⓵背景用の糸(左・クリーム色)の上に、文字用の糸(右・赤)を重ねます。
⓶文字用の糸の上に背景用の糸を「逆4の字」になるように重ね、1周させて引き締めます。
⓷⓵⓶をもう一度繰り返して結び、編み目を作ります。
リネンの織り糸をカウントしながら「スターステッチ」で小さな正方形を刺し、その正方形を並べて様々な文字を作っていきます。作り方と26文字の原寸大図案は佐藤ちひろの刺繍の本『アルファベット刺しゅう』(NHK出版)に掲載されています。#刺しゅう #アルファベット #カウントリネン pic.twitter.com/NofLRZYIZm
— 刺しゅう/小箱◆佐藤ちひろ (@atelier_aesker) June 1, 2017
文字入りミサンガ編み方⓶文字・左→右
次に文字部分を、左から右に編み時の作り方です。ここでは「4の字編み」が使われます。ポイントは「背景の時と、最初に糸を重ねて置く向きが逆(背景用が下、文字用が上→背景用が上、文字用が下)で、結ぶ向きも逆(逆4の字→4の字)」という点です。
⓵文字用の糸の上に、背景用の糸を重ねます。
⓶背景用の糸の上に文字用の糸を「4の字」になるように重ね、1周させて引き締めます。
⓷⓵⓶をもう一度繰り返して結び、編み目を作ります。
文字入りミサンガ編み方⓷背景・右→左
次は背景を先ほどとは逆の、右から左に編む時の作り方です。こちらでは「4の字編み」が使われます。動画『ミサンガの作り方:結び方 4字+4字』とと一緒にチャレンジしてみましょう。ちなみにこの動画では、最初の糸の配置が先ほどの動画と逆転しているので、気をつけてください。今回は左に文字用(赤)、右に背景用(クリーム色)となっています。
⓵背景用の糸(右・クリーム色)の上に、文字用の糸(左・赤)を重ねます。
⓶文字用の糸の上に背景用の糸を「4の字」になるように重ね、1周させて引き締めます。
⓷⓵⓶をもう一度繰り返して結び、編み目を作ります。
文字入りミサンガ編み方⓸文字・右→左
編み方のラスト、文字部分を右から左に編む時の作り方です。ここまでくると、なんとなくパターンが読めてくる方もいらっしゃるかもしれません。念のため細部に注意を払いつつ、最後まできちんと確認をしておきましょう。
⓵文字用の糸の上に、背景用の糸を重ねます。
⓶背景用の糸の上に文字用の糸を「逆4の字」になるように重ね、1周させて引き締めます。
⓷⓵⓶をもう一度繰り返して結び、編み目を作ります。
ミサンガに文字を入れるコツ
4種類の編み方のポイント
ここまで4種類の編み方をご紹介してきました。背景と文字・向きを変える際のポイントを、念のためおさらいしておきましょう。まず左から右に編む時、背景を編む場合は「背景(糸)の上に文字(糸)、逆4の字(編み)」で、文字を編む場合は「文字の上に背景、4の字」です。
また右から左に編む時、背景を編む場合は「背景の上に文字、4の字」で、文字を編む場合は「文字の上に背景、逆4の字」です。