記事の目次
- 1.口紅などメイク用品をうっかり服につけてしまった!
- 2.そもそも服についたメイク汚れってなぜ落ちにくいの?
- 3.メイク用品の汚れ=油性のシミ汚れ代表!
- 4.服に口紅がついてしまったらすばやく対処しよう!
- 5.服の染み抜きをする前に注意すること
- 6.【シャツの染み抜き】①クレンジングオイルを使った口紅汚れの落とし方
- 7.【シャツの染み抜き】②台所用洗剤を使った口紅汚れの落とし方
- 8.【シャツの染み抜き】③ベンジンを使った口紅汚れの落とし方
- 9.【シャツの染み抜き】④市販の染み抜き洗剤を使った口紅汚れの落とし方
- 10.【ニットの染み抜き】口紅汚れの落とし方
- 11.【コートの染み抜き】口紅汚れの落とし方
- 12.【カバンの染み抜き】口紅汚れの落とし方
- 13.外出先でもできる!服についた口紅汚れの落とし方
- 14.【まとめ】服についた口紅などのメイク汚れには油性洗剤が効果的!
口紅などメイク用品をうっかり服につけてしまった!
みなさんも一度は服に口紅をつけてしまい、シミ汚れになってしまったことがあるのではないでしょうか?
服を着る時にうっかり服に触れてしまい袖口や首周りにつけてしまったり、メイクをしている時に口紅を落として汚れを作ってしまったり…。
外出中に汚してしまったらなお大変!すぐに落とせず時間がたってしまい、シミになってしまいますよね。
クリーニングに出す方も多いかと思いますが、たった一箇所小さなシミ汚れのために時間とお金をかけるなんてもったいない!
今回は自宅で簡単に実践できる口紅汚れの落とし方・染み抜き方法をご紹介します。
そもそも服についたメイク汚れってなぜ落ちにくいの?
口紅は、天然成分の顔料や色素をワックスなどの油分に溶いて固めたもので、油性のシミに分類されます。
この顔料というものがとても厄介!
顔料は主に着色する際に用いられます。非常に細かい粒子状になっており、水にも油にも溶けない成分になっています。
ちなみに水に溶けるものは染料と呼ばれています。
そのため、水洗いしただけでは簡単に落ちず、他の洗濯物と一緒に洗濯機にかけてもシミ汚れが残ってしまうのが一般的です。
最近ではティントリップなど簡単には落ちにくい高機能な口紅が流行っており、一度服に着いてしまうと汚れを落とすのにとても苦労します。
また、口紅に限らずファンデーションやチークなど、他のメイク用品も一日中崩れない工夫がされているものが多くなっているため同様のことが言えます。
メイク用品の汚れ=油性のシミ汚れ代表!
シミには大きく3種類あり、水溶性のシミ、油性のシミ、不溶性のシミに分類することが出来ます。
油性のシミの代表的なものがファンデーションや口紅といったメイク汚れとボールペンなどの文房具による汚れです。
他にはスナック菓子やチョコレートなども挙げられます。
また、水溶性のシミには醤油やジュース、コーヒーなど、不溶性のシミには香水や墨汁、接着剤といったものがあります。
油性の汚れやシミは少量でも一度ついてしまうと頑固でなかなか落ちません。
油に水、つまり水溶性の洗剤を使用しても落ちませんから、油性である洗浄力の強い洗剤や消毒液、クレンジングオイルなどを使用して落とすことが効果的です。