グラデーションカラーのヘアスタイルを作るための一番初めの手順で、下準備をします。
この下準備をきちんとしておかないと、あとあと困ってしまいますので注意してください。
まず、グラデーションカラーで染めたい境目の部分を決めます。
そして、その境目の部分を用意していたヘアゴムでくくります。
この時に使うヘアゴムは美容師さんが使っているような、細めのものが良いでしょう。
細めのゴムを使うことで境目の綺麗なぼかし方をすることができます。
また、頭皮に近い部分からグラデーションカラーをする場合には特に、美容師さんが使っているようなゴムをおすすめします。
【グラデーションカラー】やり方②ぼかし方
次にご紹介させていただくのは、境目のぼかし方についてです。
セルフでグラデーションカラーをした時によくやりがちなのが、境目がクッキリになってしまう失敗です。
なので、きちんとしたぼかし方をご紹介したいと思います。
境目のぼかし方として、まずゴムで境目を決める前にヘアスタイル全体を4等分します。
サイドの部分と後ろを2つに分けた部分の4つです。
このようにブロッキングしたら、1つのブロックを取りコームのお尻の部分でまた髪を横に細かく分けていきます。
この時、細かく分ければ分けるほど境目の分かりにくいぼかし方をすることができます。
髪にブリーチ剤を塗っていくのですが、手順としては毛先をブリーチしてから真ん中をブリーチします。
こうすることで、毛先の方が放置時間が長くなりグラデーションカラーの境目をぼかすことができます。
しかし、このぼかし方は美容師の人でも時間に追われてしまう作業なので、セルフでやる場合は避けた方が良いかもしれないぼかし方です。
【グラデーションカラー】やり方③放置
根元からブリーチする場合も、毛先のみブリーチする場合もなるべくムラができないようにしましょう。
ブリーチ剤はすぐに髪の毛の色が抜けてしまうので、なるべく早めに塗っていきムラができないようにします。
できれば、塗布するブリーチ剤の量を均一にするとムラができにくいです。
そして、ブリーチ剤が塗れたら用意していたサランラップを髪に巻いて、ブリーチ剤を浸透させます。
また、美容師さんはアルミホイルに髪をのせてから、ブリーチ剤を塗っていきます。
こうすることで仕上がりが綺麗になりますし、ぼかし方を簡単にすることができます。
ただし、時間がかかってしまわないようにだけ気をつけてください。
【グラデーションカラー】やり方④流す
最後の手順で、規定の時間を過ぎたら一度ブリーチ剤を流してください。
でないと髪が溶けてしまうことがあります。
もしも1回のブリーチでイメージ通りに髪の色が抜けなかった場合は、イメージ通りになるまでブリーチの回数を増やしてください。
ここで注意してほしいのが、決して時間を長くするのではなく回数を増やすことです。
また、洗い流す段階でブリーチ剤が髪に残っているとヘアカラーがうまく入らない場合があるのでしっかりと洗い流してください。
【グラデーションカラー】やり方⑤ヘアカラー
ブリーチの手順は分かっていただけましたでしょうか。
ブリーチを終えたら、ヘアカラーを塗っていきます。
ブリーチなしのグラデーションカラーをする人は、このヘアカラーの手順のみになります。
ブリーチなしでグラデーションカラーのヘアスタイルを作る場合は、2色以上のヘアカラーを用意しておくと、綺麗なブリーチなしのヘアスタイルを作ることができます。
ブリーチなしのヘアスタイルを作る場合は、2回に分けて塗っていきます。
初めに、濃い色のヘアカラーを塗布してから放置して洗い流すまでの手順を終えます。
そこから明るい色のヘアカラーを塗ってから少し長めに放置することで、ブリーチなしのナチュラルなグラデーションカラーを作ることができます。
【グラデーションカラーのやり方】カラーバター
ブリーチをした髪にのみ染まるカラーバターというものがあります。
このカラーバターはトリートメント効果も高いので、ブリーチをした髪にとてもやさしいです。
また、ヘアカラー剤よりも色の種類が豊富でカラーバターを混ぜることで、オリジナルのカラーを作る出すことができます。
ヘアカラー剤と違って、色が抜けてくる間に上から染めると綺麗なグラデーションカラーを保つことができます。