こちらも「直接的な誘いの断り方」です。曖昧な断り文句ではありますが、相手の誘いへの抑止力があります。
愛想がよく感じられるものの「予定が分かったらこちらから連絡します」と言われると、追撃的にデートや食事には誘いにくくなるものです。
「ガツガツしすぎ」「しつこい」と思われたら嫌だと守りに入る人が大半ですし、それとなく「そっちから誘わないでほしい」という意志を感じます。
興味のある人が相手なら、無理にでも時間的な余裕を作るのが真実。「こちらから連絡しない」だけで、「折り返し連絡がない=脈なし」であると、相手に察してもらうことができます。
そのため、角が立つような断り方・断りメールを使うことなく、あなたの意志を伝えることができます。
【断り方③】仕事を理由にして誘いを断る
こちらも「直接的な誘いの断り方」で、デートや食事の誘いを断る理由の常套句でもあります。
「仕事が忙しい」というのは誰もが身に覚えることなので、断り方・断りメールとして使っても角が立ちません。「しばらく忙しい」と不確定な期間を付け加えればその間は誘いづらくなり、相手の誘いへの抑止力があります。
同じ職場でなければ、困ったときにはとりあえず・急遽使える断り方です。同僚の場合は、本当に仕事が忙しいのであれば問題ありません。
しかし、断りたいがための嘘ならバレる可能性があります。
「あえて嘘を吐いたんだ」と空気を読んで引き下がってくれる人もいれば、逆切れしたり嘘吐きだと言いふらされたりすることもありえるため、嘘を吐くときには注意してください。
とりあえずキープだけはしておきたい相手なら、誘いを断る際には「誘ってくれてありがとう」「せっかく誘ってくれたのにごめんね」「また誘ってね」など一言付け足しておきましょう。
同じ仕事を理由にした断り方でも、感謝の一言があるだけでとても丁寧な印象になりますよ。
【断り方④】この日だったらよかったと言って誘いを断る
相手がキープしておきたい男性であれば、二度と誘ってほしくない相手よりも「嫌な気分にさせずに断る」ようにしなければなりません。
そういうときには、「直接的な誘いの断り方」の中でも特にマイルドな「この日なら良かったんですけど…」とスケジュールの問題を理由に誘いを断りましょう。
自分は誘いを体裁よく断れ、相手は言葉の裏に「この日じゃなければ行きたかったんだ」と脳内で好意的な変換をしてくれます。
また誘っても良い空気・余地があるため、スケジュールの問題を理由にした断り方は、他の断り方よりもマイルドな印象です。
二度と誘ってほしくないような相手なら、この断り方はあまり適さないので別の断り方・断りメールを使ってください。
【断り方⑤】友達と遊ぶことを理由にして誘いを断る
デートや食事に誘われた日に別の予定が入っていることを理由に誘いを断る方法で、「直接的な誘いの断り方」の1つです。
特に「その日は友達と遊ぶ」という明確な理由があれば、誘いの断り方・断りメール特有のあいまいさがないため、誘った相手も納得しやすいです。また、直接断っているわけでもないので嫌な気分にもなりません。
【断り方⑥】他に好きな人がいると言って誘いを断る
完全に断りたいのなら「彼氏がいる」「婚約者がいる」「結婚している」と伝えてしまいましょう。「直接的な誘いの断り方」の中でも最も誘いの抑止力がある断り方です。
彼氏や婚約者がいても、既婚者でも良いと言うような男性は信用できないので、「彼氏(婚約者・夫)を悲しませたくないからやめてほしい」と気持ちを伝えて、誘いを取り合わないようにしてください。
仕事関係の知り合いが相手の場合は、調べれば結婚しているかどうか分かるので、「結婚している」という理由で断るなら、本当に結婚している方だけにしてください。
また、「婚約者がいる」という理由で断るときも、今好きな人・今後好きな人ができたときの足かせになるので、嘘はつかないように。
他と比べて効力はやや弱いですが「彼氏がいる」が、最も汎用性が高く使い勝手が良い理由なのでおすすめです。
【断り方⑦】一度行ってから誘いを断るか考える
こちらは、現段階では好きとも嫌いともいえない相手向けです。相手に特別な嫌悪感がなく、自分も時間的に余裕があるのなら、一度目は誘いを断ることはせず、デートや食事の誘いに乗ってみるのはいかがでしょうか。
デートや食事などプライベートで接してみると、思いがけず気が合うということもあるかもしれません。
もし一度デートや食事の誘いに乗ってみて行った結果、「合わない」「嫌だ」と感じたなら、次からの誘いは断るようにすればよいのです。
