分割睡眠とは
分割睡眠とは普段の暮らしの中で睡眠時間を小分けにとる方法の事です。
ただ、2時間寝て3時間起きてそのあと3時間寝るといったような、バラバラに分割睡眠をとることは逆に健康を損なうことに繋がりかねません。
いろいろな睡眠のやり方
睡眠にはいろいろあります。
日中に活動している人も、夜勤などで夜型の暮らしをされている人でも、恐らく多くの方はだいたい8時間ほどの睡眠をとる暮らしをしているのではないでしょうか。
このやり方を「単相性睡眠」といいます。
これはまとめて眠ること前提のため、眠る時間が削られると睡眠不足を感じるそうです。
そして分割睡眠のように寝る時間を何度も分割する睡眠のやり方を「多相性睡眠」といいますが、これはもともと哺乳類がとってきた睡眠方法です。
我々を含め哺乳類は本来その暮らしの中で敵から身を守るために、少ない時間眠り、すぐ行動をとることを取ってきました。
野生の暮らしでは長時間の睡眠はデメリットしかないですからね。
また危険を察知してすぐ逃げられるようにするためにこの睡眠は効果的だったのでしょう。
ちなみに身近なところでいうと猫や人間の赤ちゃんは多相性睡眠です。
また固定した睡眠時間帯があり、それ以外の睡眠時間は定めていない睡眠のやり方は「係留睡眠(アンカー・スリープ)といいます。」
分割睡眠のやり方とコツ
分割睡眠にのやり方にはコツがあるようです。
それは同じ時間に眠るということ。
1日に何度も寝たり起きたりを繰り返すことは体内時計を狂わすことに繋がり、かえって危険なのでデメリットですが、分割睡眠はその日だけ何回かとる睡眠ではなく、毎日続ける目的でとるべき睡眠方法と言えるでしょう。
睡眠は量より質?
睡眠で大切なことは時間よりも質だということを聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
健康であるために睡眠は大切ですよね
長時間寝ても疲れが取れなかったりすると、睡眠の質が悪いと言えます。
逆に短時間しか眠っていないのにスッキリと目覚めて気持ち良く活動できると、それは良い睡眠をとったと言えます。どちらが健康的かは明確ですが、長い睡眠が良い人もいれば、短い睡眠が良い人もいます。
または暮らしに合わせて睡眠方法を変えるのも良いかもしれません。
質の高い睡眠とは?
では質の高い睡眠はどのような睡眠でしょうか。
人は浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を繰り返しています。
レム睡眠は体を休める睡眠で、ノンレム睡眠は脳を休める睡眠です。
そして浅い眠りの時に目が覚めるとスッキリしているそうです。