記事の目次
- 1.相手の立場に立って考えると良い事は?自己PRに使える?
- 2.相手の立場に立って考える方法①想像力を働かせる
- 3.相手の立場に立って考える方法②相手の人間性を理解する
- 4.相手の立場に立って考える方法③相手が求めてる事を理解する
- 5.相手の立場に立って考える方法④相手に共感してみる
- 6.相手の立場に立って考える方法⑤毎日の生活から意識する
- 7.「相手の立場に立って考える」意味のことわざや熟語(1)
- 8.「相手の立場に立って考える」意味のことわざや熟語(2)
- 9.「相手の立場に立って考える」意味のことわざや熟語(3)
- 10.相手の立場に立って考えることが出来る人の長所!
- 11.相手の立場に立って考える時に注意すべきこと!
- 12.「相手の立場に立って考える」を仕事の自己PRにする際の例文①
- 13.「相手の立場に立って考える」を仕事の自己PRにする際の例文②
- 14.「相手の立場に立って考える」を仕事の自己PRにする際の例文③
- 15.相手の立場に立って考える方法や自己PRの例文、まとめ
相手の立場に立って考えると良い事は?自己PRに使える?
相手の立場に立って考える。こう言うのは簡単な事ですが、実際に日常生活のなかで実行できているかと問われればどうでしょうか?
何かをするときは、相手の立場に立って考えなさい。幼いころ、このように両親や先生などに教わったのが記憶に懐かしい気がしますが、大きくなった今、実際に何か行動を起こしたり、発言をする際に「相手の立場に立って考える」という過程は踏めていますか?
相手の立場に立って考えるというのは、これをしたら相手がどう思うか、今何をしてほしいと望んでいるのかなど、口には出していないけれど相手の気持ちを察し、汲み取った上で自分が行動、発言するということですね。
一見すれば、このような相手の立場に立って考えるという行為は相手を気遣うだけで、自分には何の得も無い事のように感じてしまうかもしれませんね。
しかし、そんなことはありません!
相手の立場に立って考えることができると、人間として相手を思いやる気持ちや器の大きさが養われますし、そしてそれは自分の長所として十分なアピールポイントになるのです。
仕事で自己PRをするときなどにも、このような相手の立場に立って考えることがでるという事は題材にすることができます。
今回は、このような相手の立場に立って考えることが出来る人になるための方法や、それをを自己PRの題材にしたい時に役立つ例文などをいくつかご紹介します!
例文を参考に自分の長所をしっかり自己PRして、仕事先の人に好印象を与えましょう!
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相手の立場に立って考える方法①想像力を働かせる
相手の立場に立ってものを考える時には、想像力を働かせなければいけません。
相手というのは当然の事ながら自分ではなく他人ですので、相手が何を思って、どのようなことを望んでいるのかというのは想像力を働かせなければ理解することはできませんね。
しかし、いきなり想像力を働かせろといわれても、どのようにすればいいのか分かりませんよね。
そんな場合にまず行うべきなのは、自分が実際に体験、経験したときに感じたことを元にしながら、相手の立場と自分を置き換えて想像してみるのです。
例えば、「自分はこれを嫌だと思わないけど、このような場合の時には嫌だと感じてしまうかもしれないな」といった具合ですね。
自分とは違う立場の人からの目線で物事を見ることで、自然と相手の立場に立って考えることが出来ているのです。
この考え方を使えば、例えば「これは今は役に立たないと思うけど、こんな場合やこんな人には役に立つものなのかもしれない。」といった具合に、自分とは違う立場からの視点で考えることができるので新商品を開発する仕事などにも役立ちます!
相手の立場に立って考える方法②相手の人間性を理解する
相手の立場に立ってものを考えるには、相手の人間性を理解するという力も必要です。
相手というのは、その時その時によって異なりますよね。一人として全く同じような感性を持った人はいませんので、今目の前にいる相手のことをその都度理解しなければなりません。
その相手がもし親しい友人などであれば、この人はこういう考えの人だというのは大体想像ができるですが、仕事などになれば今まで密に関わが無かった人のことも考えなけれなならない場合もあります。
そういった場合にどのような方法で相手の人間性を理解し、その人立場に立って考えればいいのか。
そんな時はまず相手の表情や言葉遣いに注目するという方法を試してみて下さい。
あまり深く関わった事のないという人でも、表情や話し方に注目すれば何となくその人の人間性が見えてくるはずです。
物腰の柔らかい人だな。サバサバした人だな。クールな人だな。といった具合に、自分の中で相手に対するイメージをしっかりともつのです。
この方法が上手くいけば、相手の立場に立って考えることも難しくなくなってくるでしょう!
