短絡的の意味とは?短絡的な人の性格は?短絡的思考を治す方法も解説

考え方が短絡的と呼ばれる人。職場でも中身の薄い仕事をしたり、失敗したりするので、周りから評価されません。あなたの職場に、そういう人いませんか? 考えが短絡的になるのは、性格が原因。ではどんな性格だと短絡的になり、どうすれば治るのか。研究してみましょう。

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目次

  1. 【はじめに】『短絡的』の意味とは?
  2. 短絡的な人の性格①考え方が単純
  3. 短絡的な人の性格②せっかち
  4. 短絡的な人の性格③自信家で傲慢
  5. 短絡的な人の性格④人の話を聞かない
  6. 短絡的な人の性格⑤おっちょこちょい
  7. 短絡的な人の性格⑥鈍感でKY
  8. 『短絡的思考』治す方法はある?
  9. 短絡的思考を治す方法①考えを文字にしてみる
  10. 短絡的思考を治す方法②納期の緩やかな仕事をやらせる
  11. 短絡的思考を治す方法③手本を見せる
  12. 短絡的思考を治す方法④『教育ディベート』をやってみる
  13. 短絡的思考を治す方法⑤時間を与える
  14. 短絡的思考を治す方法⑥口に出して教える
  15. 【まとめ】短絡的なままでいると?

【はじめに】『短絡的』の意味とは?

難しい課題に取り組む時、解決法をいく通りも慎重に検討し、その中からベストなやり方を選ぶ。仕事ができる人なら、当然のように、そうします。そうしないと怖くて踏み出せないという人も。
ところが、そんな慎重な検討が、どうにも面倒くさく、時間の無駄のように思えて仕方ない人がいます。

すると、最初に思い付いたアイデアを安易に実行したり、誰かがやっているやり方をそのまま真似したりします。
これが、短絡的思考という言葉の意味です。

もしあなたの後輩や仕事仲間が短絡的な人だったら、それが元で失敗や遠回りをしないよう、サポートしてあげなければなりませんよね。
そのためには、その人のどんな性格、特徴が短絡的思考の原因になっているか分かれば、アドバイスの仕方も変わってくるはず。

そこで前半では、短絡的になりやすい人の性格、特徴を紹介します。
後半ではそれを元に、短絡的思考を治すにはどうしたらいいか、一緒に見て行くことにしましょう。

短絡的な人の性格①考え方が単純

仕事上の問題の解決や、トラブルの処理に限らず、論理的で複雑な思考を必要とする場面は生活の至る所にあります。

例えばドラマを見ていても、ずっと前の方に隠された『伏線』と呼ばれる仕掛けにいち早く気付き、ニヤッとする人と、人に説明してもらってやっと「ああ、そういうこと?」と。ようやく意味が分かる人がいます。

友達の恋愛相談でも、友達の言葉以外にもしぐさ、声のトーン、それ以前の発言などを総合的に判断し、『あなた本当は○○なんじゃない?』と的を得た指摘ができる人と、表面的なあたりさわりのない、無意味な発言しかできない人がいます。
言うまでもなく、短絡的な人は後者です。

この例で分かるように、仕事で短絡的になりやすい人は、そもそも普段から、物事を単純にとらえるのが特徴。複雑に考える習慣ができていないのです。
複雑な思考の意味も効果も分かっていないので、あえてそうしようとも考えません。

単純な思考の対義語は『複雑な思考』または『論理的思考』。治すためには、その意味を理解し、実践すればいいのですが、普段からできていない人にとっては、言われてすぐできるほど、簡単な話でもないようですね。

■参考記事:仕事がテキトーな人の特徴と対処法は?コチラも参照!

適当な人の特徴7選!適当な人が仕事でうまくいく方法とは!

短絡的な人の性格②せっかち

どんな仕事を任されても、内容はともかく、仕上げるのが早いのが特徴な人がいます。そういう人は納期に遅れて周囲に迷惑をかけることがないので、単純で簡単な仕事では重宝されます。

そんなスピード重視の人が陥りやすい罠が、短絡的思考です。
『自分は他人より早く終わらせないと評価されない』という強迫観念があるため、会社の利益を左右するような大切な仕事で、その意味をよく考えず、進め方を慎重に検討する時間を節約して、短絡的で安易な方法で進めてしまうのです。

こういう人の仕事、たとえばプレゼン資料を受け取った上司は、『これは役に立たないな』と判断し、他の人にやり直しを命じるかもしれません。こうなっては、そのスピードは無意味。マイナスにしかなりませんよね。

