12月といえば思いつくものは?
年の瀬も迫ってきた12月には、どのようなことをイメージするでしょうか。1年の中でも最も忙しい時期とも言われている12月にはイベントも目白押しです。12月を楽しむことができるように、12月といえばどのようなものがあるか詳しくチェックしていきましょう。
12月の異称
12月には、和風月明や英語での異称があります。和風月明とは、旧暦の行事や季節に合わせて決められた月の呼び方のこと。旧暦は現在の暦と1〜2ヶ月異なるので、和風月明の季節感も少しズレてしまうことがあります。
12月の和風月明は師走。師匠も走り回るくらい忙しいということから由来しています。12月は仕事納めや大掃除などで忙しい日々を過ごす方も多いのではないでしょうか。十二月に関しては、和風月明と現在の暦との季節感のズレはなさそうです。
また、英語で12月はDecember。英語で表すときは、この言葉を使いましょう。
12月の風物詩・言葉
12月には、いろいろな風物詩や言葉をイメージできます。12月といえば思い浮かべられるのがクリスマス。家族や友人、恋人と楽しい時間を過ごすことができる日本でも定番のお祝い事です。
その他には忘年会や除夜の鐘なども、12月の風物詩。1年の疲れを労う忘年会は、会社の同僚や友人と楽しんでいる人も多くいるはずです。
忘年会でスケジュールが埋まって忙しいという場合もあるのではないでしょうか。大晦日に鳴り響く除夜の鐘は、1年の締めくくりと新たな1年を迎えるための気持ちを盛り上げてくれます。
12月のイベント・伝統行事・記念日
12月には楽しみになるようなイベントや伝統行事がたくさんあります。代表的なものとして挙げられるのが、赤穂義士祭 (12月14日)、冬至(12月22日頃)、クリスマスイブ(12月24日)、クリスマス(12月25日)、大晦日(12月31日)です。
クリスマスイブやクリスマス、大晦日など気持ちが浮き立つようなイベント・伝統行事が目白押し。これらのイベントに向けて準備を進めている方も多いのではないでしょうか。
記念日には、世界人権デー(12月10日)、遠距離恋愛の日(12月21日)、プロ野球誕生の日(12月26日)があります。世界人権デーは1948年の国際連合総会で世界人権宣言が採択されたことから由来しています。
世界中の人権について考えを深める良い機会にしてみてはいかがですか。このように12月の記念日にも着目して、気になるものがあったらチェックしておきましょう。
12月にぴったりなお出かけスポット
クリスマスのシーズンを迎えた時期には、イルミネーションスポットへお出かけするのがおすすめです。各所でイルミネーションイベントが開催されるので、お近くのスポットへ行ってみてはどうでしょうか。テーマパークもクリスマス仕様になるので、冬のデートにぴったり。
冬至には柚子風呂に入るのが定番です。柚子風呂を行っている銭湯や温泉に出かけてみるのも良いかもしれません。兵庫県赤穂市で12月14日から1週間かけて行われる赤穂義士祭は、伝統的な行事です。
プロジェクションマッピングやパレードなど、工夫を凝らしたさまざまな出し物があります。お近くにいる場合は、12月のお出かけスポットとして行ってみると良いのではないでしょうか。
12月の行事食・旬な食べ物
12月の行事食として挙げられるのが、年越し蕎麦や小豆粥です。小豆粥は冬至に食べるもの。元々は中国の伝統から由来しています。冬は食べ物の収穫が少なく、体が弱りがち。そんな体に元気を与えてくれるとされているのが小豆粥です。
小豆粥以外には、南瓜粥も冬至に食べることが多いです。大晦日の日に食べる年越し蕎麦は、いろいろなパターンがあります。
ざる蕎麦や天ぷら蕎麦など、好みの蕎麦を食べる方が多いのではないでしょうか。家庭で食べるときもあれば、蕎麦屋に赴いて食べる場合もあります。
12月が旬な野菜
12月に旬を迎えるのは、カボチャやネギ、ブロッコリー、カリフラワー、白菜、芽キャベツ、わさび菜などです。冬至の伝統食に使われるカボチャは旬を迎えると甘みが強くなり、とても美味しくいただけます。
小豆と合わせてカボチャのお粥作りを楽しんでみるのも良いかもしれません。旬の野菜を使って、栄養をしっかり取り入れていきましょう。