神社とお寺の違いって?見分けるポイント・御朱印情報もご紹介

神社とお寺の違いって?見分けるポイント・御朱印情報もご紹介

お参りというと、みなさんは神社を思い浮かべますか?それともお寺?このように、神社とお寺は一緒に思い起こされることが多いもの。でも詳しく説明となるとどうも口ごもってしまう人が多いものです。そこで神社とお寺の違いを見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.神社とお寺は宗教が違う
  2. 2.神社とお寺を簡単に見分けるポイント
  3. 3.御朱印はお寺から始まった!
  4. 4.違いを正しく理解して参拝しよう!

御朱印はありがたいもの…くらいにしか思っていないかもしれませんが、元々はお寺へ写経を納めた証として頂いていた印が起源とされています。

今は写経から初穂料に形態を変え、納めた証として御朱印をいただいてきますよね。神社やお寺の名称、日付が手書きで美しく書かれ、印を押してもらえます。参拝の証ですね。

御朱印は信仰の証。亡くなると棺に御朱印帳を入れる風習もあります。生前の信仰の証とともに故人は旅立つということですね。

お寺の御朱印

御朱印の起源がお寺にあったことからも、お寺の御朱印は歴史が古いです。また、神社に比べ、押印の数が多く、日付が書かれないものがあるのも特徴です。お寺の御朱印に書かれる文字は梵字の墨書きが多いのもお寺ならではですね。

寺院特有で共通の朱印があり、「三宝印」や「御宝印」といった押印も多く見受けられます。

*三宝印
仏教の形を印に表していて、「仏法僧宝」の4文字が彫られた御朱印。
*御宝印
経典の梵字(経典の文字)が彫られた印

神社の御朱印

お寺の御朱印に比べ歴史は浅く、明治以降と言われています。御詠歌(五・七・五・七・七の和歌)の御朱印がないのも特徴的です。しかし、日付を入れてくれる神社がほとんどなので、読み返すと特にその時のことが思い出されるのではないでしょうか。

また、お寺ほど同一境内で頂ける御朱印の数も多くないことも特徴として挙げられます。

御朱印集めがブームの今、よりたくさんの御朱印を求めて各地へ赴く人が増えています。集める楽しみ、行く先々の神社仏閣の歴史に触れられる旅をするためにも、お気に入りの御朱印帳を携え、マナーを守って参拝しましょう。

◆御朱印集めをする際はこちらでマナーもチェック!

御朱印帳のサイズは?起源やマナーも知っておこう | Lovely[ラブリー]のイメージ
御朱印帳のサイズは?起源やマナーも知っておこう | Lovely[ラブリー]
神社巡りをするなら御朱印帳をもって御朱印をいただいて回るのもひとつの楽しみですよね。みなさんは御朱印帳について詳細にご存知でしょうか?今回は御朱印の起源から御朱印帳のサイズやおすすめのものについてご紹介していきます。長く使うものですからお気に入りのものを見つけてみてくださいね。

違いを正しく理解して参拝しよう!

御朱印集めは、ただの収集マニアの趣味とは一線を画していることがおわかりいただけましたか?神社の御朱印、お寺の御朱印にはそれぞれの特徴があり、古い歴史の元現在の御朱印へと様変わりしてきています。

昔はお寺でしか頂けなかったものが今では神社でも頂けるようになり、いつのまにかブームになっていますね。旅行会社では御朱印ツアーまで組んでいる人気ぶりです。

あなたも御朱印をいただくときは、信仰心を持って参拝してきてくださいね。みなさんに幸せが訪れますように。

ひいらぎ
ライター

ひいらぎ

いろんなことを知って、いろんな出会いがあって。反省はしても後悔はしたくない。自分の選んだ道なんだもの。一歩、また一歩、一緒に前へ進みましょう。

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