人を好きになれない理由って?
人を好きになれないと悩む人は少なくありませんし、悪いことでもありません。でも中には恋愛をしたいと思う方もいますよね。
今回は人を好きになるとはどういうことなのかをご紹介していきます。
まずは自分がなぜ人を好きになれないのか、その理由を考えてみましょう。はっきりと自覚のない潜在的な理由が原因になっていることもあります。理由や原因がわかれば何をしたらいいのかも見えてくるかもしれません。ここで一度自分と向き合ってみましょう。
余裕がない
人を好きになることができないと思っている理由には、心の余裕がないという場合があります。自分のことでいっぱいいっぱいになっていると、それ以外のことを考えることができません。相手の気持ちなど考えようとも思わないものです。
そのため人に関心がなくなっていきます。関心がないものは、嫌いになることはなくても好きになることもありません。
時間などで余裕がないだけではなく、お金に余裕がないという人もいます。好きな友達ができるにしても恋人ができるにしても、お金がかかってしまうものです。そのために人を好きになることがないという人もいるでしょう。
自分に自信がない
自分の外見に自信がなかったりコンプレックスを持ってたりする人は、こんな自分のことを好きになってもらえるはずがないから誰のことも好きにならないと思ってしまいます。そういうタイプの人は愛されることに自信がないと考えていることもあるかもしれません。
またそういったコンプレックスから異性とうまく話せないという結果につながり、さらに自信を失ってしまうのです。好きだと伝えて相手から拒絶されるのも嫌だという気持ちも関係しているでしょう。
トラウマがある
人を信じて裏切られた経験がある人や、浮気をされた経験があることで、人を好きになることがトラウマになっているという人もいます。もう傷つきたくないという気持ちから、人を好きになろうとする気持ちを封印してしまっているのです。
信じていた人に裏切られたときにはショックな気分になりますよね。大丈夫といってくれていた人に裏切られてしまったり、最初の話と違ったり、周りの人と明らかに違う待遇を取らたりという行動にトラウマに感じてしまって人を信用できなくなることもあるでしょう。
好きになる人は自分とは違う人間なので、相手がどう思っているのかはわからないことがあります。わからないからこそ、自分に自信がない人やトラウマがある人は、相手のことを疑心暗鬼な目で見てしまうということもあるようです。
理想を抱きすぎている
人と愛し合うというのはこういうものだと思い込み理想を抱きすぎていると、なかなか人を好きになることができないでしょう。
もしかしたら好きかもしれないと思うことがあっても、好きならこうなるはずだ、と理屈に当てはめようとします。漫画や映画、ドラマの中に出てくる恋愛の影響を強く受けているという人の場合、好きという気持ちはもっと情熱的なものだと勘違いをしている人もいるようです。
理想の好きがあることから、それ以外の気持ちの変化に気が付きにくいという場合もあるようです。一緒にいて楽しいけれど、友達が好きとどう違うのかわからないということが原因で、好きということがどういうものかわかっていない可能性もあります。
頭で考えすぎている
「人を好きになるとは」と、哲学的に考えすぎてしまうタイプの人も、人を好きになるのが難しいでしょう。こういう気持ちになると好きだということなのだろうかと、ちょっと気持ちを冷静に見てしまうことが原因になっているようです。
頭で考えてから行動をするという人もいますが、考えてからしか行動ができないので、行動に移すまでの時間がかかるという特徴もあるようです。行動までの時間がかかることで気持ちを冷静にさせてしまい、「やっぱり恋ではなかったか」という気持ちになってしまうこともあります。
自己愛が強い
ナルシストと呼ばれることもありますが、自分が1番好きなので、他の人への関心が薄いということもあります。このタイプの人は無自覚であることが多いです。
ナルシストとは言わなくても趣味や習い事など自分へかける時間を何よりも大切にしている人は、自分のペースを乱されたくないと思うこともあるようです。
故に他人と関わるより一人や気の合う仲間といることが多いという特徴もあります。
好きってどんな感じ?
人を好きになるとか好きにならないとか言いますが、そもそも好きとはどんな感じのものなのでしょうか。あなたが思う好きとはどういうものですか?
ここでは好きとはどういう気持ちや行動なのかをみていきます。
“つい”してしまうことが多くなる
好きというのは、“つい”してしまうということが多くなるものです。
つい見てしまう、つい考えてしまう、つい連絡をしてしまう、つい笑顔になってしまう、つい助けてしまうなど、自分が意識していないうちにやってしまうことが多くなるというのが好きという感じになります。