鯉の寿命は?鯉の種類別の寿命と鯉のおすすめレシピ3選

鯉の寿命は?鯉の種類別の寿命と鯉のおすすめレシピ3選

みなさんにとって鯉はとても身近な魚ではないでしょうか。日本のいたるところで見かけますが、鯉の寿命や種類をご存知ですか?鯉は長生きの象徴とは言いますが、実際にどのくらい生きるのでしょう。今回は長寿にあやかった鯉のおすすめレシピも紹介します。

記事の目次

  1. 1.鯉の寿命は?鯉の種類別の寿命と鯉のおすすめレシピ3選
  2. 2.【鏡鯉の寿命】鏡鯉の平均寿命は20年
  3. 3.【ヒレナガニシキゴイの寿命】ヒレナガニシキゴイの平均寿命は20年
  4. 4.【パーカーホの寿命】世界最大の鯉「パーカーホ」の平均寿命は20年
  5. 5.【錦鯉の寿命】錦鯉の平均寿命は30年
  6. 6.【マハシールの寿命】野生に棲む鯉「マハシール」の平均寿命は不明
  7. 7.【最長寿命】世界最長の錦鯉「花子」の寿命は226年
  8. 8.【他の魚の寿命】鯉の寿命を他の魚と比較
  9. 9.【池の鯉の寿命】池で鯉を飼育した時の平均寿命は70年
  10. 10.【水槽の鯉の寿命】水槽で鯉を飼育した時の平均寿命は20年
  11. 11.鯉の年齢の調べ方
  12. 12.最大サイズの鯉
  13. 13.錦鯉を長生きさせるために注意するポイント
  14. 14.錦鯉が好きな環境
  15. 15.錦鯉の飼育方法
  16. 16.長寿にあやかりたい!鯉料理のおすすめレシピ
  17. 17.愛らしい錦鯉の姿が楽しめる!全国のおすすめ錦鯉スポット
  18. 18.鯉の寿命は?鯉の種類別の寿命と鯉のおすすめレシピ 3選のまとめ

出典:写真AC

1935年に発表されたイギリスの動物雑誌には、鱗や耳石などから調べた魚の最高年齢が報告されています。

【魚の種類】最高齢

【なまず】60年
【ヨーロッパうなぎ】55年
【アメリカうなぎ】50年
【鯉】47年
【チョウザメ】46年
【真鯛】15年
【真鰯】5~6年
※イギリスの動物雑誌調べ

その報告の一例をあげてみますと、なまず60年が最高齢で、ヨーロッパうなぎ55年、アメリカうなぎ50年、鯉47年、チョウザメ46年、真鯛15年、真鰯5〜6年となっています。

魚類のなかでも、「なまず」や「うなぎ」、そして「鯉」は長寿で有名。

なまずだと50〜60年生きる例も多く、鯉の場合は日本の岐阜県東白川村で226歳まで生きた花子が存在します。

【池の鯉の寿命】池で鯉を飼育した時の平均寿命は70年

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鯉の平均寿命は20年ですが、ストレスフリーの池で育てれば70年以上と長生きさせることができます。

長生きさせたいなら、水槽より池での飼育がおすすめ。広々と泳ぎ回ることができれば鯉にストレスがかからず、平均より長生きさせることができます。

【水槽の鯉の寿命】水槽で鯉を飼育した時の平均寿命は20年

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鯉を水槽で飼育したときの平均寿命は20年前後です。

より長生きさせるためには水槽より池の方がベター。

鯉を愛し長生きしてほしいなら、できれば池での飼育を視野に入れましょう。

鯉の年齢の調べ方

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鯉の年齢は、鱗、耳石、ひれすじ、背骨にある年輪から探ります。

この鱗の年輪で鯉の年齢を調べるやり方は、300年前からおこなわれていたそうです。

ただ、鱗の年輪から年齢を調べられるのは四季により水温変化のある温帯魚だけ、しかも成長がさかんな若いときだけです。

一般的に長寿の魚というのは大きく育つ傾向にあり、また活発に動き回るよりじっと静かにいる魚の方が長寿です。

最大サイズの鯉

錦鯉はすくすく元気に長生きすると、体長1メートルくらいになるようです。

1年に1センチずつ伸びていき20年生きれば2メートルの計算になりますが、実はそこまでは伸びず途中で成長が止まります。

しかし、日本各地では時々、驚くほど大きな鯉が発見されています。

例えば、琵琶湖では長さ1.5メートル、重さ45キロの巨大な鯉が捕獲されました。

また、2017年には福岡県の筑後川で長さ1.2メートル重さ16.9キロの鯉が発見されています。

さらにさかのぼり1985年頃には愛媛県の肱川で長さ1.25メートルの真鯉が捕獲されたという記録もあります。

錦鯉を長生きさせるために注意するポイント

錦鯉をより大きくより美しく育てるためには錦鯉の健康をキープすることが第一です。

では錦鯉を健康的に育てるためのポイントをご説明いたします。

ポイント①エサを過剰に与えない

錦鯉は食欲旺盛で生命力豊かな魚。水面に顔を出しエサをねだる様子が可愛くて、どんどんエサを与えてしまう方がいます。

ですが、エサの与えすぎは禁物。錦鯉が死んでしまうこともあるのです。

錦鯉には胃がなく、口から入れた食べ物はすべて腸に送られる仕組みです。腸の動きは水温により左右されるので、夏はよく食べ消化できても冬はあまり食べなくなり消化もあまりできません。

とくに水温20度以下になると腸機能が低下します。そんなときにエサを与えすぎると食べきれないエサが水を汚してしまい、最悪の場合は内臓障害を起こして死に至ります。

錦鯉は2週間ほどエサを与えなくても死なないのですが、逆にエサを与えすぎると死ぬことがあります。

ポイント②水温に気を付ける

錦鯉を飼うにあたり、一番気をつけたいのが水温と水質。錦鯉は水温・水質の急激な変化に弱い生物です。

昼と夜の温度差が大きいのはNGなので、水槽ならなるべく温度差のないところに置きヒーターで管理するのがよいでしょう。

池の場合は水槽のような管理が難しいので、事前に温度差などをきちんとチェックしてから放流しましょう。

水質も急激な変化は禁物で、たとえばペットショップから購入後すぐに袋からドバッと別の水に入れ替えてはいけません。

ただしペットショップで購入したままの水は病原菌が混入していることもあり、そのまま使うのはおすすめできません。

まず新しい容器に購入時の水とカルキ抜きした水を混ぜ入れたところに数時間錦鯉を入れます。

その後、カルキ抜きした水を入れた水槽に移してあげるとスムーズです。水を替えるときも、3分の1くらいずつ入れ替えるなどの工夫をしてください。

錦鯉は比較的水質の悪い川などでも生育できる強い生物ですが、急激な変化が苦手なので注意しましょう。

ポイント③病気に気を付ける

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錦鯉が好きな環境

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