③『膣トリコモナス』
性器に激しい痒みや痛みもあります。また、排尿時にも痛みが走ったり、下着についたオリモノが泡立つこともあります。
この性病のコワイところは性器だけでなく、大腸などにもトリコモナス菌が寄生することです。そして、セックス以外にも、お風呂等で感染することもあります。
④『ケジラミ』
特に陰毛周辺に激しい痒みがあります。我慢できない程の痒みがある人や、陰毛周辺を掻きむしってしまう人はケジラミかもしれません。
陰毛周辺が痒くなる原因は、陰毛の根元にケジラミが寄生するからです。
オリモノに異常が見られる、痒みが酷い場合は性病かもしれません!
セックスが痛い原因ー3.『子宮系の病気』
セックスが痛い原因について、性病をご紹介しました。
でも、セックスが痛い原因には子宮系の病気が潜んでいることもあります。ここからは子宮系の病気について、2つご紹介します。
①「子宮内膜症」
特に生理の時に激しい痛みがあり、その痛みは生理がくるたびに強くなっていきます。そして、経血の量が増える、生理期間が長くなるという症状もでてきます。
さらに、排便する時にも痛みを感じるのも特徴です。
②「卵巣のう腫」
腫れが小さい場合は自覚症状はなく、卵巣が大きくなると下腹部が膨らむなどの症状がでます。下腹部が膨らむことで、下腹部や腰が痛くなることもあります。
そして、卵巣がさらに大きくなると突然激しく下腹部に痛みを感じたり、ひどい場合は、吐き気や嘔吐もあります。最悪の場合は、卵巣が壊死することもあります。
子宮系の病気を放置するのは、とてもコワイことです!不妊の原因になることもあります。
性病や子宮の病気でセックスが痛い-『解決策:病院』
「奥まで挿入した時に痛い!」と感じる人や、「セックス後も痛い!」と感じる人は要注意でしょう。何かしらの病気になっている可能性があります。
「性病」や「子宮系」の病気の場合、愛撫不足やリラックスできないことが原因で濡れないよりも、深刻かもしれません。
性病や子宮系の病気になっている場合は、自分一人で治すことはできません。早めに婦人科へ行くことをオススメします。
「私、もしかして性病や子宮系の病気かも?」と思っている人は、婦人科を受診してハッキリさせることが大事ですよ!
そして、性病や子宮系の病気だった場合、早期治療が解決策になります。婦人科に抵抗がある人も恥ずかしがらず、早めに婦人科へ行きましょう!
病気を放置していても、何のメリットもありませんよ!
『濡れ不足』や『病気』じゃないのに痛い場合!
女性の中には性交痛があるから婦人科を受診したのに、特に何も病気が見つからなかったというケースもあります。
でも、どうして痛みを感じてしまうのでしょうか?その原因として以下のようなことが考えられます。
・過去のセックスで嫌な経験をした(ニオイなどについて指摘された)
・セックスにトラウマがある(犯されたことがあるなど)
このようなケースの場合は、パートナーにきちんと話して伝えることが大事です。パートナーに言わないで、ずっと心の中で問題を抱えていては性交痛から開放されません。
また、パートナーにやめてほしいことがあれば伝えましょう。セックスは2人ですることですよね?痛みを我慢することはお互いのためになりません。
不安に思っていることや痛いことなど、パートナーへ伝えて痛みから解放されましょう!