9月の別称を使った古風な名前25選
次は9月の別称を使った名前です。「長月(ながつき)」をはじめ、9月はさまざまな異名があります。これらを名付けに取り入れたら、和を感じさせる素敵な名前ができるのではないでしょうか。
9月の旧暦月名は「長月(ながつき)」!ほかにも呼び方がある…!
日本古来の呼び方で9月は「長月(ながつき)」ですが、他にいろいろな言い回しがあります。例えば菊が咲く時期であることから「菊咲月(きくさづき)」「菊月(きくづき)」、樹の葉が色づき出すことから「色どり月」「紅葉月(もみじつき)」などです。どれも秋の風情を感じさせるものばかりですね。
【女の子】「季秋」をイメージした名前
旧暦で9月は晩秋だったことから、秋の終わりを意味する「季秋(きしゅう)」の呼び名が付きました。紅葉が美しく、冬に向かって空気が澄み渡ってくる時期。この時期のイメージを名前に取り入れたら、凛とした雰囲気の美しい女性に育つのではないでしょうか。
和季(あき)・秋映(あきえ)・彩楓(あやか)・季実子(きみこ)・紅彩(くれあ)
紅玲葉(くれは)・千秋(ちあき)・夕季(ゆうき)
【男の子】「梢の秋」をイメージした名前
「梢の秋」とは梢の「すえ」に「秋の末」をかけた言い方です。秋が終わり次第に冬が近づいてくる頃、色づいた木々の葉も散っていきます。そんな晩秋の美しく風情ある雰囲気を取り入れた名前をご紹介します。
梢(しょう)・末秋(すえあき)・梢真(そうま)・楓末(ふうま)・悠情(ゆうせい)
【女の子】「菊」を使った名前
次は「菊咲月(きくさづき)」の「菊」を使った名前です。日本の秋の花を代表する菊。「菊」は長い間愛されている菊のように、品のある美しい女性への成長を願って使われる漢字です。
菊(きく)・菊香(きくか)・菊花(きっか)・菊奈(ひな)・雛菊(ひなぎく)
【男の子】「詠」を使った名前
9月には「詠月(えいげつ)」という異名もあります。「詠月」の「詠」は「歌や詩を作る、吟じる」という意味。芸術的な才能や穏やかな感性を持ってほしいと願いを込めるのに、ピッタリの漢字です。
顕詠(あきなが)・詠(うた)・詠唱(えいしょう)・詠太郎(えいたろう)
詠都(えいと)・詠仁(ながと)・詠一(よういち)
紅葉を感じる漢字/言葉を使った名前35選
次は秋を象徴する紅葉を取り入れた名前をご紹介します。紅葉が持つ美しいイメージは、名付けにもおすすめです。また紅葉の鮮やかな色彩は、まさに自然が作り出す芸術。紅葉のイメージは、豊かな感性を持ってほしいという願いにもマッチしているのです。
秋の紅葉をイメージさせる漢字・言葉は?色を表す漢字も◎
紅葉の魅力は赤・黄・橙など豊かな色が奏でるハーモニーにあります。そのイメージから「彩」「色」「雅」などの漢字が考えられます。また「豊かな色」で「艶」もありますね。そして紅葉を作るそれぞれの色、例えば「紅」や「橙」「朱」などを取り入れるのも、名付けにおすすめの方法の1つです。