例えば男性からデートの誘いがあると「楽しにしてます」という返事をすることが多いですよね。この「楽しみにしています」を大和言葉に変換すると「心待ちにしています」となります。
「次のデート心待ちにしていますね」と女性から言われると男性はグッときてしまうものです。
また、男性は褒められる言葉が好きな生き物です。「すごい!」「かっこいい!」などの単語には敏感に反応をします。
その中で「すごい」という単語を大和言葉に変換すると「筋がいい」となります。
「そんなことできるなんてすごいですねー!」ばかりではモテる女子にはなれません。
モテる女子になるためには「そんなことまでできるなんて筋がいいのですね」と言い換えると言いと思います。
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大和言葉を使おう④人付き合い
人間社会では人付き合いは必ずと言っていいほど必要になります。特に目上の人に対しては丁寧な対応をする方がいいです。
例えば目上の人に何か品物を贈る時に「つまらないものですが・・」と言って渡す方も多いですが、「つまらないもの」というよりは大和言葉を使って「心ばかり」「ほんのしるし」という単語を使うとより丁寧で、美しい言葉に変わります。
また、友達や家族に手紙やメールで「じゃー元気で!またね!」なんてよく言いますが、さすがに目上の人やそれほど親しくない方には言えませんよね。
そんな時は「元気でね」と言う相手の体をいたわる言葉を大和言葉で「ご自愛」という単語に変換することができます。
締めの言葉で「ご自愛下さい」と書くと美しい文になるのでおすすめです。
大和言葉を使おう⑤感謝
人の感謝を伝える時、「ありがとう」という単語をよく使いますが、この「ありがとう」という単語は実は大和言葉なのです。「ありがとう」を漢語に変換すると「感謝」になります。
「感謝します」よりは「ありがとうございます」と言った方が優しい感じがしますよね。
人に助けてもらったり、心配したりをしてくれた時に「援助をありがとうございます」「ご配慮ありがとうございます」という言い方をしますが、もっと美しい表現にするには「援助」を「お力添え」、「配慮」を「心配り」に言い換えるとよいです。
「お力添えありがとうございます」「心配りありがとうございます」にすると柔らかい印象を与えることができます。
大和言葉を使おう⑥名詞
「春はあけぼの・・」から始まる古典を学校で習ったことがありませんか?この「あけぼの」という名詞も大和言葉で「夜明け」という意味です。
大和言葉にはこのようなたくさんの名詞があるのですが、ここで普段でも使えそうな名詞とその意味を紹介します。
まずは時を示す名詞を紹介します。例えば、「夕暮れ」の意味は太陽が沈みかけて日が落ちていく時、「宵(よい)の口」は日が暮れてすぐの時を指しています。
「まだ宵の口だからパーティーはこれからですね」なんて言い方をします。
さらに季節や天気を表す名詞もあります。例えば、「春隣」は少しだけ感じることができる春の気配、「時雨」は秋の終わりに一時的に降る雨、「細雪(ささめゆき)」は細かく静かに降る雪を意味しています。
時や天気を表現する際に大和言葉の名詞を使うと美しいですよね。