それでは実際にインテリアにこだわっている方はどのようなレイアウトをしているのでしょうか。10畳のお部屋に対し実際にレイアウトしている実例を挙げて解説していきましょう。
①窓際にベッドを配置
ベッドはお部屋において、とても面積を取ってしまう上、とても目立ってしまう家具でもあります。どうしてもその空間で存在感があり、間違った配置をしてしまうと空間を圧迫してしまう可能性もあります。
そんなベッドのレイアウトの一例としてベッドを窓際に配置するという方法があります。これによってお部屋の手前側に空間が空くので、広々とした印象を受けるとともに、インテリア的にもレイアウトを行いやすい空間を作ることができます。
また窓際なので生活動線を邪魔することもなく、朝には朝日を浴びることができるため、オススメのレイアウト術でもあります。
②背の高い棚で棲み分け
10畳という広さがあれば空間を仕切って生活することができます。ご紹介している例では空間を仕切る方法として背の高い棚を使用しています。背の高い棚で空間を仕切ることで、それぞれの空間において用途を分けることに成功しています。
また、棚で仕切っているためにその仕切り自体も収納家具としての役割を果たすことができています。10畳の部屋に寝室を作りたいという方は、ぜひ取り入れてみてもらいたい実例の1つです。
③背板の無い棚で解放感
背の高い棚で空間を仕切るというレイアウト術にはたくさんのメリットがある一方で空間に狭い印象を持たせてしまうといったデメリットがあります。空間に狭さを感じたくないという方には、背板のない棚で空間を仕切るといった方法がオススメです。
背板がないことで強度がないため、背の高い棚よりは空間を区切ることはできないものの、背板がないことで、視線が奥まで抜けてくれるため、空間を区切りながらも開放感のある印象を受けることができます。
こちらも空間を区切りながらも収納としても活用できるレイアウト術となっています。
④最低限の家具でスッキリ
空間をスッキリ見せるためのポイントとして、出来るだけ家具は最小限に抑えるといったポイントがあります。家具が最小限であればその分空間に余裕が生まれスッキリした印象を与えることができるでしょう。
ご紹介している実例のようにミニマムに過ごすことで掃除や片付けも楽になります。
⑤ロースタイルで部屋を大きく
空間を広く見せるためのコツとして家具全体の高さを抑えるといったテクニックがあります。例えば実例のように床での生活スタイルのようなロースタイルな空間にすることで空間に対して視界が広がるため広さを十分に活かすことができます。
物が多くなってしまっていたりなどでどうしても空間に圧迫感を覚えるという方はぜひこのロースタイルのテクニックを取り入れてみてはどうでしょうか。
⑥テーマカラーを決めてスタイリッシュに
テーマカラーを決めることで空間全体の統一感が生まれ、スタイリッシュな印象を持つことができます。実例においてはテーマカラーをアイボリーとして、アクセントカラーの紺色がうまく混ざり合い、柔らかな落ち着きのある空間を演出しています。
テーマカラーを決めるときにはあまり派手さのない落ち着いた色味が無難と言えます。どうしても取り込みたいカラーがある場合は実例における紺色のようなアクセントカラーやワンポイントカラーとして取り入れてみましょう。