男性と女性の「恋人と付き合う」定義の違い
前項でご紹介した男性の付き合う定義を見て、「なんて曖昧なの?!」と思わなかったでしょうか。
人によって定義にばらつきはあるものの、男性は付き合おうと言わなくても付き合っていると思う事が多いのです。一方で女性はと言うと、きちんと言葉をもらってようやく「付き合っている」と思えるのです。
男性と女性とでは脳の構造が違うので、根本的に考えが違います。ですから、付き合うことに対する定義や意味も違うといえます。だからすれ違いが起きたり、言葉にしない男性に女性がイライラしたりするわけですね。
反対に男性は「何でここまでしているのに分からないのか」と思っています。ここで分かり合えないと平行線をたどってしまいますね。
言葉にしてくれれば一番ですが、してくれないのであれば女性のほうから言葉を引き出したり、付き合っている女性に対する行動をチェックして判断する必要があるでしょう。
どこから「付き合っている」と言える?
もっと具体的に付き合うということについて考えてみましょう。何をすれば付き合っていると該当すると、男性は考えているのでしょうか?ここでは社会人と学生といった風に、立場別に解説をさせていただきたいと思います。
社会人
社会人にもなるとある程度恋愛経験を積んできた男性がほとんどです。ですから明確に「付き合おう」という言葉がないまま付き合いがはじまっていることも珍しくありません。
基本的には体の関係に発展し、その後も定期的にデートを重ねているのであれば「付き合う」に該当します。体の関係になった後に連絡がなくなったり、体の関係しかない場合は「付き合う」には該当しないのでご注意ください。
「週末どうする?」なんて連絡が来るのも付き合っている状態に入っている証です。社会人は忙しく、休日はゆっくり過ごしたいと思っていてもおかしくありません。それなのにあなたに予定を確認したり何かする提案をしてくる場合は、立派な恋人関係と言えます。
高校生
学生の場合はどうなのでしょうか?ここでは高校生を例にしてみたいと思います。
社会人とは違って、学生はしっかりと言葉にする傾向にあります。ですから付き合っているかどうかが曖昧な状態になりにくいのが学生の恋愛の特徴です。学生は告白をするという行為が一大イベントのように感じていますから、しっかりと言葉にするというわけです。
直接告白することもあれば、LINEや通話で告白をすることがあります。これを持って、「付き合う」が成立するわけです。
たまに付き合う前にデートをする学生もいます。これは告白が成功するかどうか、2人の関係がどこまで深くなっているかを判断するためのものです。ここで良い感じの雰囲気であれば告白をする、という流れになります。
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これって付き合っている?と思うとき
女性が「これって付き合っているのかなぁ?」と思う瞬間にはどのようなものがあるのでしょうか?ここでは付き合っているのか不安になる瞬間を5つご紹介したいと思います。
①友達に紹介されない
彼女彼氏の関係になれば、お互いの友達に紹介することもあるでしょう。そうすれば友達も含めてみんなで遊びにでかけることができるからです。友達同士の彼女彼氏と仲を深めることで、知り合いの輪も広がります。
しかし男性が友達に会わせてくれなかったり、もし会うことがあっても彼女という風に紹介されない場合は「本当に付き合っているのかな?」と不安になります。
この場合は男性自身が付き合っていると思っていないこともありますし、付き合っているつもりではいるけど照れくさくて紹介できない場合もあります。
不安に思っても、後者の場合もありますから焦らずに彼に確認を取って見ると良いでしょう。
②街中で知り合いを見つけると隠れる
デートのように一緒に街に出かけることはあるけれど、知り合いに会いそうになると隠れたり顔を背けたりする男性はいませんか?こんなことをされれば付き合っているのかどうか不安になってしまいますよね。
こんなことをするのは、ほぼ間違いなくやましい気持ちがあるからです。例外として照れくさいだとかまだ付き合っていることを隠したい、付き合っていることがバレるとからかわれて面倒だからというものもありますが、ほとんどがやましいことがあるからです。
やましいことの代表と言えば、本命の彼女がいるというものが濃厚です。あなたに明確に付き合おうといえないのは、本命がいるからかもしれません。