④シャーペンではなくボールペンや万年筆
手紙はシャーペンや鉛筆といった消せるものではなく、ボールペンや万年筆で書きましょう。シャーペンで書いて消したような跡があると、真剣でない印象を与えてしまいます。ボールペンの場合はもちろん、消せないタイプのものを。
万年筆だと引き締まった書き味になり、大人の手紙向け。これを機会に自分の万年筆を持って書いてみるのもおすすめですよ!
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告白が成功する手紙の内容・流れ
告白の手紙はどんな順番で何を書けばいいのでしょうか。ラブレターに欠かせない内容やフレーズを、冒頭から締めまで順に見ていきます。照れが入るかもしれませんが、大事な部分はぼかさずシンプルに書くことがポイントです。
①冒頭の一文
「突然の手紙で驚いたよね」「あなたに伝えたいことがあります」など、前置きとなる一文を最初に入れましょう。いきなり「好きです」は潔くはありますが、書いている本人も読む相手も心の準備ができていない状態のはず。
照れるあまり前置きが長くなると何の手紙なのかわからなくなるので、冒頭の文章は軽めにして本題に入りましょう。
②手紙にした理由
会って直接口で伝える形でも告白はできるのに、なぜ手紙にしたのだろうと相手は疑問に思うかもしれません。「言葉にすると上手く伝えられなさそうなので手紙にしました」などと理由を添えましょう。
理由が伝わればそれで十分です。あれこれ言い訳せずシンプルな言葉でOK。すでに友達同士であれば、「直接言おうと思ったけれど恥ずかしくて言えなかった」と素直に打ち明けても可愛らしさがあります。
③好きになった理由や経緯・惹かれた部分を伝える
「入社してからずっとひとめぼれでした」「何事も一生懸命な姿に惹かれました」など、好きになったきっかけを伝えましょう。相手が「あのときに!」と微笑ましくなるエピソードも入っていると、好感がさらに得られます。
「○○さんのこんなところが素敵です」など、相手の好きな部分を伝えるのも効果的。好きな人の姿を思い浮かべて、語りかけるように綴ってみてください。
④告白の一文
告白の手紙なので、ここが一番の要。「好きです、付き合ってください」など、告白となる一文を入れます。好きであることは前の項目で十分に書いているなら、付き合ってほしい旨をはっきり書きましょう。
照れてぼやかして書きたくなる人もいるかもしれませんが、「これからも一緒にいたいです」など告白らしさを避けると、何のための手紙なのかよくわからなくなってしまうので気をつけてください。
⑤締めの一文
「お返事待ってます」「よろしくお願いします」などの文で、手紙を締めくくります。告白の手紙ということで、やはり返事はほしいものですよね。
しかし急かしているニュアンスになると相手にとってはプレッシャーになるので、「ゆっくり考えてみてくださいね」「急がないで大丈夫なので」と、ゆとりを持たせた印象になるのがベターです。
【相手別】告白が成功する手紙の例文
告白の手紙に使える、具体的な例文を紹介いたします。目上の相手なら、丁寧な言葉遣いは崩さずにしつつも親しみの持てる内容で。相手の返事がどちらであっても、もらった相手が喜ぶ内容をさりげなく入れられるとベストです!