
上記でまとめたような臨死体験は科学的にはどう扱われているか気になりますよね。実は筆者も小〜中学生のとき死後の世界や臨死体験に興味を持ち自分で調べていたことがあります・・・・。当時は死んだらどうしようという恐怖によるものでした。
現在では死ぬ間際の人が臨死体験をするかどうかには賛否両論です。血流や二酸化炭素濃度などの変化が生きている状態から死に至るまでに変化することで脳に影響があるのではないかと言われています。
走馬灯は充分にありえる
人は心停止してからも数十秒間は脳に活発な活動が見られます。活発というよりは過剰なほど動き、「過去の記憶を頼りに死の危険を回避しようとしている」ともいわれています。走馬灯が死を覚悟した人にのみ起きるのも脳が危険を察知しているからと考えれば納得できるかもしれません。
この数十秒間の間に酸素が失われ、脳も停止するのですが臨死体験とはこの間に経験できる一種の脳内麻薬と捉えることもできます。心停止から蘇生した人の2割が何らかの臨死体験をしたと言われています。
幽体離脱を練習すれば臨死体験はできる?
では幽体離脱で臨死体験は出来るのでしょうか。死の間際に幽体離脱する人もいれば金縛りや瞑想などから試みる人もいますよね。幽体離脱することによって霊界に行くことができるというスピリチュアルな話も耳にします。幽体離脱は魂を肉体から放すことを目的としています。自分で意識して幽体離脱の訓練をすることで臨死体験をすることは可能かどうか調べてみました。