決起会の挨拶は参加者を鼓舞するためのもの
あなたは決起会に参加したことはあるでしょうか。「決起会」とは学校や職場で大事な行事・イベント・プロジェクトの遂行を祈って、関わる人たちと英気を養う機会をいいます。この決起会に参加した時に挨拶をお願いされた時には、どんなことを言えばいいのでしょうか。
決起会は参加者を鼓舞することが目的ですから、是非とも参加者のモチベーションが上がっていくようなことを言いたいものです。挨拶をするときに気を付けるポイントを紹介します。
決起会の挨拶は誰がやるべき?
決起会の挨拶は誰がやるべきでしょうか?結論から言うと、組織やプロジェクトの中心人物やトップの人が挨拶するべきでしょう。
中心人物やトップから声を掛けてもらえれば、その下で働く人間のモチベーションは上がっていくものです。組織やプロジェクトを進行しているメンバーに対して常日頃の感謝の思いと、計画の遂行への熱い思いを挨拶で話してもらいましょう。
挨拶の前に自己紹介
組織やプロジェクトの規模が大きくなればなるほど、中心人物とトップの距離が遠くなってしまうことは仕方がありません。中には直接話したことが無いような中心人物やトップの人もいるでしょう。
そのような場合を考えて、挨拶をする人は挨拶の冒頭に「自己紹介」を入れる必要があります。「○○プロジェクトのリーダーを務める○○です」のように、自分の役職や立場が分かるような情報を入れてあげましょう。
司会進行を意識した時間配分
挨拶は「司会進行を意識した時間配分」が大切です。色々な挨拶にも言えることですが、「長すぎず短過ぎない程度」の時間配分を意識しなければなりません。実際に挨拶の時間を提示されている場合は、その時間を超えないようにするのが大切です。
決起会には分刻みでスケジュールが組まれている場合もありますので、挨拶にあまり時間をかけ過ぎないことも意識しましょう。
決起会の進行に応じた挨拶例
決起会の進行に応じた挨拶の文例を紹介します。もしもあなたが挨拶のお願いをされた場合に参考にして挨拶を考えてみましょう。
開会の挨拶
「開会の挨拶」をお願いされた場合は、ます決起会に参加している人たちを鼓舞することを意識しましょう。この決起会に機に組織やプロジェクトの進行具合が一気に変わります。その決起会の開会の挨拶ですから、参加している人たちのモチベーションが上がるようなフレーズを是非挨拶で言いましょう。
また挨拶に中に目指すべきゴールがイメージできるような話題を入れましょう。より参加者のモチベーションを上昇させる効果がありますのでお忘れなく。
乾杯の挨拶
「乾杯の挨拶」も参加者のモチベーションが上昇させるようなことを言いましょう。「今日は共に成功を目指す仲間同士和気あいあいと飲んで楽しみましょう」のように、決起会参加者がお互いに気を遣うことなく楽しめるための一言を挨拶に入れてみましょう。
乾杯の挨拶1つで、決起会の雰囲気が決まることもあります。「決起会に参加してよかった」と思えるような楽しい雰囲気を作れるような挨拶にしましょう。
出し物、余興の際の挨拶
「出し物、余興の際の挨拶」は、決起会がさらに盛り上がりをみせる重要な挨拶となります。本物のミュージシャンや芸能人のように「今日は盛り上がっていこうぜ~!」のような強いメッセージを挨拶に入れても大変喜ばれることでしょう。
またゲームを行う時は、挨拶の中にルール説明をしてあげるといいでしょう。挨拶と別にルール説明をすると、聞いているだけの時間ができてしまうことに注意しましょう。
閉会の挨拶
「閉会の挨拶」では決起会に参加してくれた人への感謝の思いを述べると同時に、参加者の気持ちを1つにして計画を進めていくことを述べましょう。
「今日は参加していただいてありがとうございました。本番まで残り1週間ですが、最後まで気を抜かずに頑張りましょう」のように、決起会後に参加者たちが気持ちよく仕事や作業ができるように心を鼓舞させることを意識しましょう。