相手の立場に立って考える方法③相手が求めてる事を理解する
相手の立場に立って考えるには、相手が何を求めているのか、どうすることを望んでいるのかを理解するという方法もあります。
相手の人間性までは分からなくても、その相手が何を欲しているのかというのを理解することは出来そうですよね。
相手が何を求めているのか、どうすることを望んでいるのかが分かれば、それも相手の立場に立って考えることにつながります。
その相手の求めていることや望んでいる事を理解する方法は、相手の言葉一つ一つをしっかりと聞くことです。
相手の話を適当に聞き流しているだけでは、その言葉の裏に隠れた相手の心の声に耳を傾けることは出来ません。
ですが、しっかりと注意払って相手の言葉を聞き、その言葉一つ一つを理解する心を持てば、会話の流れや声のトーンなどから相手が求めていることや望んでいることに気が付けるはずです。
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相手の立場に立って考える方法④相手に共感してみる
相手の話や感情に共感するというのも、相手の立場に立って考える力を養うには効果的な方法です。
文中でも述べましたように、全く同じようなものの考え方や感性を持っているという人は一人としていません。
一人一人異なるものの考え方をします。
その自分とは異なる考え方や感性にたくさん触れて、それを否定せずに受け入れるということをして欲しいのです。
そうすることで自分の中の視野が広がり、凝り固まった価値観やものの考え方がだんだん柔軟になっていきます。
柔軟に物事を考える力が身につくことで、相手の気持ちを察する能力も同時に養われていきます。
自分の中にない考えや感性を即座に察知出来るようになることで、相手の立場に立って考えるということも可能になるのですね。
相手の立場に立って考える方法⑤毎日の生活から意識する
ここまで、相手の立場に立って考える方法を4つご紹介してきましたが、最後の1つは、この4つの方法から自分が実践できそうだと思えるものを毎日の生活の中で意識し続けるということです!
相手の立場に立って考えるというのは、出来ない人がすぐに出来るようになるものではありません。
たくさんの人と関わり、たくさんの考え方や感性に触れなければ、相手の気持ちを汲み取ることはできないのです。
ですので、日頃から周りの人と自ら積極的にコミュニケーションを取りに行き、沢山の人と色々な話をしてみてください。
その会話のなかで、相手の気持ちを汲み取るトレーニングをするのです。
このトレーニングによって経験値を積んでいくことで、だんだん相手の気持ちを汲み取ることが出来るようになり、相手の立場に立って考えることも可能になってくるのです。
自分には相手の立場に立って考えることはできないと諦めてしまわず、出来ることからコツコツと、毎日の小さな経験を大切にしてみて下さい!
「相手の立場に立って考える」意味のことわざや熟語(1)
ではここで、「相手の立場に立って考える」という意味をもつことわざや熟語についても少し触れてみます。
古くから言い伝えられていることわざや熟語から、相手の立場に立って考えることの真意を読み解いてみましょう!
ではまず一つ目のことわざです。
【人を見て法を説け】(ひとをみてほうをとけ)
このことわざを聞いたことがありますでしょうか?
このことわざが持つ意味は、「人を見て」という言葉から読み取れるように、相手のことをちゃんと見て法を説く。
すなわち相手のことをちゃんと理解して話そうという事ですね。
これに似たことわざに、「座を見て法を説け」というものもあります。
「相手の立場に立って考える」意味のことわざや熟語(2)
「相手の立場に立って考える」という意味をもつことわざを、もう一つご紹介したいと思います。
次にご紹介することわざは、こちらです!
【我が身をつねって人の痛さを知れ】(わがみをつねってひとのいたさをしれ)
このことわざは聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか?
古語などが使われていないことわざですので、意味も比較的理解しやすいことわざですね。
自分の身をつねれば相手がつねられた時の痛みがわかるということから、他人の痛みを自分に置き換えて考えてみようという意味のことわざになります。
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「相手の立場に立って考える」意味のことわざや熟語(3)
では最後は、「相手の立場に立って考える」という意味をもつ熟語をご紹介します。
熟語が持つ意味から、相手の立場に立って考えるという行為をまた別の角度から見てみましょう。
その熟語は、このような言葉です。
【先意承問】(せんいじょうもん)
この先意承問という熟語の意味は、相手が自分からこうして欲しいなどという望みを申し出る前に、自分がその望みを察して相手の望みに応えてあげましょうという意味になります。
これも、相手の立場に立って考えなければできない行為ですよね。
古くから伝わることわざや熟語の中にも、このような「相手の立場に立って考える」という意味の言葉があるということから日本人らしい謙遜な姿勢が代々受け継がれていることが感じられますね。
相手の立場に立って考えることが出来る人の長所!
では、仕事で役立つ自己PRの例文をご紹介していく前に「相手の立場に立って考える」ことが出来る人の長所とはいったいなんなのかという事をまとめてみましょう。
自己PRをするには、ただ淡々と長所を述べるだけでは相手に良さ伝わりません。
長所として述べたい事柄はしっかり自分でも理解できた状態で、自己PRに挑みましょうね。
相手の立場に立って考えることが出来るという人の長所としてあげるべき部分は、色々な角度からものごとを見ることが出来るという事です。
相手の立場に立つことが出来るということは、自分には無いような考え方を持つ他人の気持ち汲み取るだけの考え方の柔軟さがあるということなのです。
このような柔軟な考えを持つ人は、仕事においてもきっと他の人が注目しないような点にも注目することができ、新しい発想で意見や提案をしてくれるだろうという期待を持ってもらいやすくなります。
また、仕事には同じ社内の人と一緒に仕事をする協調性も必要ですから、このような相手の立場に立って考えることが出来る人がいるだけで、人間関係も円滑になりやすいのです。
相手の立場に立って考える時に注意すべきこと!
