世界で1つだけのミサンガ
手作りミサンガは、世界でただ1つだけのオリジナルアクセサリーと言えます。編み方や糸の色や本数次第で、ミサンガは無限にデザインを変えられます。また同じ人が同じデザインで編んだとしても、編む時の力加減や完成時の長さなどによって、微妙な差が生まれます。ミサンガを作ることは、世界で1つだけのミサンガを作ることでもあるのです。
そんな貴重な手作りミサンガに、文字を入れてみませんか。複雑な漢字を入れるのは難しいですが、記号やアルファベット、数字や簡単な漢字なら編み込むことができます。名前やイニシャル、メッセージが刻まれたミサンガは、まさに使う人のためだけの、特別なものなのです。
韓国から届きました:joy::joy::joy:
— 城谷麻美 (@mami_shirotani) May 14, 2018
大切に使います:hugging:
鉛筆は、MoMA :smile:
ライブラリアンタイムに愛用中✎#MoMA#공효진 #악세사리 #ミサンガ #bracelets #supermagicfactory #韓国情報 #韓国 pic.twitter.com/Q2HHno2O6p
文字入りミサンガ
手作りミサンガに文字を編み込むには4種類の編み方と、図案の見方と作り方を押さえれば大丈夫です。編み方は「文字部分用・左から右」と「文字部分用・右から左」、「背景用・左から右」と「背景用・右から左」です。最初はちょっとややこしいかもしれませんが、図案を確認しながら丁寧に取り組むことが大切です。
また図案は文字をミサンガに織り込むための、大切な設計図です。設計図なしで漢字やアルファベットを編み込むのは、手作りミサンガに慣れた人でも至難の業です。初めてでもなるべく成功率を上げるために、必ず図案を用意してから、文字入りミサンガにトライしましょう。
図案について
文字入れるために必要な図案は、方眼紙やパソコンのエクセルで手作りできます。また図案作成用のアプリもあります。図案用の紙(画面)の使い方は縦横の長さのうち、長い方をミサンガの長さ、短い方をミサンガの太さとし、マス目の数を編み目の数とします。また【ミサンガの太さ≒縦糸の本数】ですが、縦糸は【マス目の数より1本、多い】と覚えておきましょう。
あとはマス目を塗りつぶして、漢字やアルファベットを描いていきます。複雑な漢字を入れるのは難しいですが、画数の少ない漢字やシンプルな構造の漢字(例:漢数字や「平和」、「元気」など)なら編み込める範囲ですよ。
図案を描く時のポイントは、遠くから図を見たり、時間をおいたりして確認することです。色も糸3色なら同じ3色で描いて、完成図をイメージしやすい図案にするよう心掛けましょう。ちなみにマス目は細かい方が、なめらかに仕上がります。
最初は曲線の表現や縦の長さと横の長さのバランスなど、難しい部分もありますが、上手に作るためには図案が重要です。がんばって丁寧に描きましょう。
#ビーズステッチ#ハンドメイド
— Metal-Beader Kubota(久保っちゃん) (@zasshokusei) May 16, 2018
新作のアクセサリー完成~( ´∀`):heart:#函館 はこれから薔薇が咲き始めますので、それに先がけて薔薇のブレスレットを作りました(^o^)
偶数目の #ペヨーテステッチ 。
手書きですが、#図案 欲しい方はご自由にお使い下さい。 pic.twitter.com/KKbpbB50Fw
文字入りミサンガ編み方
いよいよ手作りミサンガに、アルファベットなどを織り込むための編み方に進みます。ミサンガを編む時の考え方は、「背景に文字を書く(編む)」なので、背景用の編み方と文字部分用の編み方が必要です。またミサンガは左から右、右から左へと交互に編むものです。なので背景用・文字部分用それぞれに、左から右・右から左への編み方が存在します。
文字入りミサンガ編み方⓵背景・左→右
まずは背景を、左から右に編む時の作り方です。ここでは「逆4の字編み」が使われます。動画『ミサンガの作り方:結び方 逆4字+逆4字』を見ながら、一緒に実践してみましょう。動画では背景用が左(クリーム色)、文字用が右(赤)となっています。