ミサンガハート模様の作り方と編み方解説！【簡単】

図案は正方形のマス目がある紙(方眼紙)や、パソコンのエクセル画面に描きます。縦をミサンガの太さ、横をミサンガの長さとし、編み込みたい文字や記号の形になるように、マス目を1つずつ塗りつぶしていきます。ちなみに、1つあたりのマス目は小さめの方が、文字をなめらかに描けますよ。

またミサンガの太さは、使う糸の本数で決まります。つまり縦のマス目の数は、使用する糸の本数に大きく関わっています。[2本の糸で1つの編み目を作る]しくみなので、ミサンガの太さを表す縦のマス目の数は、【使用する糸の本数ー1本】と覚えるようにして下さい。

縦巻き結びと横巻き結びでミサンガを作る場合、一般的に背景に縦巻き結び、文字や模様の部分に横巻き結びが使われます。図案を作る際、最初は背景と模様の区別だけでなく、編み方もメモしておくと、スムースに取り組めます。また現在は図案製作用のアプリもあります。便利なアイテムはどんどん活用して、なるべく簡単に編める態勢を作りましょう。

■参考記事：ミサンガストラップにも挑戦！

いよいよ実践です。第1弾は初心者でも手作りしやすい、2色の糸を6本使うタイプです。完成図は小さいハートが縦に連続する模様となります。では早速手作りしてみましょう。

⓵ハート用糸(80㎝)2本と、背景用糸(90㎝)4本の、2色計6本の糸を用意します。
⓶6本の糸を束ね端から10㎝程度でひと結びします。
⓷中央の2本がハート用、両サイドに2本ずつ背景用となるよう、6本の糸を並べます。
⓸右側の2本の背景用糸を「逆4の字編み」で編みます。すると右側2本の背景用糸の位置が、左右逆転します。
⓹右から2番目にある背景用糸と、右から3番目にあるハート用糸を「逆4の字編み」で編みます。するとここでも編んだ2色の糸の位置が、左右逆転します。

⓺左側の2本の背景用糸を「4の字編み」で編みます。すると左側2本の背景用糸の位置が、左右逆転します。
⓻左から2番目にある背景用糸と、左から3番目にあるハート用糸を「4の字編み」で編みます。するとここでも編んだ2色の糸の位置が、左右逆転します。
⓼ここまで編んだ段階で6本の糸の配置は【背景・ハート・背景・背景・ハート・背景】となっています。
⓽中央の糸2本で「4の字編み」をします。これで1段目完成です。

⓾⓸～⓽を繰り返し、2段目を編みます。2段目を終えると、6本の糸の配置は両サイドがハート用、中央4本が背景用となっています。
⑪3段目はまず、右側の2本(ハート用と背景用)を「4の字編み」します。これまでと結ぶ向きが変わっていますので、気をつけてください。
⑫右から2番目と3番目の糸を「逆4の字編み」します。
⑬左側の2本で「逆4の字編み」します。
⑭左から2番目と3番目の糸を「4の字編み」します。
⑮中央の2本を「4の字編み」します。これで3段目完了。ハートの模様が１つできました。
⑯⓸～⑮を繰り返し、予定の長さまで編んだら端をひと結びします。最後に両端を三つ編みし、ひと結びして完成です。

次は2色を4本ずつ、計8本の糸を使って作ります。は動画『ミサンガ ハート模様の編み方』を見ながら、一緒に取り組んでみましょう。