挨拶のあと紙袋から出し、正面を相手側へ
手土産は玄関先で渡すのではなく、リビングなど部屋に通してもらい、挨拶を済ませてから渡しましょう。紙袋に入っている場合は、袋から出し、相手から見て正面になる向きにして渡します。ちなみに、袋はたたんで持ち帰るのがマナーです。
「ほんの気持ちですが」「お口に合うと嬉しいです」のような言葉を添えて、スマートに渡してくださいね。
彼氏の両親に挨拶に行くときの好ましい服装や髪型は?
彼氏の両親に挨拶するときは、上品に、清楚に見せたいという気持ちがあるでしょう。ですが、違和感を与えるほどやりすぎなファッションやヘアスタイルはNGです。基本的なポイントを押さえ、好印象を目指してくださいね。
清楚感があることが鉄則
ファッションとヘアスタイルの最大のポイントは、清潔感です。どんなおしゃれなファッションでも、乱れていたりシワがあったりでは、印象は良くありません。
ヘアスタイルも同様に、流行のスタイルや凝ったスタイルを意識するよりも、寝癖や臭いがないかどうかを気にした方が良いでしょう。ヘアコロンやスプレーの強烈な匂いも、不快感を与えることがあります。
あまりに地味すぎるのは違和感を感じることも
派手な女は嫌われるからと、地味すぎるファッションを選ぶのもおすすめできません。普段は全然違うのではないか、取り繕っているのではないかと余計な不信感を抱かせる可能性があります。
普段の自分と違いすぎるファッションは、違和感を与えるだけです。奇抜なファッション、露出の多いファッションは避けるべきですが、あなたの個性や好みを消す必要はありませんよ。
季節感のあるワンピースやスカートがおすすめ
どんな服を着たらいいのかわからないときは、季節に合ったワンピースやスカートが無難です。春夏なら軽い素材で爽やかな印象のワンピース、秋冬なら穏やかな印象のニットワンピなどが良いでしょう。
彼の家では、椅子に座る可能性も、床に座る可能性もあります。どちらの場合も考えて、フレアスカートや膝下丈のスカートがおすすめです。
家にお邪魔する場合夏場でもストッキングを着用
真夏でも、彼の家にお邪魔するなら素足は避け、ストッキングを着用しましょう。スリッパを用意してくれることも多いので、基本的にどの季節でも素足はNGです。
ストッキングは、彼の家に到着する前に伝線してしまう可能性もあります。念のためバッグに予備をひそませておくと安心ですね。靴下の場合も、穴が空いていないかどうかなど、事前に確認しておいてくださいね。
靴は磨かれた3~5cm程度のローヒールがベスト
家に着いたら靴は脱ぐから、どんな靴でもOK、というわけではありません。もしかしたら、脱いだ靴をチェックされるかもしれません。
ファッションに合わない靴、ボロボロの靴、サンダル、高すぎるピンヒールなどは避け、3~5cm程度のローヒールがベストです。そこまで神経質になる必要はありませんが、念のため前日に磨いておくと安心です。
ナチュラルな印象の髪型やメイク
奇抜な髪色やメイクは、遊んでいるイメージ、軽い女のイメージなど、夜の仕事のイメージなど、マイナスな印象を与える危険性があります。
必要以上に個性を消す必要はないと伝えましたが、あまりに派手だと、どんな仕事をしている女性なのかと彼の両親を心配させてしまいます。髪型やメイクはナチュラルを意識し、好印象を与えましょう。
挨拶後のお礼連絡はどうするべき?
緊張を強いられながらの挨拶が終わったら、ホッとして開放感でいっぱいになることでしょう。ですが、「終わった」と羽を伸ばすのは、まだ早いですよ。きちんとお礼の連絡をすることで、常識のある彼女をアピールしましょう。