記事の目次
- 1.一人称が「僕」の男性
- 2.一人称が「僕」の男性の心理 (1)子供の頃から
- 3.一人称が「僕」の男性の心理 (2)タイミングを逃す
- 4.一人称が「僕」の男性の心理 (3)自分に合っている
- 5.一人称が「僕」の男性の心理 (4)自身がない
- 6.一人称が「僕」の男性の心理 (5)柔らかい印象
- 7.一人称が「僕」の男性の心理 (6)印象を付ける
- 8.一人称が「僕」の男性の心理 (7)仕事では僕
- 9.一人称が「俺」の男性の心理 (1)立場が上
- 10.一人称が「俺」の男性の心理 (2)自信を持っている
- 11.一人称が「俺」の男性の心理 (3)強さを演じる
- 12.一人称が「私」の男性の心理 (1)言葉使いに注意している
- 13.一人称が「私」の男性の心理 (2)距離感
- 14.一人称が「私」の男性の心理 (3)謙虚な気持ち
- 15.その他の一人称
- 16.一人称を使いわけよう
小学生くらいになると、男子は女子を意識し始めます。また、周囲の友人たちから見下されるようなことはされたくないなど、男性としてのプライドが芽生え始めます。女子や友人たちへの印象を気にすると、自分の立場が上である相手に認識させたいという欲求が生まれてきます。
その欲求を満たすための行動の1つに、自分のことを俺と呼ぶことが含まれます。しかし、これは人の心理の部分なので、多くの人が特に何も意識することなく、俺という一人称を使っています。
一人称が「俺」の男性の心理 (2)自信を持っている
先に述べたように、自分に自信がないことから、一人称で僕を使う男性もいます。逆に、自分に自信を持っている男性が俺を使うことは多いです。アニメやドラマなどでも、自分に自信を持っているようなキャラクターが俺と使うことが多いです。
一人称が「俺」の男性の心理 (3)強さを演じる
上記で述べたように。一人称に俺を使う男性の中には自分に自信を持っている人もいます。しかし、中には本当に自信があるのではなく、自信があるように見せている場合もあります。
男性は周囲から強く見られたいという願望があります。なので、少しでも自分を大きく見せるために俺を使うこともあります。この場合もの心理に関わる部分なので、本人は意識していないことが多いです。
一人称が「私」の男性の心理 (1)言葉使いに注意している
私は女性がよく使う一人称ですが、男性が使うこともあります。一人称で、僕を使うと柔らかい印象を相手に与えることができます。俺を使うと、自信があって強い印象を与えることができます。そして、私を使うと、丁寧な印象を与えることができます。
一人称で私を使う場面は仕事でよく見られます。目上の人やお客さんに失礼のないように、丁寧な言葉使いを心がけている男性が使うことが多いです。言葉使いに注意して、普段から私を使う男性もいますが、同僚や部下、プライベートなどでは私以外の一人称を使っている場合もあります。
一人称が「私」の男性の心理 (2)距離感
一人称で私を使うということは相手に失礼のない言葉使いをするように注意しているということです。相手に言葉使いを注意しないといけないということは、相手との距離があるということでもあります。
仕事関係の人であれば、相手のプライベートな部分にまで近づきすぎないようにするという意味も含まれているので、私と使うことに違和感はありません。しかし、仲の良い友人などに私と使うと不自然な感じがします。親しい間柄では距離をとる必要がないためです。
会ったことのある回数が少なかったり、初対面の人であれば、仕事関係以外の人であっても、まだ距離があるはずなので、私でも違和感はありません。
一人称が「私」の男性の心理 (3)謙虚な気持ち
会社などでは偉い人ほど私という一人称を使っていることが多かったりします。俺や自分を使ってしまうと、立場関係の上下がハッキリしてしまいます。実際に偉いので使っても問題はないのですが、一緒に働いてくれている人たちとは、できるだけ平等な立場でいたいという謙虚な気持ちの表れとして、私を使うことがあります。