相手の立場に立ってものを考えるというのは大変素晴らしいことですが、それでも気をつけなければならない事もあるので、そこも理解しておきましょう。
相手の立場に立って考えることの出来る人の中には、どのような相手のことも理解出来るのだと誤解をしてしまっている人もいます。
いくら相手の立場に立ってものを考えることが出来るという人でも、分からない感情というのがあるのです。
特にそのギャップが生じやすいのが、性別によるギャップです。
女性が思う男性の気持ちと、男性が思う女性の気持ちというのには、少なからずギャップが生まれます。
そのようなギャップを無視して自分の考えを過信し、結果的に相手を傷つけてしまうということにもなり兼ねません。
ですので、相手の立場に立って考えることが出来る人が全てを理解出来るのだという考えは持つべきではありませんね。
「相手の立場に立って考える」を仕事の自己PRにする際の例文①
では最後に、自己PRで自分の長所として相手の立場に立って考えることができるということを話す際の例文をご紹介します!
1つ目にご紹介する自己PRの例文は、この相手の立場に立って考えることが出来ることで仕事にどのように貢献できるかをアピールする内容の例文になります。
「私の長所は、相手の立場に立ってものを考えることが出来るところだと思っています。私は普段から、お店などに売られている様々な便利アイテムなどの商品を見る度に、『この商品はこのような人が使うには便利だけど、それ以外の人にとっては不便になってしまうかもしれない』などというような、様々な状況の人の立場に立ちながら商品を見ています。『自分だったらこういう工夫をしたいな』という意見を常に持っていますので、相手の立場に立ってものを考えることができるという長所によって培った様々な観点を、この仕事にも生かすことが出来るのではないかと思っています。」
「相手の立場に立って考える」を仕事の自己PRにする際の例文②
次にご紹介する自己PRの例文は、自分が過去に失敗した経験から得た「相手の立場に立って考える」ことの大切さを訴え、
今ではこの「相手の立場に立って考える」ことを肝に命じて仕事をしたいと思っていることを伝えるという内容の例文になります。
「私は、自分の長所は相手の立場に立ってものを考えることが出来るところだと思っています。しかしそれは初めからそのような長所を持っていたわけでは無く、過去の失敗によって気付かされた事です。
私は学生時代に飲食店でアルバイトをしていたのですが、暑い夏の日に忙しい状態にあった店内は、空調の温度が低めに設定されていました。
私たち従業員は常に動き回っていたので、その設定温度に違和感を覚えなかったのですが、ふとあるお客様をみると凍えていたのです。
私たち従業員には丁度良い温度でも、じっと待っているお客様の立場を考えれば寒いと感じてしまうことに事前に気がつくことができませんでした。
私はすぐに空調の設定温度を上げ、そのお客様にすぐに謝罪のお声かけをすると、お客様からもお礼の言葉を頂けました。
このように、相手の立場に立って考えることで、お互いに気持ち良く過ごせるのだということを実感し、以降、何かをする時には相手の立場に立って考えてから行動を起こすようにしています。」
「相手の立場に立って考える」を仕事の自己PRにする際の例文③
最後にご紹介する自己PRの例文は、相手の立場に立って考えることで人間関係を良好に保ってきたことをアピールする例文になります。
仕事において大切な人間関係を、良いものにする事を得意とする事をしっかりとアピールしましょう!
「私の長所は、相手の立場に立ってものを考えることが出来るところだと思っています。私は、例えばもし友人や同僚が自分と約束をしていて、その約束の時間に遅刻をしてきてしまっても決してすぐに怒ったりはしません。
遅刻をしてしまった理由を聞き、その時の相手の立場に立って状況を考えることができるので、遅刻したことを仕方ないと許すことができます。
この長所のおかげで余計な揉め事などは無く、今まで良好な人間関係を築いてきました。」
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相手の立場に立って考える方法や自己PRの例文、まとめ
いかがでしたでしょうか?
相手の立場に立って考えることが出来る人の魅力や、そんな人になる方法。
また、相手の立場に立って考えることが出来ることをアピールするための自己PRの例文などをご紹介させて頂きましたが、お役に立つような情報はありましたか?
相手の立場に立ってものを考えるというのは、出来ているようで意外と忘れてしまっている人も多いのです。
仕事仲間や友人などと今後も上手くやっていくためにも、なにか行動を起こす際には相手の立場に立って考えるという行為を挟むようにしてみましょうね!