記事の目次
- 1.気遣い・心遣い・気配りの違いや意味:はじめに
- 2.気遣い・心遣い・気配りの違いや意味:気遣いの意味
- 3.気遣い・心遣い・気配りの違いや意味:心遣いの意味
- 4.気遣い・心遣い・気配りの違いや意味:気配りの意味
- 5.気遣い・心遣い・気配りの違いや意味:意味の違いを更に詳しく
- 6.気遣い・心遣い・気配りの意味や使い方:気遣いの使い方
- 7.気遣い・心遣い・気配りの意味や使い方:心遣いの使い方
- 8.気遣い・心遣い・気配りの意味や使い方:気配りの使い方
- 9.気遣いのできる男性とはどんな男性?
- 10.気遣いのできる女性とはどんな女性?
- 11.心遣いのできる男性とはどんな男性?
- 12.心遣いのできる女性とはどんな女性?
- 13.気配りのできる男性とはどんな男性?
- 14.気配りのできる女性とはどんな女性?
- 15.気遣い・心遣い・気配りの違いや意味、使い方:まとめ
「気配り」と「心配り」の違い
「気配り」と聞いたら、じゃあ「心配り」との違いは?と出てきます。
こちらも同じようですが、全く違います。その意味の違いを解説していきます。
・気配り 周りの人が失敗をしないように配慮や、予め準備をしておいてあげること。主に仕事場などで活躍する
・心配り 仕事外でも使えるスキル。本当に大事だと思う人に対して行う、さりげない言動など。
このふたつも微妙なニュアンスがあります。
やっぱり、日本語って難しいですね…。
気遣い・心遣い・気配りの違いや意味:意味の違いを更に詳しく
ここまで、「気遣い」「心遣い」「気配り」の意味をひとつひとつ解説してきました。
でも、何となくモヤッとしていると思います。
どうしてかというと、意味の違いが全部微妙なニュアンスばかりだからです。
では、それぞれの使い方を解説…といきたいところですが、その前に、この3つの"決定的"のような違いを紐解いて、次に続く使い方を紹介していきたいと思います。
「使う」と「遣う」の違いが決定権を持っている!?
まず、それぞれの違いの決定権として、「使う」と「遣う」の違いが大きな鍵を握っています。
「使う」は「気を使う」などで使ったりしますよね。
では、それぞれの違いを解説していきます。
・使う 使用する。自分がエネルギーを消費する
・遣う 相手に仕えること。エネルギーを相手の為に役立たせること。
まず、この「つかう」を基本にしてみてください。
「遣う」と「配る」の違いも重要
そして、「気遣い」や「気配り」のように「遣う」と「配る」の意味の違いも重要です。
それぞれを簡単に解説してみます。
・遣う ひとりに対して
・配る 全体に対して
確かに仕事などで、"男性社員や女性社員全員に心遣いをした行動"というようりも、"男性社員や女性社員全員に心配りをした行動"の方が違和感がありませんよね。
こういうイメージです
では、"決定的"な違いを解説していきます。
真ん中に上位と下位を分けるラインを引きます。上位に入るのが「心」で、下位に入るのが「気」です。
下位の方でランク付けをすると、下から、「気を使う」「気遣い」「気配り」。
上位の方でランク付けをすると、下から、「心遣い」「心配り」。
仕事やプライベートなど様々なシーン別で考えることもできるので、一概に正しいとは言えませんが、「気」よりも「心」の方が高いスキルです。
気遣い・心遣い・気配りの意味や使い方:気遣いの使い方
ではそれぞれの使い方を解説していきたいと思います。
まず、「気遣い」の使い方です。
「気遣い」はどちらかというと、仕事で使うシーンが多いと思います。
またメールなどで文章に起こして、目に見える形としての気遣いもできます。
気遣いの仕方がいまいち分からないという人に、メールでの気遣い方法を簡単に紹介致します。
仕事で役立つメールでの「気遣い」文言
いちばん分かりやすい気遣いの使い方はメールです。
どんな文言をメールに詰め込めば、気遣いになるのか具体的に紹介していきます。
・お世話になります
・先日は〇〇〇の件について、ありがとうございました。(大した事でなくても)
・お忙しいところ恐れ入りますが…、もしくは、お忙しところ誠に恐縮ではございますが…
・恐れ入りますが…
といった文言が、「気遣い」の文言になります。
仕事でのメールで取り入れてみてください。メールは目で見える形になりますので、気遣いができるか否かで、仕事が円満にいくかどうかが決まったりします。