好きな人と離れたからといって無理して忘れる必要はありません。好きな人はあなたの長い人生の中の経歴に過ぎません。それを消す必要はありませんし、今のあなたが生きるのは現在。好きな人を忘れるのではなく過去の気持ちに整理をつける考え方を学んでみましょう。
心の中に残しておく
忘れようとして苦しむぐらいなら、忘れずに心の引き出しにしまえばいいのです。心の中に残したうえで、どんなところが好きでどんなところが嫌いだったのか、相手に対する気持ちを整理してみるといいでしょう。
客観的に自分の気持ちを思い返すと、好きな気持ちも思い出に変化していきます。相手の記憶を残していても、次に恋愛したときの参考にするぐらいの気持ちが芽生えてきますよ。
人生経験になる
忘れることができないぐらい好きな人ができたことは豊かな人生経験のひとつです。無理をしてその経験を削除することはもったいないともいえるでしょう。
人を好きになって、好きな人と離れることで精神的に大きく成長できたはず。自分の思い通りにはいかない苦しみは今後のあなたの人生の糧になります。これまで以上に人間関係を大切にして人を愛することができるように生まれ変わったと考えましょう。
忘れられない人は何人いても問題ない
世の中の多くの人は初恋の相手を覚えていますし、過去の恋愛を語るものです。忘れられない人や好きな人が複数いても、一人の相手との恋愛に夢中になることはできます。
忘れられないからといって、過去に捕らわれすぎるのはナンセンス。現在に目を向けているのならそれは好きという思い出。忘れることにこだわることこそ、心に棘を突き刺している原因なのかもしれませんよ。
時間が解決してくれる
どんなに頑張っても過去の記憶や感情は時間の経過と共に薄れるものです。無理に忘れようとしなくても、自然に思い出せなくなるときがくるので安心してください。
ただし、好きな人が気になるからといって相手のSNSをチェックしたり、写真やアルバムを読み返したりすることは禁物。わざわざ自ら記憶を呼び起こすきっかけを与えていては、いつまでも好きという記憶と感情が鮮明に残ってしまいます。
彼氏がいるのに好きな人を忘れられない場合は?
新しい彼氏がいるのに過去の好きな人を忘れられないのなら少し問題です。相手を傷つけることに繋がるので、気持ちの持ち方を改める必要があります。気持ちを整理するためのヒントを紹介します。
今の彼のことを1番に考える
先ほど説明したように、忘れられない人や好きな人が複数いることに問題はありません。過去の恋愛から学んで、より良い関係を築けることも多いでしょう。
しかし、彼氏を作るのであれば、その彼氏が歴代No.1であることが絶対条件だと考えましょう。今の彼を一番に考えて恋愛を楽しんでください。
どっちつかずな考えはNG
好きな人を忘れるために彼氏を作ったり、新しい好きな人を作ったりする行為は間違っています。相手を傷つけるだけでなく、あなたを余計に苦しめて心の傷を深める原因になるでしょう。
彼氏がいるのなら、一番会いたくて大切だと考えるのは彼氏です。好きな人が忘れられないときだけ構ってほしがったり、自分に都合の良い付き合い方をしたりするなら関係を改めるべきだといえるでしょう。
結婚したのに好きだった人を忘れられない場合は?
結婚相手や結婚生活に不満がないのに好きな人を忘れられないのなら、改めて自分の記憶や気持ちを見直してみましょう。好きという気持ちが先行しているだけで心の中では整理がついているかもしれませんよ。