長居はせずに切り上げる
結婚の挨拶で彼氏の実家に上がったなら、滞在時間は長くても2時間程度。すでに顔見知りで何度も家に上がっている間柄だとしても、用件と談笑が終わったなら長居はせずに切り上げましょう。
彼の両親に促されてからではなくて、自分たちで切り上げること。時間を忘れるくらい楽しい時間を過ごせたら素晴らしいことですが、長くなりすぎないよう意識しておいてください。
帰宅したらお礼の電話を
訪問しての結婚の挨拶が終わったからおしまい、ではありません。時間を設けてくれたことへの感謝をこめて、帰宅したら彼女のほうからお礼の電話をかけます。電話番号を彼氏に聞いておきましょう。
電話では、無事に帰宅したことの報告と、改めて時間を作ってくれたことへのお礼を述べ、「今後ともよろしくお願いいたします」と締めくくります。
手紙の場合は1週間以内が基本
お礼状の手紙の場合は、結婚挨拶へ行ってから1週間以内に送るのが基本です。お礼の電話に加えてお礼状も送ると、より丁寧な印象となるでしょう。
手書き文字に自信がなくても、文面は手書きにしたほうが人柄や誠意が伝わりやすいです。彼の両親とすでに何度も会っているなら、礼を失しない程度に率直な感想を盛り込んでもOKです。
彼氏の実家に結婚挨拶へ行くときの基本ポイント
結婚挨拶は段取りだけでなく、服装や話題、手土産やご飯を振る舞われた場合など、考えるべきことや気をつけたいポイントがたくさんあります。一つ一つ基本を押さえれば、焦る必要はありません。ポイントは守りつつ誠意あるのみですよ!
段取りはきちんと練っておく
当日あたふたしないために、段取りは練ってイメージトレーニングをしておきましょう。「こういう段取りでいこうか」と彼氏ともよく相談しておくと安心です。
自己紹介は緊張するとしどろもどろになってしまう人もいるので、何を言うか考えて書き出すだけではなく事前に練習しておきましょう。
タブーな話題は要確認
その家族によっては、世間話のつもりでも触れられたくないタブーな話題もあります。彼氏と一緒に確認しておいてください。自慢話や相手を否定する言葉もタブーです。
彼氏とは結婚の段取りがすでに進んでいたとしても、彼氏の両親としてはまだ心の準備ができていないことも…。前から決まっていたかのように結婚のことを話すのはNGです。
忘れ物の確認はしっかりと
時計やハンカチ、ティッシュなど、忘れるとだらしなく思われてしまうものは事前に準備し、忘れ物がないようにしましょう。用意した手土産も忘れないように!
すでに何度も彼氏の実家を訪れていたとしても、「借りればいいか」は禁物。結婚の挨拶に来る時点で彼の両親はあなたを彼の友達ではなく、結婚相手にふさわしいかシビアな目で見ています。
時間厳守で到着するべし
将来の結婚相手として彼氏の実家を訪れる以上、遅刻は厳禁です。時間に余裕を持って彼氏と合流し、彼の実家近くへ到着しましょう。
早く着いたからといって、時間よりかなり早く訪問するのもNG。約束の時刻の5~3分前にインターホンを押すくらいが目安です。
服装は「季節感」と「きちんと感」
結婚の挨拶では、服装も命。TPOに合った服装をしていないと浮いて見えてしまいます。ポイントは季節を押さえているかと、きちんとして見えるかどうか。
ここぞというときの勝負服を持っていても季節感が違っていたら苦しそうな雰囲気になります。結婚の挨拶ということで、清楚な女性らしさを出せる服装が好ましいですね。