「サステナブル」にどうやって取り組んだらいいのかわからない…
最近よく耳にする「サステナブル」という言葉。もともとは「持続可能な~」を意味する単語ですが、近年では「社会や人間の活動が地球環境を壊したり、資源を使い切ったりしないように配慮し、現在の地球を維持しながら未来に向けて継続・発展していこう」という意味で広く用いられています。
しかし、「『サステナブル』といってもどうやって取り組んだらいいのかわからない」、「なんとなく気合いを入れて取り組まなければならない気がする...」と思ってしまう方も多いのではないでしょうか?
大切なのは一人ひとりのアクションなので、そう大袈裟に考える必要はありません。合言葉は「できることから少しずつ」。
今回は、毎日の生活に欠かせない【洗濯】、【掃除】、【料理】の場面で「サステナブル」を取り入れる、簡単なアクションを6つご紹介します。
【洗濯】「マイクロプラスチック」問題を考えよう
マイクロプラスチックとは、その名の通り極小のプラスチックのこと。洗顔料・歯磨き粉といったスクラブ剤などに利用されています。お家の排水溝から下水へと流れ、海に流れ出てしまいます。
一度出てしまったマイクロプラスチックはなかなか回収が難しいのが現状です。そうして海に流れ出たマイクロプラスチックは海洋ごみとなり、魚などの海の生物やその生態系に悪影響を与えます。
プラスチックに含まれる添加物は魚の体内に残留し、これが人体に取り込まれるとどんな影響を及ぼすかわかっておらず、問題視されています。
サステナブルアクション①マイクロプラスチックフリーの洗剤を選ぼう
洗剤や柔軟剤に含まれるいわゆる「香りカプセル」はマイクロプラスチックでできているんです。海洋ごみを減らすために、洗剤は「マイクロプラスチックフリー」のものを選んでみては?
ちなみに、洗剤に「香りカプセル」=マイクロプラスチックが使われているのは、その中に香料を入れると、香料の使用量が少なくて済むから。
「香りカプセルありの方がいい香りがしそう!」というイメージがある方もいるかもしれませんが、しっかりと香料を配合していれば、「香りカプセル」なし、つまりマイクロプラスチックフリーの洗剤でもしっかりと香りを楽しめますよ!
環境へのやさしさ、香りのよさをどちらも叶えられる洗剤選びを行いましょう。
おすすめは、人気柔軟剤ブランド「ラボン」の「オシャレ着用洗剤」。マイクロプラスチックフリーに加え、洗浄成分はパームやヤシからとれた植物由来の成分を100%使用。大事な衣服にも、肌にも、環境にもやさしい処方です。
9/1からは清潔感のあるホワイトムスク系の香りの「ブルーミングブルーの香り」が仲間入り。
サステナブルアクション②繊維くずが海に流れ出るのを防ごう
日々洗濯をするときに発生するのが繊維くず。ポリエステルなどプラスチック由来の化学繊維のくずはマイクロプラスチックとして海洋ゴミになります。
そうしたマイクロプラスチックの流出を防ぐための、洗濯ネットの開発が進んでいます。
【料理】まだ使えるものを繰り返し使おう
「ものを大切に使うこと」、「ものを長く使うこと」はサステナブルアクションの基本中の基本であり、一番簡単にできることかもしれません。
レジ袋や割りばしなど今まで使い捨てにしていたものを繰り返し使えるものに変えたり、長く使うことを見越して、気に入ったものだけを買うのも大切なサステナブルアクションです。
サステナブルアクション③使い捨てのラップを卒業しよう
使い捨てのラップに代わって注目されているのが「みつろうラップ」。布にミツロウや植物性オイル、天然樹脂を染み込ませたラップのこと。手で温めると、みつろうが柔らかくなり、器や食材をぴたっととラップしてくれます。
おすすめは、カナダ生まれのみつろうラップ。冷水で手洗いすれば1年ほど使用可能で、エコなうえにお財布にもやさしいのが特徴です。
柄も可愛らしいものが多く、お料理のテンションがあがります♪100%天然由来の原料でできているので、最後は土に還すことができます。
おすすめは、「O0u」の「FIBER HOLD BAG(ファイバーホールドバッグ)」。
「Global Work」「niko and...」などのアダストリアが開発。通常の洗濯ネットよりも細かい網目の0.05mmの生地を表面に使用し、洗濯ネットを使用しない場合に比べて、80%のゴミの流出防止ができるとの実験結果も。
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