本当の愛って何?みんなに聞いた愛を感じる瞬間4選
本当の愛って何?
これも難しい質問ですよね。キリスト教的に言えば「本当の愛」とは「アガペー(無償の愛)」ということになるでしょう。
自己を犠牲にしても他人を思いやる心。そこには利益も得もなくただ与えるだけの愛。それが愛と言います。
けれどそんな難しいことを言われると増々分からなくなってしまいませんか?愛ってそんなに難しいものではありません。
難しく考えず感じてみましょう。愛を感じる瞬間は実はとてもシンプルなもの。ここでは愛を分かりやすく解説するために、皆が「愛を感じた瞬間」を紹介します。
体調が悪いとき彼がつきっきりで看病してくれた
愛を感じる瞬間はいろいろありますが、体調が悪くて辛い時に看病に来てくれる彼に深い愛情を感じることがありますよね。
特に仕事が忙しい彼が疲れている体を押して看病に来てくれる時は感動してしまいます。
愛していると、疲れた彼に看病してもらうと移してしまわないかと心配で逆に「帰って休んで」と言いたくなりますよね。
でもそんな彼女の言葉も聞かず一晩中慣れない手つきで看病してくれる彼の表情から愛を感じるでしょう。
恋愛中でラブラブでも彼女が風邪をひくと、デートのキャンセルで文句を言ったり移されたくないと自分の心配を先にしたりする彼がいますが、これは愛とは違いますよね。
自分のことよりもまず彼女。こんな彼の行動に彼女は愛を感じます。
彼が幸せならいいと彼の恋を応援した
彼が幸せならいいと自分の恋は我慢して彼の恋を応援するとき、これも一つの愛の瞬間です。
自分も彼のことが好きなのに、自分の気持ちは押し付けずに彼が幸せになる方がもっと嬉しいと恋心にふたをして彼の恋を応援することはたやすいことではありません。
でも自分が先に彼のことを好きになったんだから!と彼の恋を邪魔するのは「愛」ではありません。辛くても自分より彼の気持ちを優先できる人は「愛」を知っている人です。
家族に不幸があったときにただ寄り添ってくれた
自分の家族に不幸があったとき、真っ先に心配して駆けつけてくれる彼には愛を感じます。彼女のことを心配してただ隣で寄り添ってくれる彼の存在は彼女にとってとても大きなものです。
とても大切なものをなくした時は自分の基盤が揺らぐようなショックと不安に襲われますが、一緒にいてあなたの悲しさを受け止めてくれる彼はかけがえのない存在でしょう。
人生で一番つらいと思える状況の時、隣にいて黙って寄り添ってくれる人、その人の存在が愛そのものです。そして大切な人が一番辛い時に傍にいてあげたいと思うあなたもまた愛を知っている人なのです。
初めての一人暮らし、親からの宅急便に泣けた
愛は恋人同士の間だけで成立するものではありません。最後に紹介したい愛を感じる瞬間はこの春新しい生活を始める新社会人や新大学生が感じるであろう親の愛について。
一人暮らしを始めると最初は楽しい気持ちと慣れない生活への戸惑いとが同居して、最初の1か月はあっという間に過ぎ去ってしまいます。
一人暮らしにも慣れてつい自炊が面倒くさくなる頃、親から届く宅急便には親の愛が詰まっています。
ご飯を炊くのが面倒くさい時のために「レトルトのごはん」をはじめいろいろなレトルト食品、大好物の食べ物などが詰まっています。時には手紙も入っているでしょう。
一人暮らしを始めると楽しくて忙しくて親のことなんかコロっと忘れてしまいがちですが「こんなものこっちでも買えるのに」と照れ隠しの一つもいいながら親ってありがたいなと愛を感じる瞬間です。
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愛ってなんだ?と思ったら作品に触れるのもおすすめ
愛ってなに?時に乾いてしまう自分の心に気づいてしまったらぜひ触れてほしい、愛が詰まった映画を紹介します。
暖かくなって切なくなって自然と涙がこぼれて...最後に自分の大切な人に会いたくなるような映画を集めました。
きみに読む物語
きみに読む物語はアメリカの映画で「愛のバイブル」とも呼ばれたナンバーワン恋愛映画です。
いわゆる「恋愛映画」というラブストーリーではなく、主人公の不安定な恋を描きつつ最期には普遍的な愛へとつながっていく「愛」の映画です。
ネタばれしてしまうので詳しくは書けませんが、主人公の狂おしくもどかしい恋心を体感しながら映画を進めていくと最後にダーっと涙が止まらなくなる素敵な映画です。
これは一生に一度の恋の物語、そして誰もがこんな恋をしたいと思う映画です。
アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜
2013年公開のイギリス映画「アバウト・タイム」は映画を通じて男女の愛だけでなく家族の愛まで映画全編を通して「愛」を感じられる作品です。
派手なシーンはありませんが、ちょっぴりコミカルで観る人を笑顔にしてくれるシーンをちりばめつつ最後には少し切なくとてもあたたかな気持ちで終われる素敵な映画です。
この映画を観終わると大切な家族に会いたくなって、隣で一緒に映画を観てくれた相手を大切にしたいと思うでしょう。