一度デートや食事をしてプライベートを一緒に過ごして、モテる女子のあなたが覚えた「合わない」「嫌だ」といった違和感は、相手も同様に感じている可能性があります。
一度デートや食事の誘いに乗ることで、相手の方から離れていってくれることも期待できます。
【断り方⑧】親切な人で終わらせて誘いを断る
必要以上にモテる女子のあなたに優しくして、気を惹こうと頑張る男性もいます。モテる女子のあなたをデートに誘う男性がそんな相手なら、とりあえず普段のしつこい優しさは善意として受け止めましょう。
そして「みんなに優しい良い人」というレッテルを押し付ければ、相手を貶めたことにもならず、自分への好意をうやむやにできます。
「(優しくするのは)君だけだよ」と言われて悪い気はしないならキープの方向、逆に「寒い!」と感じたら、その人とモテる女子のあなたの相性は良くないことが明白です。
「お父さんみたい」「お兄ちゃんみたい」と空気を読めないフリをしながら恋愛対象外であることを匂わせましょう。少しでも「脈ありかも?」と思わせないように、丁寧に丁寧に空気を読まないフリを続けてください。
あえて空気を読まない道を選ぶことで、相手を傷つけて後悔したり、デートや食事の誘いを断るのに失敗して仕事などに支障がでたりするのを未然に防ぐことができます。
【断り方⑨】冗談扱いして誘いを断る
確かに、好きでもない人から好意を寄せられることは迷惑なことなのですが、相手の男性だって悪気があってやっているわけではありません。
明確な断りの言葉を浴びせて、相手を傷つけてしまうのは避けたいと思っている方には、相手の誘いや口説き文句を一貫して「冗談扱い」するという方法がおすすめ。
明確な断りの言葉よりもマイルドな印象になります。マイルドな印象といっても、一貫して好意を受け取ろうとしない態度は強い意志を感じさせるので、一度「この人は落とせない」と思わせれば勝ち。
冗談と扱われ続けると、次第に「自分とはデートや食事したくないのかな」と理解できます。相手に空気を読んでもらうことで、自分の手は汚さず身を引かせられるというわけです。
ただ、相手が空気を読めるタイプの人間でないと使えない誘いの断り方とも言えます。
空気の読めない相手には他の断り方のうち、曖昧なものでは効果が薄いので、ストレートな断り方・断りメールという選択も考える必要があります。
【断り方⑩】嫌われるように仕向けて誘いを断る
一部の人に嫌われてでも誘われたくない!と思うような相手には、自分を幻滅させて嫌われていくというのも1つの手になります。誘い自体を断るのではなく、相手の好意を打ち消す方法でデートや食事に誘う気を失せさせるのです。
仕事や友人関係でこちらが下手に出ざるを得ず、モテる女子側がはっきりと断れない立場であることを利用して、男女関係に迫ってくるような男性には非常に有効です。
幻滅させる方法としては、誘ってくる男性のコンプレックスを突く、前の彼氏と比べる、人の悪口を言って裏表の激しいモテる女子を演じる、女性として終わっているような仕草・言葉遣いをするなどがあります。
心ない言動で男性の自尊心を攻撃したり、男性の理想をぶち壊したりすることで、あっちの方から逃げ出していくように仕向けましょう。
誘ってきた男性を含め、その周りの一部の人には確実に嫌われますし、モテる女子のあなたの悪い噂が流れることも考えられますが、後者の噂に関しては普段の行動をきちんとしていれば消えていくものなので問題はありません。
一部の人に嫌われてでもデートや食事に誘われるような関係を断ちたい、嫌われる覚悟ができているという方は、諸刃の剣として使ってみてください。
【断り方⑪】恋愛の相談をもちかけて誘いを断る
こちらも遠まわしに誘いを断る方法の1つです。デートや食事に誘われたら、こちらから恋愛相談を持ち掛けて自分のペースに持ち込んでしまいましょう。
「相談がある」と言われると、男性としては頼られているように感じられ嬉しく思うもの。しかし、それが「ただの惚気」であったときのガッカリ感は相当なものになります。
こちらが断りたいのにガンガンくるような男性は、割とイケそうなコなら誰でも良いという節があるのが否めません。
既にラブラブな恋人・とても好きな人がいるようなモテる女子だと分かった時点で、アタックして失敗する可能性が高いことを悟ります。そうすれば、こちらから何かテコ入れしなくても自ら身を引いてくれるでしょう。