なぜ頭痛が起こるのか
毎日の暮らしで頭痛を経験したことがない人はおそらくいないでしょう。ストレス社会の現代では、頭痛は多くの人が抱える悩みのひとつになっています。
日々の暮らしの中で、頭痛とは切っても切れない関係かもしれません。「痛み」は身体の不調を知らせるシグナルです。何かしら原因があり、その中には病気が含まれていることもあります。
頭部の血管が拡張することで起こる「偏頭痛」、主にストレスが原因で筋肉が緊張することで起こる「緊張型頭痛」、副交感神経の刺激による「群発頭痛」など心身の不調を知らせてくれるのが頭痛です。頭痛が起こる原因は色々あり、その治し方も様々です。
今回は、泣いた後に起こる頭痛の原因や治し方についてご紹介します。頭痛の原因を知ることで毎日の暮らしも少しは余裕が持てるのではないでしょうか?
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泣いたあとの頭痛の原因って?
泣いたあとは、目は充血するし頭は痛いしスッキリしませんよね。そもそも、何故泣くと頭痛がするのでしょうか。当たり前に思っていたけれど、よくよく考えると不思議ですよね。その原因は下記のようになります。
①脱水症状
泣いた後頭痛がする原因のひとつとして、脱水症状が考えられます。ちょっと泣くくらいであれば大丈夫ですが、長時間泣き続けたりあまりに頻繁に涙を流すようなことがあれば、体内の水分が失われていきます。
締め付けられるような痛みがあったら、それは脱水症状のサイン!一時的な脱水症状ですが、ひどい場合は吐き気が出ることもあるので油断禁物です。泣いた後は、スポーツドリンクなどを飲んでミネラルも一緒に摂取しましょう。
②自律神経が乱れている
本来「泣く」ことはストレス発散になると言われています。ですが、その涙の理由次第では精神状態もいいとは言えません。
喜びの涙、感動の涙であれば精神状態もリラックスモードになりますが、ショックなことや腹が立ったときの涙は自律神経も乱れてしまいます。特に泣き喚いたり、泣きじゃくるような泣き方をしたときに一時的に自律神経が乱れます。
③偏頭痛
偏頭痛が原因の場合、泣いた後すぐに症状が出るわけではなく、数時間経ってからや翌日に出ることが多いです。偏頭痛は、頭部の血管が拡張することで起こる頭痛です。
泣いているときは興奮状態になるので、血管は収縮しています。落ち着いたときに拡張するため、偏頭痛が起こると言われています。
偏頭痛は普通の頭痛と違って、波打つようにズキズキ痛みます。身体を動かすとひどくなるため、吐き気を起こす場合もあります。
④ストレス
泣いた後の頭痛の原因のひとつとしてストレスが考えられますが、ストレスには肉体的ストレスと精神的ストレスがあります。この心身的なストレスが原因で、緊張型頭痛が引き起こされる場合もあるのです。
緊張型頭痛は、後頭部や頭全体が締め付けられるような痛みが特徴です。緊張型頭痛が慢性化してしまっている人は、ストレスによる筋肉の緊張や血流の乱れ、老廃物の蓄積が原因で定期的に頭痛に悩まされます。
泣いたあとの頭痛の治し方
悲しいことがあった、嫌なことがあった、いっぱい泣いてスッキリするかと思いきや、後に残ったのは嫌な頭痛・・・!でも、意外に簡単な頭痛の直し方があるのをご存じですか?泣き終わったら気分も頭痛もリセットしましょう。