ここからはヘアカラースプレーの使い方をご紹介します。
ヘアカラースプレーの使い方①下準備を入念に!
ヘアカラースプレーの使い方の前に、まずは下準備をしっかりと整えていきましょう。用意するものはタオル、ケープ(ない場合はゴミ袋などでも可)、新聞紙、手袋、そして汚れても良い服です。基本的にヘアカラースプレーを行う際に使う道具は、全て汚れても構わないもので挑んでいきましょう。
ヘアカラースプレーは簡単に使い方を覚えられますが、髪への定着はそこまで高くないので一度衣類や肌などに付着してしまうと非常に落としにくいのが厄介です。そのため、汚れても良い服装で行うのは前提として考え、ゴミ袋でケープの代用をする場合もなるべく衣類に付かないように首元ギリギリで切ってから被るようにしましょう。
また、タオルもケープをまとう前に事前にしっかりと巻き付けてヘアカラースプレーをしている途中でほどけないようにしていくと安心して進められます。準備した手袋もしっかりと手にはめて肌にスプレーが付着しないようにしていきましょう。
ヘアカラースプレーの使い方②スプレーをしっかり振る
タオルやケープなどでしっかりと肌などを保護し終えたら次はヘアカラースプレーを上下にしっかりと振っていきましょう。そのままの状態で正しい使い方をしても、髪の毛に吹きかけても色が出ない、または髪の毛に付着しないことがあります。軽く振ったあと一度吹きかけても色が付かない場合は、スプレーの底に色が沈んでいる場合が考えられるため、スプレーをする前は良く振ってから始めましょう。
ヘアカラースプレーは一度軽く振ってから吹き付けると何となく色の付きが悪いように感じることもあります。しかし、そもそもヘアカラースプレーは同じ箇所を何度が吹きかけることによって色の濃さを調整できるもののため、吹きかけた色よりもう少し濃くしたいなどの場合はそのときのヘアスタイルなども考慮しながら様子を見て何度が吹きかけていきましょう。
ヘアカラースプレーの使い方③乾き時間を確保
ヘアカラースプレーを使って色を変えたい箇所に吹き付けたあとは、髪の毛にはまだ触らないでください。吹きかけたあとの正しい使い方は、乾く時間を確保しなければならないため、ケープや手袋などはまだ外さずにじっくりと時間を置いていきましょう。
しかし、スプレーを吹きかけたあとにかかる乾く時間はそうかかるものではありません。少し時間を置けば乾いてくるのでそろそろかなと感じたら手袋をしたままの手で少し触って確認してみると良いでしょう。乾くまでの間にまだ不十分だと外そうとしたケープやゴミ袋などに接触して色落ちしてしまったり、最悪の場合肌に付着してしまうこともあるので片付けなどはヘアカラースプレーが乾き終わってからにして正しい使い方をマスターしていきましょう。
ヘアカラースプレーの使い方④髪と馴染ませる
ヘアカラースプレーの使い方が終わり、髪が完全に乾いたことを確認したら次はいよいよ髪の毛と馴染ませていきます。全体的にヘアカラースプレーを吹きかけた場合はクシなどで馴染ませるだけで良いですが、細かなアレンジなどを加えた自分流の場合は毛の流れが他の色と混合していないかなども確認するとより綺麗なヘアスタイルとなります。
また、いくつかの種類の色を使ってヘアカラースプレーを行った場合は少し時間をかけてヘアセットやアレンジを丁寧に行うと良いでしょう。スプレーで色を変えること自体は簡単ですが、乾いてからのヘアアレンジでさらにかわいさを追求できるため、そういった細かいところまで手をかけていきましょう。
ヘアカラースプレーの使い方⑤落とすときはシャンプー
ヘアカラースプレーを楽しんだ日はシャンプーをしてしっかりとヘアカラースプレーを落としていきましょう。髪への定着は良くないスプレーですが、布などに付着したら非常に取りづらいため、シャンプーは一度ではなく、二度三度程度は行うようにした方が安心です。
また、ヘアカラースプレーは汗や雨などの刺激によっても簡単に落ちてしまうことがあります。ヘアカラースプレーを楽しんだ日や環境にもよりますが、汗などで色が落ちた場合は肌にも付着してしまっていることもあるでしょう。そんなところも確認しながら落とし忘れはないか丁寧に見ていきましょう。