せっかちの対義語は『慎重』です。でも、こういうやり方が癖になっている人に、慎重さを求めるには、どうしたらいいか。それは、後半でみて行くことにしましょう。

短絡的な人の性格③自信家で傲慢


『根拠のない自信』という言い方をすることがありますが、直感に頼り、勢いだけで仕事をしてたまたま実績を上げ続けられると、その短絡的思考こそが正しい仕事の進め方だと思い込むようになります。

確かに、顧客に物を売る営業系の仕事で成果を出すには、自信ある態度や勢いは大切です。しかしそれだけでは決して長続きはしません。

営業の仕事でも、顧客のニーズ『何が不満で何を説明して欲しいか』など頭をフル回転させて臨まないと、やがて客に底の薄さを見透かされるようになるからです。

傲慢の対義語は、『謙虚』です。でも、自信家の人が好調に成果をあげているときに、その傲慢さを指摘し、謙虚さを求めても無意味です。スランプになり、落ち込んだときに初めて『このやり方じゃダメなのかな?』と気づくのでしょう。

短絡的な人の性格④人の話を聞かない

自信家で傲慢な人も、他人の忠告を聞かない傾向がありますが、それとは別の理由で人の話を聞き流す癖がある人がいます。
なぜでしょうか?

このタイプの短絡的な人は、子供の頃によく大人に説教をされた人が多いようです。
子供にとって、親や教師の説教など、念仏のようなもの。大人しく聞くふりをして、ひたすら早く終わるのを待っているだけです


こういう性格の人がそのまま大人になると、他人の意見を聞いて自分の言動を改めるということができなくなります。上司や先輩が、どれだけタメになる話をしてくれても、口うるさい説教にしか聞こえないからです。

元々、自分の中でいく通りものやり方を検討して最善を導き出す習慣も、能力もない上に、他人のアドバイスを最初から無意味と決めつけ、シャットアウトしていては、よい仕事ができるはずありません。

聞き流しの対義語に、『傾聴』という言葉があります。人の言葉に耳を傾け、意味を理解しようとすることなのですが、自力で解決できない人ほど、この傾聴できていない。これでは、どれだけ長く働いていても、評価されたり、重要な仕事を任されることはないでしょうね。

短絡的な人の性格⑤おっちょこちょい

行動に落ち着きがなく、小さなミスを頻繁に繰り返す性格の人。おっちょこちょいと呼ばれますが、こんな特徴を持つ人も、短絡的思考になりがちです。

おっちょこちょいキャラの人は、失敗をしても笑ってごまかすなどしてあまり深く反省することがなく、また周囲も元々そういうキャラと見ているため『またかよ』とため息をついておしまい。責任を追及したり、厳しく叱責したりすることがありません。

この性格の人は、何かを始める時に考えなしに行き当たりばったりで着手するのが特徴。そのため、後になって綻びが生じてバタバタします。でもそれはそれで何とかなってしまうので、深く考えるより楽なのです。

おっちょこちょいの対義語は、『沈着冷静』でしょうか。でもこの性格、子供の頃から続いていることが多く、本人もあまり不都合を感じていないため、治すのは簡単ではないかもしれませんね。

■参考記事:不器用な人に向いている仕事ってあるの?コチラも参照!

不器用な人の特徴9つ!克服方法や向いている仕事は?

短絡的な人の性格⑥鈍感でKY

短絡的思考を避けるためには、仕事を着手する前に、やり方をいく通りも検討し、ベストなやり方を選ぶこと。
でもその『いく通りものやり方』がひとつしか思い浮かばなかったら、どうでしょうか?

どんな人でも発想力に限界があります。そんな時、周囲の人のさりげない発言や反応から、新しい発想が降りてくることがあります。ところが鈍感で空気が読めない人には、これを感知することができない。すると、自分ひとりの考えで進めるしかなくなり、結果として短絡的思考に陥りがちです。

鈍感の対義語は、言うまでもなく『敏感』です。どんな仕事をするにも、ひとりの世界に閉じこもらず、まわりの人の動きや反応を敏感に察知することはとても大切なのですが、これもまた、その人の性格、特徴に関わる問題。心がけひとつで改善できるものではなさそうです。

『短絡的思考』治す方法はある?

