この下書き本のことをダミー本というのですが、紙で作るので実物大と同じ大きさに作り上げてくださいね。
このダミー本を作る時のコツはいくつかあります。
実物大の手作りダミー本を創ることはもちろんですが、中身の絵や文字の位置も本番と同じように書き加えていきましょう。
書き加える時のコツは、1枚の絵に1場面を書く事、それからストーリーの文字のフォントと絵の内容やタイトル等が一致しているかや絵や文字の配置が適切かどうかも大切です。
また、ダミー本の時点で、ストーリーの流れはスムーズかどうかも最後に確認することが必要です。
これらはひとつひとつ丁寧に行っていくと簡単に終わる作業ですから、この作業を終わらせたら清書用の本に移れるようにしておくと良いですよね。
飛び出す等のからくりじかけな手作り絵本の作り方
飛び出す等のからくりじかけな手作り絵本の作り方はどのようにして作っていくのでしょうか。
幼児にとって飛び出す等のからくりじかけのある絵本はとっても喜ぶポイントの1つになりますので、ダミー本でからくりじかけを試してみるのが良いかと思います。
飛び出すからくり絵本に必要なものは以下のもの。
・厚みのある色画用紙
・はさみ(もしくはカッター)
・のり
・定規
・筆記用具
飛び出すからくりの絵本の作り方にはいくつかの種類があります。
手作りでからくりじかけを作るのって、案外簡単なんですよ。
このダミー本でいくつかある飛び出すからくり絵本の作り方を試してみてください。
立体的に動くように様々な角度から組み合わせていくのもとても良いですよね。
立体的に動くような飛び出すからくり絵本は幼児の想像力をかき立てるでしょう。
立体的に動くからくりの絵本を、試作品といえるダミー本で一度つくってみるのも面白いですね。
◆関連記事:クリスマスにぴったりな絵本をご紹介します!
絵本の作り方に必要な手順その③絵本の絵の本番書きをしていく
さて、では実際に清書用の本に本番書きをしていきましょう。
本描くの作り方
清書用の本に絵本を書いていく手作りの行為を本描きといいます。
折り目に気をつけながら描いていきましょう。
折り目が段差となって、せっかくの本描きの絵がよれてしまうわないように注意してくださいね。
本書きの手順は以下の通り。
1、絵を描いていく。
2、文字を書いていく。
3、文字の大きさを決めて文字数をきめる。(文字はPCで入力したものを印刷し、本描きに貼付けます。)手書きの場合は定規を当てて鉛ルーズリーフのような文字のバランスを整える線を書いてから実際に文字を書き込む。手書きの場合は、ペンは製図用黒インキをおすすめします。(手書きの場合は仕上にえんぴつ線を消しゴムで消してくださいね。)
絵本の中身の作り方の紹介が終わったので、続いて絵本の仕上げ作業のお話をします。
絵本の作り方に必要な手順その④絵本の仕上げ作業をしていく
では絵本の作り方の最後の行程作業のお話です。
絵本の仕上げ作業をしていきましょう。