夫婦喧嘩は…
夫婦喧嘩は犬も食わないなんて言いますよね。
これは何でも食べて、興味を示す犬でさえも、そっぽを向くようなものだということを言っています。
夫婦喧嘩の原因を他の人が知りたいと思っても、本人たちにも夫婦喧嘩が始まった理由がわからなくなっていることも多くて、放っておけばすぐに元に戻るから、犬もそっぽを向いて食べない程の夫婦喧嘩に、他の人がとやかく口を出さない方がいいよ、という意味のようです。
確かに他の人に口を出してもらっても、良い解決法を見つけることができないこともあります。
でも時には暴力沙汰になったり、離婚のきっかけにもなってしまうこともある夫婦喧嘩。
中には自分から謝ることが出来なくて、仲直りするためのきっかけや、上手い解決法を見つけられないまま、ある程度の期間が過ぎてしまって困っている人もいます。
暴力を振るってしまったことを後悔している人もいますよね。
そんな人のために、夫婦喧嘩の仲直りをするための方法やきっかけの作り方についてこの記事ではお伝えします。
夫婦喧嘩になるのは…
夫婦喧嘩になってしまうのは、いったいどんなきっかけなのでしょうか?!
夫婦喧嘩が始まるきっかけは、本当につまらないことが多いようです。
もちろん、浮気などの夫婦の重大問題から始まることもあります。
しかし時には暴力沙汰や離婚騒動にまで発展してしまう夫婦喧嘩のきっかけの多くは、本当に些細なことから始まることが多いようです。
暴力とまではいかなくても、夫婦の間の空気が険悪なものになり、なかなか解決法を見出すことができなくなることもあると言います。
夫婦喧嘩の解決法を見ていく前に、ここから夫婦喧嘩のきっかけとなる理由についてみていきたいと思います。
【夫婦喧嘩の理由①】小さなことで腹が立つ
夫婦喧嘩が始まる理由の1つ目は、小さなことで腹を立てることです。
本当に夫婦喧嘩は犬も食わないとはよく言ったものです。
余所の人から見ると、どうしてそんなくだらないことで夫婦喧嘩になったのか、全く理解できないどころか、お互い殴り合いの暴力沙汰になったりすることもあるのに、夫婦がどちらもどうして喧嘩が始まったのか説明できないこともあります。
この場合の夫婦喧嘩のきっかけは、夫に頼んだ皿洗いがうまくできないこととか、靴下を放りっぱなしにしておく、ソースのメーカーが違ったとか、本当に他の人から見たら「どうして?」と思うようなことばかりです。
しかし時としてそんな些細なことでも暴力沙汰になったり、長期間、夫婦仲がこじれてしまい、なかなか解決法が見いだせなくなることもあるので厄介ですね。
【夫婦喧嘩の理由②】自分の考え通りに相手が動かない
夫婦喧嘩が始まる理由の2つ目は、自分の考え通りに相手が動かなかったから、というものです。
夫がゲームをしている時に、他のことをしていた妻が、ゴミ捨てを頼んだら、妻の用事が終わってからも夫はまだゴミ捨てを終わらせていなかった。
夫はゲームがひと段落してからやろうと思っていたのに、妻は自分が頼んだ時にどうしてやってくれないのかと怒る、と言ったことはよくありますよね。
別にゴミの日は明日なので、今日中に終わらせればいいと夫は考えていたのに、妻はそれでは気に入らないのです。
お互い自分のタイミングというものがありますが、それを崩されたときにカチンと来て、喧嘩になってしまうことがよくあるようです。
【夫婦喧嘩の理由③】相手の悪いところを変えたい
夫婦喧嘩が始まる理由の3つ目は、相手の悪いところを変えたいと思って良かれと思っていったことがきっかけで喧嘩が始まってしまうことです。
誰でも長所も短所も持っています。
しかしなかなか距離が近くなればなるほど、長所は見えなくなって、短所ばかりが見えてしまい、中には相手の短所を直そうとし始める人が出てきます。
しかし、自分の短所を指摘されて、素直にハイと直せる人はそうはいません。
気が短い人は、コンプレックスを指摘されたことで逆ギレして思わず暴力をふるうこともあります。
なかなか短所というのは生まれてからの長い期間の間に出来上がったものなので、短い期間で直そうと思っても直せるものでもありませんよね。
相手のことを良かれと思って指摘した短所でも、相手にとっては絶対に触れて欲しくないコンプレックスの根幹の場合もあります。
そうするとなかなか夫婦関係はこじれてしまって、暴力は無くても、夫婦喧嘩をきっかけとして夫婦の中が冷めてしまうことがあります。
そうするとなかなか解決法も難しくなるのが現実です。
直してほしいところがある時には、面と向かって言うのではなく、メールなどでそれとなくこんなところを直してくれるとうれしい、といった感じで伝えてみるのがいいのではないでしょうか?
【夫婦喧嘩の理由④】自分は悪くない!!
夫婦喧嘩が始まる理由の4つ目は、自分は悪くないと意固地になってしまうことです。
他の人から見ても、どちらか一方に非があって、直した方がいいと思う場合でも、自分の非を認められずにこじらせてしまう人がいます。
コンプレックスやプライドが強い人にそういう人が多いようです。
自分がやった失敗などを指摘されて、これから注意するように言われているだけなのに、自分の人格が攻撃されているような気持になってしまうことがきっかけで、とんでもない夫婦喧嘩のバトルが勃発してしまうのです。
時には逆ギレして、暴力的にものに当たったりすることもあって、なかなか解決法を見出すことが難しいこともあります。
こういう人だとわかったら、逆ギレして暴力的にならないように周りが気を付けるのが一番の解決法かもしれません。
ちょっと対応に困ることがあったら、心療内科などに相談してみるのもいいかもしれませんね。