⑤見て見て！アピールがハンパない
かまってほしい願望は強いのですが、恋の駆け引きが大好きなことからもお分かりのように、自分をよく見せたい願望が強いのも特徴です。
ハッキリ言って、これらの特徴を治す薬はありません。注目されたいがために、例えばサイトやSNSのプロフィール写真をコロコロと変えるなどの行動を頻繁に繰り返していたら、まずかまってちゃん気質80％以上とみて、間違いないでしょう。
とにかく話題にしてほしかったり、気にしてほしいからなのですが、面倒だからとスルーすると、へそを曲げてしまいますから、ご用心…。
こういう男への対処法としては「写真変えたんだね」「これ、どこで撮ったんだっけ？」「すごくいいじゃん！」など、とりあえず関心のあるフリだけでも見せておきましょう。
プライベートならまだしも、職場でこの手の男が同僚だとしたら、かなり厄介かもしれません。ですが、ここはあなたの口癖を「すごいですね」と相手を褒める言葉に切り替える努力をしてみては…？
一見、腹立たしいですが、対立すると非常にしつこく厄介なのが、このかまってちゃん男という生き物です。上手な対処法が求められていますよ。
⑥罪の意識ゼロ
恋愛において嘘はスパイスにも毒にもなりますが、かまってちゃん男に関して言えば、嘘は彼の日常会話の一部です。
とにかく嘘をつくのに罪の意識はありませんし、かまってほしい場合、平気で嘘をつきます。こういった男を可愛いと思うか、どん引きするか…。
女性側にしてみれば、ほとんどガマン大会ですが、先程も言いましたようにかまってちゃん男（メンヘラ気質男）を治すのは至難の業ですし、ハッキリ言って付ける薬はありません。
「これだけ振り回しておいて、その上、平気で嘘をつく気？」と本気で腹立たしいのであれば、別れた方が無難かも。この嘘をつくクセも、おそらく治すことは難しいでしょう。
本来なら、無視するのが一番の対処法です。無視は愛の反対語とも言われますし、究極の嫌がらせでもあります。
ですが、かまってちゃん男相手に、この無視作戦は通用しません。逆にあの手、この手でこちらの気を引こうと打って出てきますから厄介です。
それでも無視し続けたとき、大抵の場合、このかまってちゃん男は爆発します。そうなったとき、あなたがとても良い人だと
・実は彼氏に意地悪しているのは、自分自身なのでは…？
・この男はこんなに情熱的なのに、少し冷たく接しすぎたかな。
と、なぜかあなたが反省したり心を痛めたり、彼氏を可哀想などと思ってしまったり…。そんなこんなで結局、元の鞘に戻ってしまう、というパターンを繰り返すカップルも多いのだとか。
いえいえ、あなたは決して悪くなんかありません。相手に罪悪感を持たせるテクニックも、この手の男はしっかりと持ち合わせているのですよ。
⑦ガラスのハートの持ち主
恋愛関係においては常に大胆不敵なように見える、このかまってちゃん男ですが、実は繊細なガラスのハートの持ち主でもあります。
マメな連絡も速いレスポンスも、常に彼女の一番でいたいから。要するに他の男が付け入る隙を与えないように束縛しているだけなのですが、その根底にある心理は自信のなさと不安…（また『マメな男はモテる』を鵜呑みにしている厄介な男もいます。マメにも色々あるというのに…）。
コンプレックスは人によって様々ですが、たとえば彼が自分自身の学歴が低いと感じている場合、「でも、オレ意外にモテるから」とまるで口癖のように容姿を自慢してきたりします。
同様に、実はひそかに低収入だと悩んでいる男の場合も「オレ、イケメンだし」「オレ、店出せるぐらい料理得意だし」と、違うところで勝負しようとします。
とにかく負けたくない一心で、自分に有利な場面で比較し、勝てる要素を探そうとします。比較対象がズレていればいるほど、もう笑ってしまうしかないのですが、本人は必死…。
このときの心理状態というのは、実は自己肯定力が非常に低い状態のときで、要するに自分の中の自信がガラガラと音をたてて崩れるのを必死で守っている状況と言えます。
ですから、こういった心理状態に陥った場合、やたらと言い訳が多くなったりもするのです。
⑧究極のマザコン
マザコン男になる理由として、父親の存在感が薄かったり、父親不在の家庭環境が挙げられます。母親との関係が濃くなるため、必然的に大人になっても過度な干渉や執着をみせるようになると言われています。
また母親にしか依存できなかった心境が今もそのまま親しくなった女性に対する依存として残っていると心理的には分析されています。
さらに、かまってちゃん男の中にはロマンチストが多く、最初は情熱的にアプローチしてきます。恋に恋する妄想系男子が多いからです。
ですが、そのロマンチストが甘えん坊へと変貌するのは、もはや時間の問題…。情熱的な恋愛を求める女性にとっては、かなり面食らう相手となるかもしれません。
自分の彼氏が母親に宛てて頻繁にメールする、彼氏の母親が週一ペースで独り暮らしの息子の部屋を掃除しにくる、彼氏の口癖が「うちのお袋は…」などの場合、マザコン気質大の可能性が…。
母親と息子の関係性を治すため、外部から口出しすると猛反発の末、別れる確率が一気に高まります。ですから別れたくない場合は母親との関係性を否定する言葉だけはゼッタイ口にしないようにしましょう。
⑨彼氏ではなく息子と思えればラク
先程、かまってちゃん男の心理状況としてマザコン気質であると書きましたが、もしあなたが母性本能旺盛な女性ならば、おそらくうまく彼をコントロールできる可能性大でしょう。
対処法としては彼氏ではなく、『息子』と思えればきっとうまくいきます。「えぇ、そんな〜」と思う人もいるかもしれませんね。ですが相手は大人の男に見えますが、中身は究極の甘えん坊小僧です。
