マンネリの意味って?
恋愛や仕事など、毎日の生活にマンネリを感じている人は多く、そこからモチベーションが上がらなくなっている人も…。ですが、そもそもマンネリとは何なのでしょうか?まずはマンネリの意味から紐解いていきましょう。
マンネリの意味:マンネリズムの略
「マンネリ」と言う人が多いですが、実は「マンネリ」とは「マンネリズム(mannerism)」を略した言葉です。元々は芸術家が一定の表現技法を繰り返し使ってしまうことを指す言葉として生まれました。
一般的に良いとされている同じ表現、同じ描き方を繰り返すだけでそこに斬新さや独創性を生み出すことができなくなっていることがその意味合いに含まれています。
マンネリの意味:恋愛で使われることが多いが仕事に対しても使われる
現在ではこの「マンネリズム」から、一般的には恋愛面で使われることが増えました。好きな恋人といるはずなのにいつの間にか相手への興味や楽しさが失われている…。
ですがマンネリを感じるのは何も恋愛だけではありません。仕事面でもマンネリを感じてしまう人は多く、仕事への退屈を意味する言葉としてマンネリが使われることも。
マンネリの意味:新鮮さが無くなる状態のこと
マンネリは様々なシーンで使われることがあり、語源の意味同様芸術活動をしている人がその表現や芸術分野で飽きや独創性を失ってしまった際にも使われます。
そのように、マンネリは総じて新鮮さや独創性、興味を引くことがなく飽きがきていることを意味する言葉として使われるようになりました。まずはその正しい意味を抑えておきましょう。
恋愛でマンネリ化したときの特徴
マンネリという言葉がよく使われるのが恋愛です。最初は好きで付き合った恋人なのにいつの間にかそのお付き合いがマンネリ化しているかも…?そこにはどのような特徴があるのでしょうか?
会話が減る
最初のうちはまだ恋人のことを深くは知らず、相手の話を聞いていることへの楽しさや興味が強いものの、話す機会は増えれば増えるほど相手のことを深く知っていくことになります。
知ってしまえば相手への好意や理解が増す反面、興味は減ってしまい、それがきっかけで会話が減り…。いつの間にか無言の時間が増えることがマンネリ化の大きな特徴です。
スキンシップが減る
人は興味のある人、好きな人に対しては近づきたい、パーソナルスペースを狭めたいと思う人が多く、恋愛面では付き合いたての頃はスキンシップも増えていったかもしれません。
ですがマンネリ化して相手への興味が徐々に薄まってくると、スキンシップを取ろうという機会もだんだん減ってきてしまい、気付けば恋人に触れていない…なんて悲しい気付きも。
会う回数が減る
特に仕事や学校などで毎日顔を合わせる機会がない人の場合、会う回数が減ることもマンネリ化の大きな特徴です。人は恋愛に限らず、興味のある物事に対して時間やお金を注ぎます。
付き合いたての頃はその興味の対象は恋人。ですがマンネリ化すると、その興味が趣味やその時ハマっているものなど別のものに移ってしまい、それが恋愛でのマンネリに繋がってしまいます。
相手への興味が薄れる
付き合った当初や付き合う前は相手のことがもっと知りたい、相手に自分のことを知ってほしいと、ほんの些細なことでも相手のことを思ってしまうほどに興味津々。
にも関わらず、その交際期間が長くなるごとにマンネリ化し、相手への興味も薄れてしまう…。この興味が薄れてしまうことは、マンネリ化の大きな原因だと言えます。