さて、ここまで短絡的思考になりやすい人の性格、特徴を紹介して来ました。後半はこれを治す方法です。

前半の『短絡的な人の性格』①~⑥ではその性格、特徴の対義語についても説明しましたので、簡単な話、その対義語の通りを実績すれば、短絡的思考は治ります。

けれど、例えばあなたの後輩社員に対し「もっと論理的に考えるようにしなさい」とか「慎重に考えなさい」などとアドバイスして、効果があるでしょうか?
これで何かの改善を期待するとしたら、それこそが短絡的思考です。

その人の性格や特徴によって出来上がった行動や思考のパターンを変えさせるには、それなりの工夫が必要。指導するタイミングも重要です。

そこで後半では、前半の①~⑥に対応した、短絡的思考を治す方法、工夫を紹介して行きます。
基本的に、あなたが後輩などを『指導する方法』というスタンスで書きますが、あなた自信が短絡的思考をしがちと自覚している場合でも、立場を変えて読んでいただければ役に立つはずです。
ぜひ参考にしてみてください。

短絡的思考を治す方法①考えを文字にしてみる

物事を単純に捉えすぎ、複雑に、論理的に考える習慣がない人。
そういう人に、『もっとよく考えてみて』と言っても、どうしたいいか分からず、途方にくれるだけでしょう。
そんな人に考える習慣をつけさせるには、考えを文字にして見ることが、意外なほどよく効きます。

例えばある仕事の進め方。何通りかのやり方を書き出し、それぞれの長所と短所を書いてみます。
その中で、長所が最も魅力的で、短所がそれほど重要でないのはどれかを選ばせる。

論理的思考に慣れている人は、紙に書かなくてもこうした作業を、頭の中で自然に行えるのですが、短絡的な人には、新鮮な体験になります。
文字にするのは、本人にノートに書かせても、発言させてあなたがホワイトボードなどに書き取ってあげてもいいでしょう。

こうしたプロセスを経て取りかかった仕事は、途中で進め方がブレるのとがなく、気持ちよく進められます。
そんな経験を何度か積ませてあげれば、複雑な、論理的思考の大切さを理解してくれることでしょう。

短絡的思考を治す方法②納期の緩やかな仕事をやらせる


せっかちでスピード重視だけれど、中身が伴わない仕事ばかりする人。そんな人に、せっかちの対義語の、慎重な仕事をさせるためには、納期が短い仕事をたくさんさせていてはダメ。全部でなくていいので、企画書作成など、時間をかけてじっくり取り組む仕事をやらせてみましょう。

ただしそれを、本人に任せっきりにしては逆効果。せっかちな性格通り、短期間で片付けることを優先して考えるでしょう。
定期的に途中経過を報告させ、短絡的になっている所があれば、指摘して治してあげます。

その時、よくできている所を誉めてあげることも忘れずに。何度も直されてばかりだと、どんな優秀な人でもストレスがたまり、意欲が低下するからです。

こうして完成した仕事。その充実した出来映えに、本人がいちばん驚き、それまでにない満足感を得るはず。
こうした経験を何度かすれば、仕事にじっくり取り組んで作り上げる面白さに気付き、スピード重視の考え方を治すことに繋がって行くはずです。

短絡的思考を治す方法③手本を見せる

傲慢で自信家の人が、成果をあげ続けている時に、傲慢の対義語の謙虚さを求めても難しいでしょう。
でも、傲慢な性格ゆえの短絡的思考は、いつか行き詰まり、いい結果かが出せなくなります。その時がチャンスです。

本当に優秀な営業マンは、強気で押しが強そうに見えても、実は顧客の話をよく聞き、相手の求めに応じた会話を心がける謙虚さを持っているもの。新しい情報の収集にも熱心です。

営業系の会社なら、社内にこうしたエースと呼ばれるような営業マンが、何人かは必ずいるはずです。そうした人を探して引き合わせ、アドバイスしてもらって下さい。
傲慢な彼でも、そういう人の話なら素直に聞く気になるでしょう。

状況が許せば、そのエースの営業に同席させられれば更に効果的。
これは実際に、営業会社の上司が、部下の育成によく使う手法です。
つまり、あなた自身が手本になれず、彼を説得できないなら、他に手本になる人物を探せばよいのです。

■参考記事:職場によくいる「自分で考えない人」をどう動かす?コチラも参照!

考えない人の特徴と性格11選!自分で考えない人の仕事での対処法!

