まだ付き合う前の男性、あるいは恋心のない異性の友人や知人に元彼の話をする女性は、なぜわざわざ過去の話題を口にするのでしょうか?彼氏でもない相手に元彼の話をする女性の心理に迫ってみましょう。
相手の男性のことが気になり反応を見たい
相手の男性に好意を抱いている場合、脈ありか脈なしか、元彼の話をすることで反応を確認することがあります。
相手が自分の元彼の話を聞いて、面白くなさそうな顔をしたり不機嫌になったりするようなら、脈あり。まったく気にする様子がなく、感情が動いていなさそうなら、脈なし。そんな風に様子を窺い、自分に気があるかどうか見ているのです。
良き相談相手だと思っている
女性が元彼の話をするのは、相手がダメな男だったのか、はたまた自分に悪いところがあったのかを客観的に知るため、つまり、ただ相談しているだけの場合もあります。
相手を信頼しているか、恋愛経験豊富でアドバイスがもらえそうと考えているのでしょう。元彼との過去を打ち明け、自分にダメなところがあれば、男性目線で指摘してもらおうと思っているのです。
心を開いている
恋人でもない女性が元彼の話をするのは、相手の男性に心を開いている証拠とも言えます。この人なら、どんな話でも聞いてくれる、恋の失敗を打ち明けても否定せずに自分を受け入れてくれると思っているのです。
元彼への愚痴や不満が残っている場合、誰かに聞いてもらうことで消化したいという思いがあります。気が済むまで話せば、彼女の心は晴れるはずです。
元彼に未練がある
女性が元彼の話をするのは、元彼への未練を持て余しているからかもしれません。元彼に未練があるから、何かにつけて思い出してしまい、話題に出してしまうのでしょう。
別れたことを心のどこかで後悔していて、その気持ちを払拭したくて話している可能性もあります。その場合、男性目線で元彼を判断し「別れて良かったと思うよ」と言ってあげるのも一つの手段です。
【男性心理】元彼の話をしないほうがいい理由
女性が元彼の話をしたくても、彼氏にはするべきではないという声もあります。男性が彼女の元彼の話を聞きたがらないのには、理由があるのです。ここからは、元彼の話を聞かされる男性の心理に迫ってみましょう。
過去のことと分かっていても辛い
元彼との関係が完全に終わっていることがわかっていても話を聞きたくないのは、元彼に嫉妬するからです。デートで行く場所やお店が彼女にとっては初めてではない場合、彼女の「初めて」を奪った元彼に嫉妬するのです。
特に独占欲が強い男性にとって、彼女の元彼は「自分より先に彼女と付き合っていた男」なので、自分が二番目のように感じて劣等感を抱きます。
自分以外の男の話は聞きたくない
男性は、元彼に限らず、他の男の話を聞きたくないというのが本音でしょう。女性にその気がなかったとしても、男性はいちいち他の男と比べられているように感じ、良い気持ちはしません。
男性からすると、「どういうつもりで他の男の話をしているわけ?」と疑問しかありません。特に他の男性を褒められると、「俺よりそいつと付き合えば?」と思ってしまいます。
元彼の話ばかりされると冷める
せっかく二人でいるのに話題が元彼のことばかりだと、男性は退屈でしかありません。男性がつまらないオーラを出していても元彼の話を続けてしまうと、ケンカに発展する可能性があります。
付き合っていてもつまらない、会話が盛り上がらない、何かとケンカになるといった状態が続けば、彼女と付き合い続けることに疑問を感じ始めてもおかしくありません。
元彼と比較されている気がしてうざい
元彼と行ったお店や誕生日にもらったプレゼントの話を聞かされると、元彼の方が気が利く人だった、元彼の方が高級なものをくれたなど、比較されているような気になってしまいます。
「元彼は奢ってくれたのに」「元彼はすぐ迎えに来てくれたよ」などと事あるごとに聞かされれば、男性は比較されることに疲れ、いずれ付き合う気力も失ってしまうでしょう。