簡単!お正月飾り「門松」の作り方:縄の結び方(男結び)
ここでは、縄の結び方についてご紹介していきます。
門松の縄の結び方は、男結びと呼ばれるものになり、古くから親しまれています。
竹を立てるためのペール缶に「こも」と呼ばれる藁を布のような状態にしたものを巻きつけていきます。
さらに、その藁を縄で3カ所に分けて結びつけます。
門松には、男に例えた1番長い竹を7周巻きつけ、女性に例えた1番短い竹を3周巻いていきます。
さらに、間を取り持つ中位の長さの竹に縄を5周巻きつける事で、男女の中を取り持つと言う意味にもされています。
このように、縄の結び方にはそれぞれ1つずつ丁寧な意味が込められており、また縁起の良い縄の結び方とされています。
お正月飾り「門松」の作り方:飾る期間はどれくらい?
門松を飾るにあたり、一体いつからいつまで門松を飾ることが正しいとされているのかご存知でしょうか?
ここからは、門松を飾る期間についてご紹介していきます。
12月31日の大晦日に門松を飾ると言う事は「一夜飾り」とされており神様に対し大変失礼だと言うことで多くの人が避ける傾向にあります。
また、12月29日に飾るのは「苦を待つ」と言う意味からも避けられるようになりました。
このようなことからも、門松の飾りはじめは早くて12月13日から、12月28日、または30日が正しいとされています。
しかし、クリスマスとも重なってしまいますのでやはり12月28日に飾りはじめとすると良いでしょう。
また、門松を片づける日は1月7日が良いとされており、15日の神社で行われているどんど焼きに持っていくといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
手作りで門松を作ると言う事は、案外簡単なことかもしれません。
また、手作りで門松を作ることにより今年は一味違ったお正月飾りを楽しめることでしょう。
さらに、今年初めて門松を手作りした人は、要領が分かりますので来年も手作りで門松を作りたいと感じるかもしれません。
このように、門松作りを通してお正月に門松を飾る意味から、縁起の良い意味までたくさんのことを学び、感じ取ることができたと言う事は、あなたの大きな財産になることでしょう。
日本では、古くからお正月に「門松」「しめ縄飾り」「鏡餅」の風習が行われてきました。
その意味を、少し知れたことで今年のお正月は歳神様を受け入れる準備はしっかりできそうです。