記事の目次
- 1.ハート模様のミサンガ
- 2.ミサンガハート模様の編み方
- 3.ミサンガハート模様の編み方⓵4の字編み
- 4.ミサンガハート模様の編み方⓶逆4の字編み
- 5.ミサンガハート模様の編み方⓷横巻き結び
- 6.ミサンガハート模様の編み方⓸縦巻き結び
- 7.図案について
- 8.ミサンガハート模様の作り方⓵初級編・編み始め~1段目
- 9.ミサンガハート模様の作り方⓵初級編・2段目~完成
- 10.ミサンガハート模様の作り方⓶中級編・編み始め~1段目
- 11.ミサンガハート模様の作り方⓶中級編・2段目~完成
- 12.ミサンガハート模様の作り方⓷色を変化させよう
- 13.ミサンガハート模様の作り方⓸太さを変化させよう
- 14.完成したら…
- 15.ハート模様ミサンガを手作りしよう!
「逆4の字編み」はまず、右側の糸(動画では黒)を「逆4の字」を描くようにして、左側の糸(動画では白)に上から巻き付けます。巻き付けた糸(黒)を輪の中に通して上に抜き、引っ張りながら結び目を作ります。次に黒糸を白糸に「逆4の字」を描くように巻き付け、同じように結び目を作ります。これで編み目が1つ完成です。
「逆4の字編み」でも、1目編み終わった時点で左右の糸の位置が入れ替わっています。(左に白、右に黒→左に黒、右に白)
ミサンガハート模様の編み方⓷横巻き結び
次の編み方は「横巻き結び」です。「横巻き結び」は次にご紹介する「縦巻き結び」とセットで使うことが多いです。この2つの結び方は、ハート模様だけでなく文字や記号、数字などを入れる際にも活躍します。「横巻き結び」と「縦巻き結び」も、動画を見ながら確認していきましょう。
まずは横巻き結びの作り方を、動画『横巻き結び左→右』でご紹介します。
動画ではオレンジの糸4本と水色の糸1本の2色・5本が使われており、オレンジを結び紐、水色を芯紐とします。芯紐を結びたい位置でまち針で止め、右側に張ります。芯紐に左端の結び紐を下から巻き付け、穴に通します。次に結び紐を引っ張り、編み目を引き締めます。そして同様にもう一度結び、編み目を完成させます。
次の目を編む時は、左から2番目の結び紐(オレンジ)と芯糸(水色)で、先ほどと同様に結び目を作ります。これを右端の結び紐まで進めていくと、1段目完成です。
右端まで1段編み終えたら、今度は同じ作業を右から左へ左右対称に進め、2段目を編みます。念のため右から左に進む場合の動画も、下にご紹介しておきます。ちなみに横巻き結びでは、結び紐の色(動画ではオレンジ)が前面に出てきます。
ミサンガハート模様の編み方⓸縦巻き結び
ミサンガハート模様で用いられる編み方のラスト、「縦巻き結び」です。ここまでマスターできれば、ハート模様だけじゃなくV字模様や斜め模様、文字入り、3色使いなどの模様も手作りできるようになります。あとひと息、がんばりましょう。
では動画『縦巻き結び』と一緒に編み始めます。
いちばん左の紐(動画ではオレンジ)を結び紐、右の4本(動画では水色)を芯紐とし、左から右に編んでいきます。まず結び紐をすぐ隣の芯紐の上に置き、芯紐に一回巻き付けてから、結び目を引き締めます。次に結び紐を同じ芯紐の上に置いてから巻き付け、先ほどの結び目と揃えるように引き締めます。これで編み目が1つ出来上がりです。
次の目は「横巻き結び」の時と同じように、左から2番目の芯紐(水色)と結び紐(オレンジ)で同じように結んでいき、編み目を作ります。これをいちばん右の芯紐まで進めていくと、1段目が編みあがります。
2段目は同じ結び紐を使って、右から左に編んでいきます。編む方向が変わると糸を巻き付ける向きも変わるので、気をつけましょう。ちなみに「縦巻き結び」は結び紐(動画ではオレンジ)の色が前面に出てきます。
ここまでご紹介してきた編み方は、同じ編み方を繰り返すだけなので、流れとしては簡単です。慣れるまでは糸の位置や糸を通す方向などに気をつけながら、図案を参考にゆっくり編んでいくことをおすすめします。
図案について
ミサンガは2~3色の糸をある程度の長さまで編んでいけば、簡単に手作りできるものです。しかしハート模様や文字入り、3色以上を使うなど難しいものは、図案という名の設計図を使った方が、断然うまくできる可能性大です。
ちょっと難しいデザインも手作りできるよう、図案の描き方や見方もチェックしておきましょう。