甘えん坊小僧相手に母性本能なしでは対処法も何もありません。大喧嘩の末、彼氏との別れがくるのは目に見えています。
彼氏の家庭環境を聞き出せるのなら、それとなく母親との関係性を探ってみるとよいでしょう。子供の頃、カギっ子だったり母子家庭などで寂しい思いをしていなかったでしょうか。そういった自分ではどうすることもできなかった思いが、甘えん坊となっている可能性があります。
誰もが多かれ少なかれ、満たされない思いを抱えて生きているものですが、幼少期にこういった思いが深く刻み込まれると、後々の人間関係に影響を及ぼします。
物理的にもですが、心理的にも満たされなかった感情が強ければ強いほど、嫉妬深さやかまってちゃん男に繋がるのです。
もし彼氏があなたを家族に紹介してくれることになったら、早速彼氏のお母さんと仲良くなってしまいましょう。お母さんとタッグを組むことで、あなたの味方も増え、うまい対処法も見つかるかもしれません。
これが職場だった場合、年上の女性の上司と彼とのやりとりを参考にするというのはいかがでしょうか。かまってちゃん気質の男とはいえ、職場の人間全員とギクシャクしているワケではありませんよね。
中にはこんな男をうま〜く手玉に取っている上司や部下がいるハズです。彼女たちは、いったいどのように彼のような男と上手く仕事をこなしているのでしょうか。彼女たちの口癖ややりとりの方法などを観察し、少し真似てみるのも手かもしれませんね。
⑩理屈よりも感情が優先
かまってちゃん男相手に「本来なら女を守るのが男の役目だ」などと彼氏に対する世間一般の理想論をふりかざしていたら、痛い目に遭いますので、ご注意を…。
かまってちゃん男だって、頼れる彼氏になりたいのはやまやま、他の男達より優位にみられたい気も満々。…なのですが、そもそもがかまってちゃん男…。
自信がなく不安な気持ちが強いため、彼女をかまうより、自分がいちいちかまってほしい心理の方が強く働きます。
⑪実はネガティブ
かまってちゃん男は、彼女を守る云々よりも、心理的にまず自分をかまってほしい生き物なのです。つまり彼女であるあなたを、完全に自分の母親と重ね合わせてみています。
こんなとき彼女から「彼氏なら、あれもしてくれて当然」「彼氏なら、こうしてくれなきゃ！」と頼れる彼氏像を押し付けられると、そのうち爆発するかもしれません。
言い方を変えれば器の小さい男と言ったところでしょうか。基本的に、こういった気質を治すのは至難の技でしょう。
彼氏ではなく、職場にこのような同僚がいる場合、深入りは禁物です。あの手、この手でグイグイこられても決して甘い顔を見せないでください。
かまってちゃん気質の男は、相手の懐に飛び込めると分かった瞬間、飛び込んできます。とても受け止められそうにない、また恋愛に発展すると非常にマズイなどと感じた場合は、相手の反感を買わないように、でも心は閉ざしておくことです。
一見、難しい対処法ですが、自分を守るためと思ってがんばってください。
⑫ハンパない嫉妬心の持ち主
恋愛中の彼女から、少々連絡が来ないぐらいで浮気を疑ってかかるなど、かまってちゃん男の自信のなさからくる嫉妬心には、笑えないものがあります。
そのように人の心にはズケズケと入ってくるわりには繊細な部分もあり、恋愛相手のちょっとした変化にも、すぐに気づいたりします。
とりあえず、彼氏がマザコンで嫉妬深いと感じたら、まずは心の準備をしてください。この手の男は相手側に罪悪感を植え付けるのが得意なので、注意が必要です。
ただ女友達と話していただけなのに、彼氏を不安にさせたのは、わたしのせい…などと自分を責め始めたら、彼の手の上で転がされている証拠。彼女に非はなくても、とにかく責め立てますから、彼女がお人好しな性格の場合、まんまとその手に引っかかってしまうかも。
これが職場恋愛などですとさらに厄介なゴタゴタを起こしかねないので細心の注意が必要です。決して無視などしないように…。
かまってちゃん男にとって、この『無視される』という行為は、問題行動開始のスイッチにもなりかねませんから。
⑬ハンパない束縛心の持ち主
嫉妬心や猜疑心が旺盛な男は、当然のことがら束縛心も旺盛です。また自分の考えと彼女の意見が噛み合ない場合、とことん批判を繰り返し、自分色に染めようとします。
とにかく批判が多いのもこのタイプ。彼女の過去の男の話なんぞ聞こうものなら、元カレへの悪口が止まらなくなるでしょう。あの手この手で相手をこき下ろそうとします。
それもこれもみんな自分への自信のなさの現れです。相手を蹴落としておかないと、いつまた彼女が元鞘に戻ってしまうか不安になってしまうのです。
ですから口癖のように、周囲の人を蹴落とす発言を繰り返す男には要注意。その口癖を治す処方箋はないですから、逃げるが勝ちということになります。
かまってちゃん彼氏とは別れづらい？
彼氏がかまってちゃんだと、「別れたいなあ」と思っていてもズルズルと別れられずに過ごす場合が多いですよね。
常に監視されている気がして、自分だけの時間を持てないでいるうちに彼の言葉に支配されてしまっている傾向にあるからでしょう。
自分を否定される言葉を常に言われ続けていると、自分は間違っているのだと洗脳されていくものです。かまってちゃん彼氏は、あなたを失いたくない気持ちから常に束縛しているはずです。
かまってちゃん彼氏の言葉の支配力が強まると、なかなか別れにくくなりますので要注意です。
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