【神経質な性格を治す方法①】良いトコ探しルール
神経質な人は、自分に厳しく他人にも厳しいのが特徴です。なので、無神経な人が許せないし、自分のルールに乗らない人の事は認めることが出来ません。どうしても相手のダメな所にばかり目が行きがちです。
でも、そんな自分を少しでも変えたいという気持ちがあるのなら、敢えて相手の良い所を見つける練習をしましょう。そして自分のことも、何か良い事を見つけて褒めてあげます。できれば、何かひとつ「手を抜けたこと」を見つけ、敢えて手を抜けた自分を誉めるようにしていきます。
この「良いトコ探しルール」を根気強く続けることで、神経質な性格が改善したという話も聞きますので、神経質な性格を改善したい人は挑戦してみて下さい。
【神経質な性格を治す方法②】自分ルールに相手を載せない
神経質な人は、いつもマイルールを適用してしまうのが特徴でもありますが、それが対人関係を悪化させる原因になっています。対人関係を改善し、上手く持っていくようにするためには、他人に寛容になることが必要です。
他人に寛容になるためには、まず、相手を自分のルールに載せないようにすることです。神経質な性格を治すためには、マイルールはマイルールであって、全ての人のルールではない事を認識していきましょう。
【神経質な性格を治す方法③】神経質を認めて素直に生きる
自分が神経質であることを認めることは、自分自身も楽になることです。信頼のおける友人や家族に自分の神経質具合を相談し、客観的に見てどの程度までであれば許せるのかを確認してみましょう。
そして、対人関係に不安を感じたなら、事前に相手に自分の性格を伝え、「そこまでは出来ない」という時は我慢をせずに言葉で伝えてもらうようにお願いしておくと、対人関係が改善され、不安になる原因がひとつ減ります。
神経質な性格を治すためには、神経質な自分を認めて、ある程度素直に生きてみることがお勧めです。新たなもうワンランク上の自分になるために、思い切って前へ進んでみましょう。
神経質な人と上手に付き合うための4つの方法
次に、自分の周りにいる神経質な人と付き合う方法についてお話しします。
神経質なことは決して病気ではありませんし、それ自体を否定するものではありません。神経質な人自身は、この性格を治したいと思っていますし、人間関係を改善したいと思っています。ですが、もともと自分を否定されることに臆病なので、俗にいう「付き合い下手」な人が多い事も事実です。
こちらも気を使ってしまいますし、結果として「神経質な人と一緒にいると疲れるから、できれば遠慮したい…」と思ってしまうこともあるかもしれません。しかし、仕事やご近所さんなど、どうしてもお付き合いをしなければならない時だってあります。
じゃあそんな時、どうやれば上手くお付き合いが出来るのかを考えてみましょう。
【神経質な人と上手に付き合う方法①】確認にある程度付き合う
何度も言いますが、神経質な性格は病気ではありません。ですが、確認行為だったり、こだわりだったり、ある意味病気ではないかと思えるほど極端な時もあります。
この病気とも思えるほどのこだわりは、本人にはどうしようもないのです。ですから最初はとても疲れると思いますが、その確認行為にある程度付き合うぐらいの覚悟が必要です。
【神経質な人と上手に付き合う方法②】正直に伝える
神経質ではない人からしたら病気にも思えるそのこだわりと確認行為ですが、疲れるからと逃げてばかりではいけません。
ある程度のこだわりや確認行為にはお付き合いしますが、「すみません。私はここまでは出来ますが、これ以上は出来そうにありません」とか、「逆に私に任せられる案件を任せて下さい」と正直に伝えてみましょう。
お互いの本音をぶつけてみることで最初は摩擦が起こるかもしれません。でもそうやって付き合っていかなければ、最終的にはどちらかが限界を超えしまい「はい、さようなら」となってしまいます。同じく決別するのなら、とりあえず一度、正直に向き合ってみては如何でしょうか。
【神経質な人と上手に付き合う方法③】誉めてあげる
神経質な人は、自らの性格を治したい、改善したいと思っています。ですがそれが中々上手にいかず、疑心暗鬼になり、逆に意固地になってしまうこともしばしば。
ですから、ここは相手を誉めることを心がけていきます。普段なら誉めたりしないことでも、素直に口に出して誉めてみましょう。
【神経質な人と上手に付き合う方法④】第三者の助言を聞く
神経質な人との人間関係を改善するための秘策は他にもあります。それはその人と仲良く付き合っている人のアドバイスを聞くことです。
疲れるからと遠巻きに見ているだけでは何も改善しません。その人の特徴や上手な付き合い方を聞くことで、それほど疲れずにスムーズにお付き合いが出来るかもしれません。
神経質な人の素直な気持ち
神経質だと言われている人は、自分が神経質だという自覚はあるようです。しかし、それは病気ではないので、本当は敢えて治したいとか、改善したいとは思っていないようです。
なら何故治したいと思うのか?
それは周囲の皆に「あなたと一緒に仕事をすると疲れる」とか、「ついていけない」と言われてしまうので、人間関係を修復したい、改善したいと思うからこそ治したいと思うのです。