髪の乾燥の原因は?
髪の乾燥によるパサつきが気になる季節です。髪がパサつくとヘアスタイルもまとまりません。髪の毛の構造を知って、髪の乾燥を防ぎたいですね。
髪の毛は、3層の構造になっています。1番中心にあるのが、髪のハリやコシの強さの部分になるメデュラ。その外側が髪の8割以上を構成する部分のコルテックス。そして、1番外側の髪をコーティングし、守っているのがうろこ状のキューティクルです。
髪がパサパサになって乾燥してしまうのは、このキューティクルがなんらかの原因で剥がれたりめくれたりして、そこから髪の栄養や水分が失われてしまうことが原因です。まずは髪の乾燥の原因を知ることからまず始めましょう!
髪の乾燥の原因①エアコンの風
髪が乾燥してしまうのは、室内のエアコンの風に髪が直接当たることが原因の1つです。
特に冬場は外も乾燥していますが、エアコンの風で室内も湿度が少なく、乾燥しています。エアコンの近くにいることによって、乾燥した風が直接髪にあたり髪のキューティクルが乾燥によってめくれ、そこから水分が逃げていってしまうのです。これは冬場だけでなく、夏場のクーラーの効いた室内でも同じことが言えます。
髪の乾燥の原因②シャンプーを泡立てずに使う
シャンプーを泡立てず、手に取っていきなり髪の毛につけるのも髪の乾燥の原因になります。髪を洗うときは髪が濡れているのでキューティクルが剥がれやすくなっています。
そのためシャンプーを泡立てずに髪を洗うと、髪の毛同士が擦れてしまいキューティクルがめくれてしまうのです。キューティクルが剥がれてしまうと、そこから髪の栄養や水分が抜けてしまいます。そうして髪の毛が乾燥してしまうのです。
髪の乾燥の原因③雑なタオルドライ
髪が濡れていると、キューティクルがめくれやすい、また剥がれやすくなる、ということを説明しました。
髪を洗った後、髪をまとめてぎゅっと絞ったり、タオルで雑に拭いたりすると、やはり濡れてめくれやすくなっているキューティクルが摩擦で剥がれてしまいます。髪の乾燥は雑なタオルドライが引き起こしているということも言えるのです。
髪の乾燥の原因④ドライヤーの距離が近い
髪の毛の表面のキューティクルは、熱にも弱いと言われています。
ドライヤーやヘアアイロンなどを長時間当てる、またドライヤーと髪の距離が近いと、キューティクルが熱でめくれてしまい、髪の内部が乾燥してしまうのです。
ヘアスタイルを整えるためにドライヤーを使うこともありますが、ヘアアイロンやコテも使いすぎには注意です。
髪の乾燥の原因⑤髪を自然乾燥
ドライヤーを使わず髪を自然乾燥させるのも、髪の乾燥の原因になります。
濡れている髪の毛はキューティクルが剥がれやすくなっていますね。自然乾燥している間も、髪の毛同士はこすれ合っています。擦れているキューティクルはめくれて、そこから水分が奪われ乾燥してしまうのです。
濡れたままの頭でそのまま寝ていませんか?枕と髪の毛がこすれ合って、これもまたキューティクルが剥がれ傷んでしまいます。そこから髪の乾燥が始まってしまうのです。
髪の乾燥の原因⑥髪の毛の栄養不足
髪の乾燥は栄養不足や血行不良によっても引き起こされます。
偏った栄養状態、無理なダイエットによる栄養バランスの偏り、生活習慣の乱れなどで髪の毛に必要な栄養分が行き届いていない、これが原因で髪が乾燥してしまうのです。
髪の毛の乾燥対策を万全にやっていてもなかなか成果が得られない場合、この髪の栄養不足が原因かもしれません。
髪の乾燥を防ぐ方法15選をご紹介!
髪の乾燥には様々な原因があるんですね。髪の乾燥は髪のうねりなども引き起こし、くせ毛や枝毛、切れ毛の原因にもなります。
髪がパサパサ、さらにうねっているとヘアスタイルもなかなか決まりませんね。日々のケアを心がけて、乾燥しない健康的な髪を手に入れたいものです。
次に髪の乾燥を防ぐ方法をご紹介します!