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避妊する方法、きちんと心得てますか
セックスという愛の営みをする上で、お互いの体を守り将来を計画的に過ごしていくために必用なのが避妊です。
本来希望しているタイミングで授かることが出来るように、失敗しないように正しい知識をもって避妊を行いましょう。
男性も女性もあまり避妊についての話題は出し辛いですが、やはりセックスをするような親密な間柄になった以上は避妊に失敗をしないように話し合いを設け、コンドームを使ってしっかりと避妊を行いましょう。深い交際を行う上で必ず通らなくてはいけない道です。
避妊や対処法についてお互いに同じ価値観をもっていないと、女性が月経が近づくたびに不安に襲われたり不必要に情緒不安定に陥ってしまいます。
避妊をするということは女性だけが不安になり思い悩むことではありません、男性も同じです。
セックスをする上でパートナーと避妊についてきちんと話し合うことが大切なのです。
何故避妊は失敗できないのか。理由を考えましょう
セックスをする上で避妊を行わなければいけない理由。それは子供を授かる責任が生じる、つまり妊娠をしてしまうからです。
妊娠をするということは本来とてもおめでたい授かりものです。
しかし現代では親となる人たちの生活・将来やタイミング等が複雑に絡み合っているため、望むべきタイミングでないときは避妊をしっかりと行いましょうという心がけが一般化しています。
出来るだけ父親・母親共に子供を妊娠できる準備や心構えが出来てから授かる、その為にしかるべき時が来るまでは避妊をするという手段が多くとられるようになりました。
そして、避妊をしなくてはいけない最大の理由が「中絶」を回避する為です。
中絶とは正式には人工妊娠中絶といい、母体に宿った命を強制的に絶えさせることを言います。
セックスをして避妊に失敗し、子供を妊娠した時に親が子供を育てられない・子供を妊娠するつもりがなかった人たちが苦渋の決断で取る手段です。
しかし避妊を失敗した後の人口妊娠中絶には、女性にも男性にも精神的に深い傷を残します。
女性は避妊が失敗してしまったかもしれない時に「妊娠しているかも」と不安に駆られますし、もしほんとに人工妊娠中絶手術をおこなったとすれば、女性の身体にも男性にも一生心に深い傷が残るのです。
お互いの心と体を守る為に正しく避妊をし、失敗率を少しでも下げる。
望まない時に妊娠しないよう、しっかりと対処法を考える必要があるのです。
■関連記事:避妊失敗した上に不倫相手の子供を妊娠してしまったらどうすれば?!
コンドームは正しく使わないと避妊の失敗率が上がる
女性も男性も、避妊と言えばコンドームというのが一般的です。
確かに機能性や金銭面を考えても、コンドームというのは一番避妊に適した、妊娠対処法の一つと言えるでしょう。
しかし避妊法の代表と言えるほど根強い支持があるコンドームも、正しい使い方をしなければ避妊の失敗率が上がってしまうということを肝に銘じておかなくてはいけません。
どんな画期的な道具も、正しく使わないと意味をなさないのです。
それでは、妊娠対処法として世界で一番よく使われている避妊具、コンドームを誤って使った時の失敗率と正しく使った時の失敗率ではどれほどの差が生じるのか、詳しくご説明しましょう。
【避妊の失敗率18%】コンドームで誤った使い方をした時
一般的な避妊具であるコンドームを着ければ、避妊に関してはほぼ安心。と思っていませんか。
間違ってはいません、しかしそれは本当に正しくコンドームを使用して避妊した時に限ります。
実はコンドームという避妊具を正しく使用しなかった場合、避妊の失敗率はずっと上がるのです。
コンドームを間違って使用した時の避妊の失敗率はじつに18%。
ほぼ2割の確率で妊娠可能なセックスを行っているということです。
これでは女性が不安になってしまうのも無理はありませんよね。
愛を深めるセックスの救世主である避妊具・コンドームを正しく使うためにはどうしたらよいのか。
それは大きく分けると3つのポイントがあります。
1つめは挿入の直前に装着する事。男性器とコンドームが空気の隙間なく装着されるからです。
2つめは装着して暫く時間が経過した後には付け直すこと。空気が間に入ってしまうと漏洩する危険性があります。
3つめは情事後は素早く取り去る事。情事後の男性器とコンドームの隙間から漏洩することがあるためです。
セックスをする際にこのポイントを守り、正しくコンドームを使用することで避妊具としての役割が成され、避妊の失敗率は大きく減少します。
男性だけではありません、女性も避妊の知識を正しく理解することで不安になることを防ぎ、自分の身を守ることにもつながります。しっかりと心得ておきましょう。
【避妊の失敗率2%】コンドームで正しい使い方をした時
上記に記載したとおり、セックスをする際に避妊具であるコンドームを正しく装着した場合。
その時の避妊の失敗率はなんと2%。コンドームを正しく使用していなかった時の避妊の失敗率と比べるとなんと16%もの差が開くのです。これは驚きですよね。
避妊に対する考え方や妊娠対処法に関する知識や理解があるかで、全く違う結果が生まれるということを理解しておきましょう。避妊具は正しく使ってこその避妊具なのです。
まったくの0%ではないにしても、これだけ避妊の失敗率が低ければ女性も不安になることはありませんし、しっかりと対処法を男性も女性も話し合っていれば、安心して愛の営みであるセックスを楽しむことができるのです。