髪の乾燥を防ぐ方法①シャンプーを正しく使う
シャンプーを使うときは、まずシャンプーを手に取ってしっかり泡立ててから使いましょう。
手に取ったシャンプーをそのまま髪につけてから泡立てると、髪の毛が擦れてキューティクルがめくれてしまいます。そこから水分が抜けて髪が乾燥しやすくなるのです。シャンプーをするときも、なるべく髪に刺激を与えないようにしましょう。
シャンプーの量は基本的にワンプッシュぐらいがおすすめです。また、髪が絡まった状態でシャンプーをすると余計に摩擦が起きてしまい髪を傷めます。シャンプーをする前にヘアブラシで髪をとかして起きましょう。
シャンプーは頭皮に優しく油分を落としすぎないアミノ酸系のシャンプーがおすすめです。
髪の乾燥を防ぐ方法②正しいタオルドライをマスター
髪の乾燥を防ぐ対策にひとつが、正しいタオルドライです。
タオルで乱暴にゴシゴシこするように拭いていませんか?ドライヤーをかける前のタオルドライの仕方で、髪のダメージも変わってきます。ドライヤーの熱からキューティクルを守るために短時間で乾かすためにはタオルドライは重要です。
しかし、ゴシゴシ乱暴にこするとキューティクルにダメージを与えてしまいます。タオルを使うときは、髪をタオルで優しく挟んで、両側から軽く抑えるようにして水分を取っていきましょう。頭皮の近くは、頭をトントン軽くたたくようにして水分を取ってくださいね。
髪の乾燥を防ぐ方法③自然乾燥はNG
髪の乾燥を防ぐ対策として大事なのが、髪を自然乾燥で乾かさないということです。
特に髪の短い人はタオルドライしただけであとは自然乾燥で良い、と思っているかもしれません。また、ドライヤーの熱は髪に良くないからと自然乾燥しているかもしれません。
しかし、自然乾燥の方が髪を傷めやすいのです。髪が濡れたままだとキューティクルが剥がれやすくなっています。その状態を長時間放置していると、髪の内部の水分がどんどん蒸発していってしまうのです。髪の内部の水分が逃げていかないうちに、ドライヤーで手早く乾かしていくのが髪の乾燥を防ぐコツです。
また、髪のケアのためには髪が濡れたままで寝るのもNGです。枕で擦れてキューティクルが剥がれ、髪の毛もどんどん乾燥していきます。朝起きて髪がパサパサでまとまらず、ヘアスタイルも決まらない。自然乾燥をやめることで改善されるかもしれませんね。
髪の乾燥を防ぐ方法④ヘアオイルやトリートメントを使う
髪の乾燥を防ぐ対策として、ヘアオイルやトリートメントを上手に使うという方法があります。
トリートメントは、洗い流さないタイプのアウトバストリートメントというものがあります。タオルドライしたあと、トリートメントを髪につけて乾かすだけです。かなり手触りが良くなるのでおすすめです。
普通のトリートメントには、すぐ洗い流すトリートメントと、3分置いてから洗い流すトリートメントがあります。説明書に従ってあまり大量に使わないようにしましょう。
美容室などで使われているトリートメントも少し高価ではありますがおすすめです。ダメージヘア用のトリートメントを使うことで、髪の乾燥もかなり防ぐことができます。
また、トリートメントを選ぶときは、負担の少ない低刺激で保湿力の高いトリートメントを選ぶようにしましょう。
乾燥に悩んでいる人には特におすすめ!
ヘアオイルは香りも良く、髪の乾燥に悩んでいる人にはおすすめです。乾燥によってパサついている髪をサラサラにしてくれます。
表面をオイルコートすることによって、髪もまとまりやすくなり、傷ついたキューティクルも復活させてくれるので、ツヤのある乾燥していない髪を取り戻すことができるでしょう。
トリートメントで髪に潤いを与えても、そのままでは蒸発して乾燥してしまいます。ヘアオイルで髪に蓋をすることによって潤い成分を閉じ込めてくれるのです。また、ヘアオイルはドライヤーの熱から髪を守ってくれる効果もあります。
植物性のヘアオイルは低刺激でおすすめ!
ヘアオイルには様々な種類があります。椿オイル・オリーブオイル・ホホバオイル・アルガンオイル・ひまわりオイルなどなど。
これら植物性のヘアオイルは保湿力も高く、自然の成分で作られているため低刺激です。鉱物性のヘアオイルはシリコンを多く含むため手触りがよく艶髪にしてくれますが、ヘアケアにはあまり向いているとは言えません。
髪の乾燥を防ぐ方法⑤ドライヤーを近づけない
髪を早く乾かそうとして、あるいはヘアスタイルを整えるため、ドライヤーを近づけて使っていませんか?
ドライヤーから出る熱は100度を超えていると言われています。そんな熱風を髪に当てたら髪にもよくありません。髪とドライヤーは20cmくらい間を開けて使いましょう。
また、ドライヤーの熱を長時間髪に当てるのもNGです。ショートヘアなら約5分、ロングヘアなら約10分くらいが理想です。