こっくりさんの事件は実際にあった？【超危険】

皆さんも一度は「こっくりさん」という言葉を聞いたことがあるでしょう。こっくりさんとは五十音や鳥居を書き、数名で10円玉に人差し指を当てて呪文を唱えることでこっくりさんという霊を降臨させて色々な質問に答えてもらうという占いの一種です。

地域によって「エンジェルさま」「キューピッドさま」と呼ぶこともるこっくりさんですが、正しい手順を踏まなければいつまでも帰ってもらうことができなくなり怖いことが起こるとも言われていますね。

こっくりさんは狐の霊であると言われていますが、その正体は低級霊であるともご先祖様であるとも言われています。占いやおまじないが終わった後は「こっくりさん、こっくりさん、どうぞお帰りください」と呪文を唱え、10円玉が「はい」の文字を指して鳥居まで移動すれば問題なく終了できるとされています。

しかし時々いつまでたってもこっくりさんが帰ってくれないこともあるようで、怖い思いをしてしまう人も少なくないようですが、なかなかこっくりさんが帰ってくれない時も勝手に指を離してはいけないと言われています。こっくりさんに使った紙は４８枚に細かくちぎって廃棄し、10円玉は3日以内に使わなくてはいけないというルールもあります。

こっくりさんでは質問によって勝手に10円玉が動くという不思議でスピリチュアルな現象が子供たちを虜にしてしまうようですが、実際にはこれは霊の仕業などではなく一種の集団催眠状態になるのが原因だという説もあります。

本当に霊が降りてくるかもしれないという緊張感や、集団で一点を見つめて呪文を唱えるというこっくりさんのやり方はまさに知らず知らずのうちに催眠状態にハマってしまう条件がそろってしまっています。こっくりさんなんて嘘だろうと疑ってかかっている人ほど大きな衝撃を受けてしまうこともあるようです。他にも10円玉が勝手に動く原理としては人差し指を伸ばし続けることで筋肉疲労が起こるのも原因の１つだと言われています。

ただしこっくりさんでは上記で説明したような原理では化学的に説明できないスピリチュアルで不思議な現象が起きているのもまた事実であり、こっくりさんが嘘か本当かは自分で判断するしかありません。こっくりさんは昔から子供の遊びだと思われているおまじないですが、その原理は単純なように思えて、実は色々と謎が多い不思議なおまじないでもあるようですね。

地域によっては鉛筆を使用したこっくりさんなどもあり、自分の手が勝手に動いて文字を書き始めるという体験をした人もいるようです。こちらの方は上記で説明したような原理は当てはまらないことになりますます不思議な現象に感じられますね。

■参考記事：こっくりさんのやり方とは？

原理が分かればそれほどこっくりさんを恐れる必要はないようにも感じますが、実は日本では昔からこっくりさんにまつわる怖い事件が起きているのをご存知でしょうか？こっくりさんは主に小学生、中学生、高校生の間で流行することが多いようですが、実はこっくりさんをするのは主に女の子が多いと言われています。

こっくりさんがまつわる事件としては福岡で起こった女子学生集団パニック事件が有名ですね。この福岡のこっくりさん集団パニック事件は一度で大人数の女の子が異常な状態に陥ったことから世間で一躍有名になりました。福岡の事件を受け、こっくりさんをするのは危ないという認識が全国の学生の間にまたたく間に広がりました。

ここでは福岡の事件のように有名な事件以外にも実際にスピリチュアルな力が働いたのではないかと思われるような事件についてご紹介していきたいと思います。嘘か本当か、簡単には判断できない事件もありますが福岡の事件と似たような事件を知りたいという方はぜひチェックしてみてくださいね！

こっくりさんに関係する事件の１つめは、小学校で体験したという実話の投稿です。

こっくりさんは放課後の誰もいなくなった学校の教室でする子も多いようですが、こっくりさんをやってからその教室のある階で怪奇現象が起きたという内容です。こっくりさんにきちんと帰ってもらわなかったのか、スピリチュアルなパワーが高まりすぎたのかは謎ですが、淡々とした投稿であるだけに真実味のある実話っぽい投稿ですね。