短絡的思考を治す方法④『教育ディベート』をやってみる

人の話を聞き流す癖が特徴の人に、聞き流しの対義語、『傾聴』を心掛けるようアドバイスしても、効果は薄いでしょう。あなたのそのアドバイスすら、聞き流されてしまうかも。

このタイプの短絡的な人に有効なのが『教育ディベート』という手法です。最近は学校でも取り入れる所が増えていますが、あるテーマについて、1対1またはグループ対抗で議論するゲームのことです。
例えば、『都会の暮らしと田舎暮らし、どちらが魅力的か?』といったテーマで、都会派対田舎派で議論し、勝敗を競う。本心でどう思っているかは関係なく、話す力、説得する力がある方が勝ちです。

このゲームでは、どうしても相手の発言の意味を解釈し、間違いや根拠の弱い所を攻撃しないと勝てないので、自然と話を聞く習慣ができて来ます。
そしてある程度定着した頃に、今度はあなたとその人で、具体的な仕事の進め方についてディベートしてみましょう。
今までと違った中身のある会話ができ、その人の短絡的思考を治すことに繋がって行くはずです。

bigtree_dcさんの投稿
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短絡的思考を治す方法⑤時間を与える

おっちょこちょいな性格の人に、その対義語の“沈着冷静”をを求めるには、急がせてはダメです。とにかく、今抱えている仕事を全部取り上げてでも、時間をつくってあげること。

時間ができれば、仕事の前にひと呼吸おいて、手順を確認してから始めるようになるので、ミスは減るし、もっと効率のいいやり方はないか、自然に考えるようになります。
それでも相変わらず、軽率な判断でミスばかりするようなら…

あとは指導する側の根気勝負になります。
おっちょこちょいな人は、自己評価が低いのが特徴。ミスを笑ってごまかしながらも心の中で『どうせ私なんてこの程度だし、誰も大して気にしてないんだ』なんて思っているのです。

そこであなたは、その人の仕事ぶりにトコトン注目し、ミスをする度に、なぜそうなったか一緒に考えてあげる。何回でも、です。
おっちょこちょいな性格のために短絡的になる人は、学生の頃からこうした扱いを受けたことがないので、すごく新鮮に感じるはず。
そして、そこまでしてくれるあなたのためにも『なんとかしなくちゃ』と思うようになるのです。

短絡的思考を治す方法⑥口に出して教える

鈍感でKYな人は、その対義語、周囲の反応を敏感に察知することがニガテなので、仕事のやり方などについて周囲からヒントをもらうことができません。
ひとりだけ間違った、効率の悪い、短絡的なやり方をして周囲に笑われていても気がつかない。でも、だったら何故、周囲の人は口に出して教えてあげないのでしょうか?

一般的に、日本の仕事場は、空気が読めない人に冷淡です。気の合う仕事仲間ならともかく、仲間の輪に入って来ない人を構っている余裕はないのです。

もしあなたが、このタイプの短絡的な人を指導する立場なら、本人に察知させようとはせず、口に出してハッキリと考えるヒントを示してあげるだけで十分です。

鈍感な性格の人は、愚直、パッとしないけど真面目で一生懸命な人が多いので、ヒントをもらえばちゃんと論理的な考え方ができるようになる。他のタイプの短絡的な人より治すのが簡単なのです。
それなのに、周囲のサポート不足によって『仕事ができない人』になっているとしたら、もったいない話ですよね。

【まとめ】短絡的なままでいると?

いかがでしょうか?

この記事ではここまで、短絡的な人の性格、特徴と、治す方法について書いてきました。では、この短絡的思考を治すことをせずにいたら、どうなるのでしょうか?

思考が短絡的になるのは、いくつものやり方や原因を思い付くのが大変だから。でも、年をとって経験を積むと、過去の自分の失敗や見聞きした話から、さほど苦労しなくても他の選択肢を思い付けるようになる。つまり、若く経験が乏しい人ほど短絡的思考になりやすいのです。

それでも中には年配になっても、短絡的なままの人もいます。そういう人が年功序列的に課長などの役職になり、課の方針や仕事量を決めるようになると、部下は非常に迷惑します。よく考えずにできもしない目標を立てたり、仕事を安請け合いして来たりするからです。

将来そんな迷惑なベテラン社員にならないためにも、若い今のうちから、短絡的思考は治すようにした方がいい。
全部が全部という訳には行かなくても、特に重要な仕事を任された時は、ちゃんと筋道を立てて論理的に考えて、いい仕事をするようにしたいものですね。

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