披露宴にも色々なスタイルがあって、以前に比べるとさらに自由になっています。披露宴は結婚するパートナーを紹介したり、お世話になった方々をおもてなしするのが目的です。披露宴には、会食パーティー、1.5次会制、2部制、2次会などのスタイルがあります。最近では多くのカップルが、結婚式と披露宴を一緒にすることが多くなってきているようです。
結婚式と披露宴:服装や髪型のマナー
女性が注意するべき服装のマナーは、白い服装や露出の高い服装を避けることです。結婚式や披露宴の主役は新婦ですから、ウェディングドレスと同じ白のドレスやワンピースは避けるのがマナーです。個性的すぎる奇抜な髪型やカジュアル過ぎる髪型も、目立ちすぎたり失礼に当たるので注意しましょう。肩が見える服装なら、羽織り物をかけることでマナーのある服装になります。
男性ゲストも控えめな服装や髪型をするのがマナーです。ビジネススーツでは場違いになるので、結婚式にふさわしいフォーマルな服装や髪型を心がけましょう。目立つ派手なスーツやシャツ、髪型は新郎よりも目立ってしまうので避けるのがマナーでしょう。上品で品のある髪型をして、結婚式を清潔な雰囲気にしてあげましょう。
結婚式と披露宴:教会式
結婚式で多くのカップルに人気のあるスタイルは、教会式つまりキリスト教式です。最近では多くの人が想像する結婚式は、キリスト教の教会で挙げるスタイルかもしれません。キリスト教式の結婚式の場合は、教会の祭壇の前でカップルが神父の前で誓いを立てる流れになります。キリスト教式の結婚式では、誓いの言葉を交わしたり、指輪を交換したり、参加者の前でキスをする流れになります。
キリスト教式の結婚式には、カトリック系の教会とプロテスタント系の教会で流れやマナーに違いがあります。カトリック系では神父さんと呼びますが、プロテスタント系では牧師さんと呼びます。多くのカップルにとっては違いは分からないかもしれませんが、家族や親族の宗派も確認しましょう。教会式の結婚式にはプランがありますが、中にはキリスト教のマナーを守るように要求されることもあります。
結婚式と披露宴:神前式
結婚式で昔から多くのカップルに人気があるスタイルは、神前式で挙式をする方法です。神前式は日本伝統の結婚式スタイルで、ウェディングドレスではなく着物を着るのが、一般的なマナーとなっています。神社で結婚式を行い神様の前で二人の愛を違うのが流れとなっています。一般的には神社で結婚式をするのが基本ですが、最近ではホテルや結婚式場に付いている神殿で結婚式をすることもできます。
神前式の結婚式では、新郎新婦が着物を着るのがマナーで、二人がお神酒を飲み交わして夫婦の契りを結ぶ三三九度(さんさんくど)などの流れがあります。日本の伝統が感じられる和婚の厳かな雰囲気が人気で、神聖な気持ちを感じることができます。結婚式で着物を着たいカップルや、宗教がキリスト教ではなく神道という家族にはおすすめのスタイルです。縁起の良い神社やホテルや結婚式場の神殿で尋ねてみると、色々なプランが用意されています。
結婚式と披露宴:仏前式
結婚式で昔から定番となっているのは、仏前式のスタイルです。仏前式の結婚式は、仏様の前でカップルの愛を誓うスタイルとなっています。仏教には、二人の出会いや結婚は生まれる前から決められていたという教えがあり、その縁を仏様に感謝するという意味があります。仏前式の結婚式は、一般的には縁のある仏教寺院で行いますが、最近ではホテルや結婚式場ですることもできます。
仏前式の結婚式では、ウェディングドレスではなく着物を着て行うのがマナーとなっています。神前式と同じように、カップルでお酒の杯を交わして夫婦の契りを結ぶのが流れとなっています。仏様はもちろん、ご先祖様に結婚を報告するという意味もあるので、家族がお世話になってきたお寺で結婚式をするのもおすすめです。お寺ではなく自宅に僧侶を招いて結婚式をするカップルもいます。
結婚式と披露宴:人前式
最近増えている結婚式のスタイルは、人前式という方法です。教会式や神前式、仏前式の結婚式は、神様や仏様の前で二人の愛を誓う方法でした。それに対して、人前式の結婚式では、参加してくれた家族や友人たちを証人として二人の愛を誓うという流れになります。人前式の結婚式の場合には、流れやマナー、時間、服装、髪型、費用なども特別に決まったスタイルはありません。
人前式のスタイルは、宗教や宗派と関係なく結婚式を行いたいカップルの方におすすめです。家族やカップルによっては、キリスト教だけど宗派が違うとか、仏教徒でも神道信者でもないから、無宗教で結婚式をしたい方もいるでしょう。宗教関係のマナーが流れが嫌なので、もっと自由なスタイルで結婚式をしたい方もいるでしょう。そんな宗教色のない結婚式を挙げたいカップルにおすすめの方法です。
結婚式と披露宴:パーティー
披露宴にも色々な流れや時間に違いがありますが、基本的には結婚をお祝いするパーティーと考えることができます。披露宴パーティーは人数や流れによって、費用も大きく変わってきます。ホテルや結婚式場で披露宴パーティーをするのが一般的ですが、野外でパーティーをする流れもあって、時間や服装、髪型やマナー、費用など違いがあります。
せっかくの披露宴パーティーですから、みんなが楽しめるような流れや時間、費用の使い方を心がけましょう。友人たちの楽しい余興で盛り上げてもらったり、花嫁のご両親への手紙の朗読などでムードを高める演出をしましょう。披露宴パーティーでは、参加してくださる方からのご祝儀で費用を払うスタイルや、最初から金額を決める会費制で費用を負担する方法があります。