挨拶に行くときのマナーについて紹介します。挨拶に行くとなると、挨拶の言葉と同じぐらい気をつけたいのがマナーです。
マナーって誰もが完璧ではありませんが、どうしても見ておきたい部分の1つなのです。それぞれの家庭で常識ってあるためマナーを完全に相手の家に合わせるのは無理だと思うこともあるでしょう。
しかし、誰もが好感を呼ぶマナーってあるのです。また、最低限のマナーというものもあります。どんなマナーを知っておいたほうがいいのか見ていきましょう!
①2週間前には訪問日を相談
挨拶に行くときのマナーは、最低でも2週間前には訪問日を相談しましょう。あまりに早い時期から相談すると急な予定が入ることもあります。
また、直近で相談すると予定を合わせることができなかったりバタバタさせてしまうため印象が良くありません。
2週間前までに「この日はどう?」というのを、彼女と彼女の両親で相談してもらってください。そこに自分が合わせる形を取るといいでしょう。
会う前から不信感を抱かせないように、余裕を持って訪問日を相談したほうがいいですよ!余裕を持っていることこそが、真剣さも表しているのです。
②訪問の時間は守る
挨拶に行くときに絶対に守りたいマナーが、時間です。遅刻していくと、完全に失敗です。その後の挽回はとっても難しくなることを覚えておきましょう。
例えば、午前10時ぐらいに行く予定なら9時55分にチャイムを鳴らすようにしてください。5分前ってギリギリすぎない?と思われそうですがちょうどいいのです。
彼女の両親にも準備があります。あまりに早い時間に行くのも「まだ何もできていないのに!」とバタつかせてしまうので、5分前にいきましょう!
10分前には近くまで来ておくと、5分前を逃さずに向かうことができますよ!ただでさえ緊張しているはずなので時間ぐらいは余裕を持つようにするといいですね!
③玄関先での挨拶
挨拶のマナーは玄関先での挨拶が第一の挨拶になります。チャイムを鳴らして中に入ることになったら玄関先で「こんにちは!○○と申します。本日はよろしくお願いいたします。」ぐらいは言いましょう。
ここで簡単に挨拶をしておくと、最初からいい印象をつけることができます。手土産は基本的には玄関先では渡しません。
しかし、生ものとか冷蔵、冷凍が必要なものであれば玄関先で「冷やしてください。」と言って渡してください。
そして、大事なのが靴ですが靴を揃える方向は靴箱に対して、靴のかかとを揃えることです。家の中に対して揃えるのではないので注意しておきましょう!このマナーを知ってると「さすが!」と思われますよ!
④一人称は「僕」が無難
部屋の中に通されたら、まずは手土産を袋から出して渡しましょう。このときに、「○○がお好きだと聞きましたので・・・。」などのようにプラスの印象が残るようなイメージをつけてください。
そして、自分のことは「僕」と呼びましょう。「私」でも悪くはありませんが堅苦しいため「僕」が無難です。
僕と呼んでいるほうが品があるようにも感じられます。強すぎず柔らかすぎない一人称は、親しみやすささえ与えることができるでしょう!
また、あなたの親の躾も素晴らしいと思われることが多いため、一人称の「僕」というものは身につけておくべきですよ!
⑤上座・下座は意識しておく
挨拶のときは、家の中での上座と下座を意識して、下座に座りましょう。上座は出口から一番奥の席です。出口から一番近い席が下座になります。
結婚の挨拶に彼女の家に行くということは、お客になるのかな?と思う人もいるでしょう。しかし、お客ではありません。
こちら側から時間を作ってもらって伺うため、尊重すべきは彼女の両親なのです。そのため、下座に必ず座るようにしてください。
場合によっては、どうしても上座を勧められることもあるでしょう。その時は、「すみません。失礼いたします。」と一言断りを入れてから座ってください。
⑥彼女のほうから少し紹介を入れる
挨拶のときのマナーとして、自分から進んで挨拶をするのも大切です。しかし、彼女のほうから「今お付き合いしている○○さん!」と一言言ってもらうとスムーズに行くでしょう。
その後は、彼女に頼りっぱなしにするのではなく、自分で自分をアピールします。そして彼女と結婚したいことをはっきりとした言葉で伝えましょう!
彼女から事前に一言入ることで、両親の緊張も和らげることができるでしょう。両親も「どんな人がくるの?」と思っているのです。
そして、彼女の親として不備がないかとも思っています。その緊張を和らげるのは、やはり彼女なのでここは彼女の力を借りてもいいでしょう!
⑦結婚式など今後のことを話す
彼女の家に結婚の挨拶に行くと、結婚式のことや今後のことを聞かれます。結婚式はいつ頃になるのか、入籍した後はどこに住むのかなどです。
結婚式のことはまだ決まっていないカップルも多いでしょう。しかし、全く考えていない素振りは見せてはいけません。そのため、「結婚式については今話し合っています。」などのように伝えてください。
今後のことまでビジョンがしっかりしてたほうが、結婚に対する真剣さが見えるため好感を持ってもらうことができますよ!
今後の話ができるということは、少なからず賛成してくれている証拠でもあるでしょう。何を聞かれてもいいように、事前準備をしておくといいですね!
⑧早めに帰ることを意識して
彼女の家に挨拶に行くときのマナーは、早めに帰ることを意識するというものがあります。最初から長くいたり泊まったりなどはおすすめできません。できれば、2時間~3時間ほどで帰りましょう。
名残惜しさがあるほうが、好感を持たれるのです。お互いに緊張していますし、彼女の両親もとても気を使ってくれているはずです。
そのため、リラックスする時間を早めに作ってあげましょう!最後も挨拶をしっかりして帰りましょう!
早めに帰ることで、「最初から最後まで、素敵な人だった。」という印象が付きやすくもなります。話が盛り上がったとしても、なるべく早めは意識しましょう!
⑨ご挨拶後はお礼状を!
挨拶に行った後は、お礼状を書きましょう。ここまでしない人もいますが、彼女の両親のことを大切に思っている気持ちが伝わるため、書いたほうがいいですよ!
自分の字で丁寧にお礼の言葉を綴った手紙にし、内容は挨拶のときに感じたポジティブなことを書くといいでしょう。
お礼状までされると、彼女の両親は「とてもいい人を娘は選んだな。」と思うはずですよ!
お礼状の前に、彼女に電話をしてもらって一言「ありがとうございました。」と言っておくのもおすすめです!