何がしたいかわからない人へ⑦生活感
もし「何がしたいかわからない」という悩みがなくならなければ「なぜ自分はこうして生活できているのか」を考え直してみましょう。
もし、まだ実家暮らしなどで、親に世話をかけている場合、雨風をしのげる家で暮らすことができ、食べることができるのも、その親の存在がいてくれるからでしょう。
これから先の人生、ずっとこの状態が続いてくれるとも限りませんよね。
親も永遠と元気で存在してくれません。
中には、悩みすぎた末に「うつ」に陥ってしまう人もいるようですが…
本当に「自分で生活を何とか立てなくては!」という死活問題に直面してみると「何がしたいかわからない」「うつだ」なんて言っていられないものです。
手段は何であれ、必死になって働くしかなくなります!
何がしたいかわからない人へ⑧うつ病?
現代病の一つとして、よく聞くようになったのが、この「うつ病」ですよね。
就活や転職活動をしても、恋愛事も、何もかもうまくいかない…
「自分には生きる価値がない=何がしたいかわからない」と追い詰めた果てに「うつ病」になると聞きます。
でも、どんな人でも、自分の思い通りになんかいかないのは、当たり前です。
むしろ、長い人生の中で「思い通りにうまくいく」ことなんか、ごく少ないかもしれません。
うまくいってそうな人を見ては「何で自分だけがこんな思いをしてるのか」という心理にかられてしまうのは、誰にでもあること。
そうであっても、本当に「自分で地に足をつけて自立する」という思いがあれば「うつ病」になんかなっていられないものです。
つまり「うつ」になるというのは、心の状態が暇なのです。ある意味、「うつ病=贅沢病」ともいえそうですね。
何がしたいかわからない人へ⑨人生感
「何がしたいかわからない」という悩みを持つ人が増えてる背景に、「人は何者かにならないといけない」という煽る風潮があるようにも感じます。
自分の人生なら「夢を持たないとダメ」「使命感」とか色々言われていますよね。
でも、やりたいことや夢や使命感など、たとえなかったとしても、それでいいのです。
周りがやりたいことを自由にやっていたりすると、人と自分を比べて焦る心理から「私なんかやりたいことが見つからないダメな人」と思いこんでしまいがちです。
「何がしたいかわからない」からといって、人生が終わるわけではありませんよね。
大切なのは、今自分ができる目の前のことを一生懸命にやることや、ちゃんと自分の足でしっかりと立ち自立することなのでしょう。
【最後に】自分にとってできること
いかがでしょうか。もしかしたら、たくさんの情報があふれていたり、選択肢が多い中で「何がしたいかわからない」というよりも「何がしたいかわからなくなる」のかもしれません。
また「やりたいことが見つからない」状態というのは、けっして悪いことではなく、それが普通なのでしょう。
むしろほとんどの人が、選択肢に迷いながら「その時の自分にできそうなこと」を見つけて、自立・自活しているものです。
また、何をやるにしても、新しく物事を覚えたり、何かを身につけたりすることは、けっして無駄にはなりません。
そして生き方は人それぞれです。これが正しい選択・生き方というものはなく、もがきながらも自分の足でしっかり歩んでいくことが大切ですよ。