続いて女性のアクセサリーに関して解説していきます。まず基本的に光沢があったりなどの派手な印象のアクセサリーは避けましょう。ピアスやイヤリングに関してもスイングしたりしてしまうタイプは避けたほうがいいでしょう。
パールなどのアクセサリーであれば問題ありませんが、必ず一連のものをつけるようにしましょう。二連のものになると、不幸が重なることを意味しているため、必ず避けましょう。淡水パールなどもカジュアルすぎるため避けたほうがいいでしょう。
化粧・ネイル
女性の場合は化粧やネイルといった部分にも気を使わなければなりません。化粧においては13回忌であればナチュラルメイクでも構わないとなっています。あまり派手すぎず、落ち着きのある雰囲気を意識しましょう。
ちなみに化粧においては7回忌以前と以後で少しだけ変わってきますので注意が必要です。
ネイルに関しては、もし派手なネイルをしていた場合は落としていくのがマナーとなります。13回忌の案内は事前に送られてくるので、ネイルを落とす予定を組んでおいたほうがいいでしょう。
もし、どうしても落とせないという場合には黒いレースなどで手を隠すということもできますが、ずっとレースをしているわけにもいかないので、13回忌前にはネイルは落としておいたほうがいいでしょう。
13回忌の服装【参列者・学生】
13回忌に関しての服装について男女別にそれぞれ解説していきました。参列者としては、男性も女性も全体的に暗めの色味の服装で、派手なものは身につけないこと。女性に関しては化粧やネイルにも気を配ることが大切なポイントとなってきます。
学生の場合の服装は基本的に制服であれば問題ありません。制服が明るかったりチェック柄などが入っていた場合でも、制服においては制服自体が正装とされているため問題はありません。
靴に関しても、白やグレーであっても学生らしい色であれば問題はないでしょう。ローファーやスニーカーであった場合でも学生の場合は問題ないとなっています。
靴下も同様に黒が望ましいですが、白やグレーで無地のものであれば問題ありません。スニーカーソックスやくるぶし丈、ニーハイソックス、ルーズソックスなどのイレギュラーな靴下は避けたほうがいいでしょう。
もし制服のない学校であった場合には、制服風の服装が望ましいとされています。
13回忌の服装【喪主】
喪主側であった場合も基本的な服装のルールは変わりません。全体的に暗めな色味の服装にし、アクセサリーなどは光沢のあるものは避けましょう。小物類も黒系の色味で統一すると尚良いとされています。
13回忌の持ち物
服装に関する知識を紹介してきました。最後に13回忌の際に持っておくべき持ち物を紹介していきます。13回忌に必要な持ち物としては「香典」「お供え物」「数珠」「お布施」「袱紗」などです。
香典はその地域の風習や家柄によって包む金額が異なってきます。一般的な相場としては親族で1〜5万円とされています。知人、友人の場合は5千〜1万円程度となるでしょう。
お供え物に関しては「かさばらないもの」「日持ちするもの」「小分けできるもの」「消耗品」などが基本であり、「故人が好きだったもの」なども良いとされています。金額は5千〜1万円を目安に考えていいでしょう。
数珠に関しては持っていなくても失礼ではありませんが、特別な理由がなければ持参したほうがいいでしょう。お布施はお坊さんへの感謝の意味を込め、1万〜5万円を目安に包むといいでしょう。袱紗は物を香典やお布施などを包んでおくのに使います。
まとめ
様々なマナーが存在していますが、相手に対して失礼のないよう、そういったマナー1つ1つを大切にしていけたらいいですね。そういった姿勢が故人を偲ぶ気持ちにも繋がっていくのではないでしょうか。
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