妊婦は眠い！妊娠中の眠気の原因と対策を解説！なぜ眠いの？

妊娠中期ともなると、多くの妊婦はつわりから解放されます。
安定期に入り、遠くない場所にならお出かけやドライブも楽しめる時期ですね。
医師から「安定期に入りましたね」と言われた一言で、肩の荷が降り、食欲も戻ってくる時期ではないでしょうか。

いまだプロゲステロンの分泌は盛んに行われていますが、人間の本能である「お腹いっぱいで眠い」状態になりやすいのもこの時期です。

つわりの時期食べられなかったぶんを取り戻せと言わんばかりに食欲が増す人もいます。太り過ぎに注意するよう言われていても、お腹の赤ちゃんと二人分だから！との理由をつけて食べまくれば、当然ですが満腹で眠くなります。

お腹の赤ちゃんは、お母さんの栄養を分けてもらっているので二人分食べる必要は全くありません。この時期に眠いのは、プロゲステロンだけが原因ではないかもしれませんね。
くれぐれも必要以上の体重増加には注意しましょう。あとで泣きをみることになりますよ。

出産までのカウントダウンに入った妊娠後期。お腹はせり出し、母体への負担が大きくなりますよね。近所のスーパーへ買い物に行っただけで、帰って来たら一休み…となるでしょう。
妊娠後期ともなると、早産に気を付けるくらいで、あとは予定日を心待ちにしている日々を送っている人が殆どですが、この時期の眠気は疲れと睡眠不足に大きな原因があります。

初めての出産の場合は不安がいっぱいでしょう。ネットや本で調べても、いざ自分が出産に挑んだ時の痛みは、その時にならないとわかりません。初めてづくしの出産に不安になるのは当然で、不安から寝不足になることもありますね。

そして、仰向けでは苦しくて眠れないために、妊婦は横向きで寝ることになりますが、寝返りをうつのも大きなお腹ではスムーズにいきません。大きなお腹が、眠りを浅くしてしまうのです。
妊娠後期、体を大事に、少しでも睡眠を取っておきたい時期ですね。

妊娠中は眠いことの原因はわかっても、こんなにいつも眠ってばかりでは…と後ろめたい気持ちになる妊婦さんもいるでしょう。
特にお姑さんと同居されていれば、お姑さんの目も気になりますよね。
お姑さんだって妊娠出産を経験してきていますが、昔は今ほど妊婦を大事にしていたかは疑問です。
こればかりは、「いいお姑さん」に当たることを願います。

妊娠初期～中期～後期と、ただただ眠気と戦ってきても、いざ出産を終えると急に睡眠は制限されます。
どんなに眠くても起きてミルクをあげなければいけませんし、赤ちゃんは昼夜を問わず泣きます。眠くても寝られない時期がやってくるのです。
そう考えれば、妊娠中にどんなに寝ていても文句は言われないはず！
体の訴えには忠実に答えましょう。眠い時は寝ていいのです。いえ、今のうちに寝ておくべきなのです。

眠くても寝てばかりいられない時、どんな対処法を取っていますか？
ご紹介しますので、試してみてくださいね。

＊ガムやキャンディーに頼る
仕事中でもこれくらいならできそうではないでしょうか。妊娠後期は便秘になりやすいですが、キャンディーは腸の働きを活発にしてくれますので、一石二鳥ですよ。

＊気分転換に歩く
仕事中であれば、ちょっとデスクから離れて数分歩くだけでも大丈夫です。
体を動かしてリフレッシュしましょう。

＊顔・首周りを冷やす
妊娠中は体を冷やすなんて厳禁ですが、この部分でしたら大丈夫です。
しかし、冷やし過ぎは禁物ですので、眠気が去ったらおしまいにしましょうね。

眠い時は寝る、これが一番の対処法ですが、時と場合に寄るでしょう。
もし眠れるのであれば、ほんの少しだけでも眠れば、嘘のようにスッキリするものですよね。赤ちゃんから求められていると思って、思い切って眠るのもアリですよ。